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渋谷散策(3):松濤美術館/鍋島松濤公園/シェ松尾/戸栗美術館/奥渋谷

前回の渋谷散策(2)では、神泉駅まで歩きその近辺を散策しました。

今回は神泉駅から渋谷の高級住宅街である松濤(しょうとう)地区に入っていきます。


(松濤美術館)

まず、中世ヨーロッパのお城のような感じの「松濤美術館」に行きます。
松濤美術館1  松濤美術館2


この松濤美術館は、白井晟一(しらい せいいち)氏の設計によるものです。

白井晟一氏は、港区飯倉交差点にあるノアビルの設計者でもあります。
港区飯倉交差点 ノアビル


このノアビルは一度見たら忘れられないようなインパクトのあるビルですので、ご存知の読者も多いと思います。

細長い窓やアーチ状の入り口など、松濤美術館とノアビルは似ていますね。

白井晟一氏はベルリン大学哲学科で勉強し、哲学者のヤスパースらに師事しつつゴシック建築を学んだ人ですが、美術館の中もどことなく思索的・哲学的な雰囲気を醸し出しています。
松濤美術館 館内1  松濤美術館 館内2
(展示品以外の館内の撮影は許可されています)




(鍋島松濤公園)

次に近くの「鍋島松濤公園」に行きます。
鍋島松濤公園1  

松濤の名前の由来は、佐賀藩主であった鍋島家が、和歌山藩徳川家の下屋敷を手に入れ、明治9年に茶園を開いて「松濤(しょうとう)」の名で茶を売り出しましたことによります。

鍋島家は失業した旧藩士の働き口として茶園「松濤園」を創設しました。

その後、茶園が廃止され、多くの土地は宅地化され、高級住宅地として分譲されましたが、池のあった土地の一角が渋谷区立の「鍋島松濤公園」として活用されています。

池の水は昔は湧水と近くを流れていた三田用水を使っていたそうです。今でも僅かですが湧水が出ているとのことです。

公園の池には水車がありますが、かってはこの一帯で水車が動力として使われていたことを示すものと思われます。
鍋島松濤公園2


(ギャラリーTOM)

この鍋島松濤公園の近くには「ギャラリーTOM」という、盲人(視覚障害者)が彫刻に触って鑑賞できる場所として創設された小さな美術館があります。
松濤 ギャラリーTOM


階段が道から斜めに作られ、凝った意匠になっています。私が行った時は閉館中でしたので、訪れる際は事前に確かめたほうが良いと思います。


(戸栗美術館)

次に、下の写真のような高級住宅街を歩きながら、「戸栗(とぐり)美術館」に向かいます。
渋谷 松濤 高級住宅街1  渋谷 松濤 高級住宅街2


途中には、日本にフランス料理を広めた松尾幸造氏が、オーナーシェフとして開いた一軒家レストランの「シェ松尾」があります。
渋谷 松濤 シェ松尾


「戸栗美術館」は実業家であった戸栗亨が創設した私立の美術館で陶磁器を中心とする美術品を展示しています。
松濤 戸栗美術館


館内は撮影禁止ですので、写真はお見せできませんが、中には鍋島藩が鋳造したとされる大砲(カノン砲)が置かれています。学芸員の方に伺ったところ、創設者の戸栗亨氏がこの土地を購入したときからあったそうです。

これも、この松濤地区と鍋島藩の関係を示していて興味深い話だと思いました。


(奥渋)

戸栗美術館の道をさらに進むと、神山町東の交差点にでますが、このあたりは最近「奥渋(おくしぶ)」「奥渋谷(おくしぶや)」と言われるようになっています。
神山町 奥渋1  神山町 奥渋2


「奥渋」の近くには、今まで歩いてきた松濤地区、麻生財務大臣の邸宅がある神山地区、安倍総理大臣の邸宅がある富ヶ谷地区という高級住宅街があり、お洒落な雰囲気のカフェー・スイーツ店・ギャラリーなどが道沿いに多く点在しています。

次回は、この神山地区、富ヶ谷地区を散策します。

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プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして3年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

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