渋谷散策(2):マークシティー/神泉駅/東電OL殺人事件
- 2018/08/03
- 07:36
前回の渋谷散策(1)では、「二・二六事件慰霊像」まで歩きましたが、今回は京王井の頭線の神泉駅から散策してみます。
(渋谷マークシティー)
神泉駅は渋谷駅から近距離にありますので歩いてみます。
歩くと言っても、急な坂道を登らなければなりませんので、「渋谷マークシティー」のエスカレーターを利用して行きましょう。

実は、「渋谷マークシティー」は渋谷から道玄坂上までの「通路」として地元住民・買い物客・通勤者がよく利用しています。
朝の6:40から24:00まではエレベーターとエスカレーターが動いていますので、「通路」として利用できます。
エレベーターまたはエスカレーターを使って、4階の「道玄坂上」まで行きます。

☆☆☆
(道玄坂上の碑)
マークシティー4階を出て、道玄坂上に行くと右手にいくつかの碑が置かれています。

「道玄坂供養塔」「渋谷道玄坂」「与謝野晶子の短歌」の3つの碑です。
「渋谷道玄坂」の碑には『大和田太郎道玄が坂の傍に道玄庵を造って住んだ。それで、この坂を道玄坂という』と道玄坂の名前の由来が書かれています。
(神泉駅:弘法湯)
ここまで来ると神泉駅は徒歩数分の距離です。
道玄坂の通りを渡って、道玄坂上交番横の道を歩きます。道が分からなければ交番で聞いてもいいと思います。
神泉駅に行く手前に下の写真のような「弘法大師 右神泉湯道」と刻まれた、いかにも古そうな石碑が立っています。

かつてこのあたりには「弘法湯」という湯治場があり多くの人で賑わい、明治時代になると芸者衆が集まり、歓楽街となっていきました。
この石碑が立っているあたりは谷あいになっており、昔は湧き水が豊富だったことが想像できます。
(神泉駅:関東の駅百選認定駅)
柴又を歩く(1)で、「柴叉駅」が関東地方の特徴ある100の駅の一つとして認定されていると書きましたが、この「神泉駅」も同じく「関東の駅百選認定駅」となっています。

その認定理由は、「渋谷の繁華街の隣とは思えない静かでトンネルの合間の小駅」とのことですが、
確かに、トンネルの合間にある静かな駅となっています。

(東電OL殺人事件現場)
また、この神泉駅のそばには、20年ほど前の平成9年(1997年)、マスコミで話題になった「東電OL殺人事件」の殺人現場(喜寿荘)が当時のまま残っています。

この事件は、東京電力の幹部社員として働いていた被害女性が夜は娼婦をしており昼と夜で全く別の顔を持っていたこと、逮捕・有罪判決を受け刑務所に収監されていたネパール人が冤罪と認定され無罪判決を得たことなど、平成の社会史・裁判史に残るような特異な事件でした。
この事件は未だに犯人が捕まっていない未解決事件となっています。
次回は神泉駅から高級住宅街である松濤地区を散策します。
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(渋谷マークシティー)
神泉駅は渋谷駅から近距離にありますので歩いてみます。
歩くと言っても、急な坂道を登らなければなりませんので、「渋谷マークシティー」のエスカレーターを利用して行きましょう。

実は、「渋谷マークシティー」は渋谷から道玄坂上までの「通路」として地元住民・買い物客・通勤者がよく利用しています。
朝の6:40から24:00まではエレベーターとエスカレーターが動いていますので、「通路」として利用できます。
エレベーターまたはエスカレーターを使って、4階の「道玄坂上」まで行きます。

☆☆☆
(道玄坂上の碑)
マークシティー4階を出て、道玄坂上に行くと右手にいくつかの碑が置かれています。

「道玄坂供養塔」「渋谷道玄坂」「与謝野晶子の短歌」の3つの碑です。
「渋谷道玄坂」の碑には『大和田太郎道玄が坂の傍に道玄庵を造って住んだ。それで、この坂を道玄坂という』と道玄坂の名前の由来が書かれています。
(神泉駅:弘法湯)
ここまで来ると神泉駅は徒歩数分の距離です。
道玄坂の通りを渡って、道玄坂上交番横の道を歩きます。道が分からなければ交番で聞いてもいいと思います。
神泉駅に行く手前に下の写真のような「弘法大師 右神泉湯道」と刻まれた、いかにも古そうな石碑が立っています。

かつてこのあたりには「弘法湯」という湯治場があり多くの人で賑わい、明治時代になると芸者衆が集まり、歓楽街となっていきました。
この石碑が立っているあたりは谷あいになっており、昔は湧き水が豊富だったことが想像できます。
(神泉駅:関東の駅百選認定駅)
柴又を歩く(1)で、「柴叉駅」が関東地方の特徴ある100の駅の一つとして認定されていると書きましたが、この「神泉駅」も同じく「関東の駅百選認定駅」となっています。

その認定理由は、「渋谷の繁華街の隣とは思えない静かでトンネルの合間の小駅」とのことですが、
確かに、トンネルの合間にある静かな駅となっています。


(東電OL殺人事件現場)
また、この神泉駅のそばには、20年ほど前の平成9年(1997年)、マスコミで話題になった「東電OL殺人事件」の殺人現場(喜寿荘)が当時のまま残っています。

この事件は、東京電力の幹部社員として働いていた被害女性が夜は娼婦をしており昼と夜で全く別の顔を持っていたこと、逮捕・有罪判決を受け刑務所に収監されていたネパール人が冤罪と認定され無罪判決を得たことなど、平成の社会史・裁判史に残るような特異な事件でした。
この事件は未だに犯人が捕まっていない未解決事件となっています。
次回は神泉駅から高級住宅街である松濤地区を散策します。
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