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コウケンテツ、渡辺キャスターの自宅、松任谷由実の旧宅を探訪~世田谷区岡本散策(3):砧公園散策/砧大塚


世田谷区岡本と近隣の瀬田地区を探訪しながら、中村歌右衛門、B’z松本孝弘の自宅跡、松任谷由実の旧宅を探訪しました。

今回は、世田谷区岡本地区は農地が広がり自然豊かなエリアであることを見つつ、砧公園を散策し、コウケンテツ、渡辺キャスターの自宅、松任谷由実の旧宅を探訪します。

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また、「芸能人・著名人の自宅を探訪しながら世田谷区岡本散策シリーズ」(6回に渡り掲載)の番外編として、以下の4つの記事があります。


(2)「世田谷区岡本、岡本周辺にある「第六天」「第六天魔王」を祀った神社を探訪~世田谷区岡本散策番外編」


(4)「【用賀】東条英機の自殺未遂事件~用賀の芸能人・著名人の自宅を探訪~世田谷区岡本界策番外編」

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(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。

(※)その他のカテゴリとしては以下のものがあります(投資関係を除く)。



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X(旧ツイッター)でも配信しています。




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(農地が広がり、直売所があるエリア)


「ブーニンの自宅、仲代達也の自宅、前川清の自宅を探訪~世田谷区岡本散策(1)」で書いたように、世田谷区岡本(1~3丁目)には商店は非常に少なく、ほとんどが住宅と農地になっています。


下の写真は岡本にある農地。
農地1 岡本散策再訪3

農地2 岡本散策再訪3


このため、都心では見られないような農産物の直売所が点在しています。「ブーニンの自宅、仲代達也の自宅、前川清の自宅を探訪~世田谷区岡本散策(1)」で書いたように、岡本にはコンビニ兼スーパーが1つしかありませんので、岡本住民にとっては貴重な存在のようです。
直売所1 岡本散策再訪3

直売所2 岡本散策再訪3




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(ブドウ園)


ブドウ園もあり、
ブドウ園1 岡本散策再訪3


散策途中で、ブドウのもぎとり風景に出くわしました。
ぶどうもぎとり1 岡本散策再訪3

ぶどうもぎとり2 岡本散策再訪3




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(多くの野生生物が生息)


世田谷区岡本には静嘉堂文庫の広大な森林地域や
静嘉堂文庫緑地 岡本散策再訪3


緑の多い砧公園があり、
砧公園の緑 岡本散策再訪3


また、上述したように農地が広がっているので、野生生物が多く生息しています。


私も散策中にヘビを何度か見たことがあります。
ヘビ 岡本散策再訪3


また、砧公園内にある世田谷美術館に子タヌキが現れ、「美術館の中に入りたがって警備員さんを困らせたタヌキちゃん」として報道されたこともありました。下の写真は「世田谷美術館のHPから転載したその時の写真です。
世田谷美術館 子タヌキ 岡本散策再訪3
(出典:世田谷美術館)


丸子川(六郷用水)や岡本民家園の池では、子供たちが魚や川エビを採っていました。
ザリガニ採り




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(砧公園のちょっと知らない見どころ)


岡本地区の北側には広大な砧公園があり、
砧公園 全体図 岡本散策再訪3


この公園全体が「砧公園1丁目」という一つの住所を形成しています。
砧公園住所 岡本散策再訪3


戦時下では「防空緑地」として活用され、戦後は都営のゴルフ場でしたが、昭和32年(1957年)に起伏に富んだ地形をそのまま公園として一般に開放されました。


砧公園については他のサイトで詳しい情報を得ることがでるので、本記事では他サイトではあまり紹介されないような「ちょっと知らない見どころ」をご紹介していきたいと思います。




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(砧公園散策・ちょっと知らない見どころ①:アメダス)


砧公園の南端の中ほどの空地にアメダスが設置されています。
アメダス 岡本散策再訪3


東京23区内にあるその他のアメダスは練馬区石神井台、千代田区北の丸公園に設置されているようです。




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(砧公園散策・ちょっと知らない見どころ②:砧大塚と古道)


砧公園の南側に「砧大塚」という大きな塚があります。
砧大塚 岡本散策再訪3


最初に見た時は古墳の跡かと思ったのですが、説明版には「古墳ではなく、仏教の呪術を行った祭壇としてつくられたものらしく、もとの位置(東名高速の下)から約50メートル北に移設し復元した」と書かれています。
砧大塚 説明版 岡本散策再訪3





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【砧公園に残る古道】

また、「ふるさと 世田谷を語る 大蔵・鎌田・岡本・宇奈根・砧」(93ページ)によれば、「砧公園内の大塚古墳から三本杉へ抜ける旧道」と書かれています(注:同書には「砧大塚」ではなく「大塚古墳」と書かれています)。
砧大塚と旧道 岡本散策再訪3


下の写真は三本杉にある地蔵尊で、
地蔵尊 岡本散策再訪3


「三本杉へ抜ける旧道」は、同じく古道である登戸道(現在の世田谷道の元になった道)につながっています。
登戸道と旧道 現地写真 岡本散策再訪3


地図で示すと以下のようになります。
登戸道と旧道 地図 岡本散策再訪3
(出典:世田谷通りに置かれた地図を筆者が加工)


一つの地図で全体を示せないので、もう一つの地図も掲載します。
登戸道と旧道 地図2 岡本散策再訪3
(出典:環八通りに置かれた地図を筆者が加工)




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(古道は意外と残る)


「古道について(2)」で、ニューヨーク・マンハッタンの古道(ブロードウェイ)を例にとって、「古道は意外と残る」ことを書きました。


ゴルフ場、公園開発という工事が頻繁に行われたにもかかわらず「道」が残る事例を目にすると、まさに「古道は意外と残る」という感を強く持ちます。



下の写真は、ニューヨークの格子状の道路の中で、しぶとく残った古道(ブロードウェイ)。
古道 斜めに走るブロードウェイ


参考記事:大学内のキャンパスでしぶとく残った古道について書いた記事として、「東工大キャンパスを散策」があります。





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(砧公園散策・ちょっと知らない見どころ③:ゴルフ場の痕跡)


上で書いたように、砧公園は戦後の一時期、都営のゴルフ場として使われていました。


今でも、砧公園内を歩いていると、ゴルフ場のティーショットとして使われていたと思われる場所に出くわしたりします。


下のような場所は、ゴルフ好きの人でしたら思わずゴルフボールを打ちたくなるのではないでしょうか。
砧公園 ティーショット跡 岡本散策再訪3




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((砧公園散策・ちょっと知らない見どころ④:第六天の森)


岡本公園の公園の南側、東名高速道路の下あたりを見ると、下のように不自然な半円を描いた道路があります。
砧公園 不自然な半円 地図 岡本散策再訪3


現地の写真です。
砧公園 不自然な半円 現地 岡本散策再訪3


ここは「第六天の森」と言われてきた場所で、江戸時代から「第六天」という神様を祀っていた場所でした。


以前、第六天の森を伐採しようとしたところ作業員が怪我をする事故が多発したために、「第六天」を避け不自然な半円を描いた道になったそうです。


この「第六天」(「第六天魔王」とも言われています)を祀った神社は、岡本だけでなく、この近隣地域にもいくつかあるのですが、これについては別記事で詳しく書く予定です。

参考記事:日本の知の最高峰である東大でさえ怨霊を恐れ移動できない灯籠があることについて書いた記事として、「東大にもあった怨霊思想(散策):呪いの灯籠(蛇塚)」があります。

下の写真は、「たたり」を恐れて、東大構内に手付かずのまま残されている灯籠。
東大 灯籠1




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(コウケンテツの自宅)


同じく世田谷区岡本1丁目には、料理研究家でYou Tube(チャンネル登録者数は、11月9日現在で191万人)でも活躍しているコウケンテツの自宅があります(下の写真)。
コウケンテツ自宅1 岡本散策再訪3

コウケンテツ自宅2 岡本散策再訪3


自宅内には広いキッチンスタジオがあり撮影にもよく使われています(下の写真)。
コウケンテツのキッチン4 岡本散策3
(出典:YouTube「Koh Kentetsu Kitchen」)


入口には
コウケンテツ自宅 入口 岡本散策再訪3


「KOH SHIKII」と書かれた表札があります。「KOH」はコウケンテツの「KOH」でしょうが、「SHIKII」は不明です。
コウケンテツ 表札 岡本散策再訪3


参考記事:同じ料理研究家の平野レミ、和田明日香の自宅については、『【代々木上原】「平野レミ、和田明日香の自宅」と「平野レミ推薦のデニッシュ専門パン屋」』をご覧ください。

下の写真は、和田明日香の自宅の表札。
和田明日香の自宅 表札 平野レミ・和田明日香の自宅




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(渡邊キャスターの自宅)


岡本1丁目界隈には、テレビ朝日のニュースキャスターである渡辺宜嗣(わたなべ のりつぐ。下の写真)が住んでいます。
渡辺 宜嗣  テレビ朝日HP 岡本散策再訪3


その渡辺宜嗣の自宅です。
渡辺キャスター自宅1 岡本散策再訪3

渡辺キャスター自宅2 岡本散策再訪3


入口には
渡辺キャスター 入口 岡本散策再訪3


「渡邊」と書かれた表札がありました。テレビ朝日のHPには「渡辺」として紹介していますが、本名の姓は「渡邊」と思われます。
渡辺キャスター 表札 岡本散策再訪3


参考記事1:フリーアナウンサー(元フジテレビアナウンサー)のミタパンこと三田友梨佳の実家については「【日本橋】三田友梨佳の実家~花街・元吉原の名残~日本橋人形町2丁目・富沢町散策(1)」を参照ください。

参考記事2:フリーアナウンサー(元テレビ朝日アナウンサー)・小宮悦子の自宅については『「清水圭・香坂みゆき夫妻、小宮悦子の自宅」と「八雲氷川神社」を探訪しながら散策~八雲・東が丘・駒沢散策(2)』を参照ください。




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(松任谷由実の旧宅)


『「松任谷由実など芸能人・著名人の自宅」と「リゾートのような雰囲気の中で蕎麦を堪能」』
で書いたように、


世田谷区岡本1丁目には松任谷由実の自宅がありました(下の写真)。
松任谷由実の旧宅 岡本散策再訪3


松任谷由実の現在の自宅は岡本3丁目にありますが(下の写真)、
松任谷由実の自宅 ニシアンカフェ


松任谷夫妻はこの岡本の地との関りが深く、ご主人の松任谷正隆が近くの用賀に事務所を構えたり、岡本八幡神社の灯篭を寄贈したりしています。


松任谷由実と岡本のかかわりについては別記事(「世田谷区岡本から見た松任谷由実(ユーミン)研究~世田谷区岡本散策番外編」)で詳しく書く予定です。


(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。




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(旧住所表示の表札)

私は散策する場所に行くと旧住所表示の表札がないか探すのですが、世田谷区岡本にもありましたのでご紹介します。

岡本一丁目では2つ見つけました。どちらも丁目ができる以前の住所です(旧住所表示のため現在の場所を特定することは困難なことから全住所を開示しています)。
旧住所表示1 岡本散策3

旧住所表示2 岡本散策3


参考記事:この他に、旧住所表示の表札について書いた記事として、以下の記事があります。

(1)「區森大」の表札について書いた記事


(2)渋谷区が東京都(当時は「東京市」)に編入される以前の旧住所表示について書いた記事

(3)「區谷四」の表札について書いた記事

(4)目黒区に衾町(ふすままち)があった当時の旧住所表示について書いた記事

(5)「區並杉」の表札について書いた記事

(6)二子玉川にある旧住所表の表札について書いた記事

(7)川崎市二子新地にある旧住所表の表札について書いた記事

(8)砧町と書かれた表札

(9)成城散策で見つけた旧住所表示について書いた記事

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次回の記事からは、世田谷区岡本2、3丁目を散策しながら、芸能人・著名人の自宅を探訪します。


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プロフィール

カツQ

Author:カツQ

リタイアして8年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に東京散歩と株式投資で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。

東京散歩は健康維持も兼ねながら、歴史や地形・古道・暗渠を通して見た街角散をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。

X(旧ツイッター)にも投稿しています。X(旧ツイッター)のリンク先は、https://twitter.com/QQkatsu525

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