世良公則の自宅、薬丸裕英の自宅を探訪~成城4,5,6丁目~成城散策・新シリーズ(9):石川秀美の自宅/猪俣庭園/幽篁堂庭園/パークコート二子玉川/ハズキルーペ・松村謙三会長の自宅
- 2023/09/06
- 06:32
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成城4,5,6丁目を散策しながら、山田洋二、所ジョージ、石原裕次郎の自宅を探訪しました。
今回は、この界隈を引き続き散策しながら、世良公則の自宅、薬丸裕英・石川秀美夫妻の自宅を探訪します。
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世田谷区成城散策については、4回にわたって掲載した「芸能人・文士の自宅を探訪しながら成城学園散策シリーズ」がありますが、
本記事を含む「成城散策再訪シリーズ」では、新たに得た情報を加味しながら成城を再訪します。
成城は1丁目~9丁目までの広い区域にまたがりますので、以下のような3つのサブシリーズに分けて散策します。
(1)「プロローグ:成城概観」
(2)「芸能人・著名人の自宅を探訪しながら成城1,2,3丁目散策サブシリーズ」(3回にわたり掲載)
(3)「芸能人・著名人の自宅を探訪しながら成城4,5,6丁目散策サブシリーズ」(6回にわたり掲載)
(5)番外編:「喜多見が主流で成城は傍流」
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(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
(※)その他のカテゴリとしては以下のものがあります(投資関係を除く)。
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(猪俣庭園①)
成城5丁目にある「猪俣庭園」に行ってみます(世田谷区成城5丁目12-19)。
「恵俊彰の自宅、辺見マリの自宅、大江健三郎の自宅を探訪~成城3,4,5丁目~成城散策・新シリーズ(6)」でご紹介した「旧山田住宅」と同じく無料で見学できます。
建物は、近代的な寄木造りを研究し、シンプルな美を求めた吉田五十八(よしだ いそや)が設計したものです。
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(猪俣庭園②:室内と庭園)
室内と
室内から見た庭園です。
中にはボランティアガイドの方がいて親切に説明してくださいました。
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(猪俣庭園③:吉田五十八と不二迎賓館)
室内にはこの邸宅を設計した吉田五十八(よしだ いそや)の展示コーナーがあります。
外務省飯倉公館、岸信介邸などを吉田五十八が設計したとの説明があります。
興味深かったのは、「不二迎賓館」(現存せず)を吉田五十八が設計したと書かれていたことでした。
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(猪俣庭園④:幽篁堂庭園とパークコート二子玉川)
成城から二子玉川に話がそれますが、二子玉川を散策中に多くの骨董が置かれた不思議な空間(庭園)があり関心を持った場所なので、本記事で書いてみたいと思います。
世田谷区教育委員会による「幽篁堂庭園」の調査報告書(世田谷区文化財調査報告集―12-)によれば、
「不二迎賓館」は世田谷区玉川4丁目にあった豪邸で、現在は「パークコート二子玉川」という高級マンションになっています(下の写真。世田谷区玉川4-39)。
この「不二迎賓館」のあった場所に、骨董屋を営んでいた本山豐實氏が昭和初期に田圃地を借り上げ築造した「幽篁堂庭園(ゆうこうどうていえん)」があり、数度に渡り持ち主が変わっています。
そのうちの一人が「不二迎賓館」を所有した「不二サッシ(株)」でした。
ちなみに「篁」とは珍しい字なので、調べたところ
音読みが「コウ」、訓読みが「たかむら・たけやぶ・たけ」で、
「幽篁(ゆうこう)」は「静かな竹藪。奥深い竹藪」の意味でした。
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上述した「世田谷区調査報告集」に掲載されている「不二迎賓館」の写真です。
(出典:世田谷区文化財調査報告集―12- 古建築緊急調査報告その6 幽篁堂庭園)
マンションの回りの遊歩道は公開空地となっていて、「幽篁堂庭園」(ゆうこうどうていえん)となっています。
この緑豊かなこの公共空間(幽篁堂庭園)には、様々な骨董(石造物)が置かれていて
マンションロビー内にも骨董品が置かれています。
持ち主が数度にわたって変わりましたが、「幽篁堂庭園(ゆうこうどうていえん)」の名称と(一部の)骨董品は受け継がれてきたようです。
この「幽篁堂庭園」については、別の機会に詳しく書く予定です。
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(世良公則の自宅)
さて、成城4~6丁目に住んでいる芸能人・著名人の自宅探訪に戻ります。
この界隈には、ロックミュージシャン・世良公則の自宅があります(下の写真)。
下の写真は横からのアングルで撮影したもの。現在はこの空き地(駐車場)だった場所に家が建っているので、この光景は見ることができません。
入口には
「世良」と書かれた表札がありました。
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(薬丸裕英・石川秀美夫妻の自宅)
同じくこの界隈には、薬丸裕英・石川秀美夫妻の自宅があります。
この薬丸裕英・石川秀美夫妻の自宅は、広い通りの角地に立つ立派な邸宅です。
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(ハズキルーペ・松村謙三会長の自宅)
この界隈には、ハズキルーペを傘下に持つプリヴェ企業再生グループの代表取締役会長の松村謙三会長の自宅があります。
芸能人が多い成城では数少ない会社社長の自宅で、民家を挟んで「コの字型」の黒い壁の邸宅となっています。
報道記事(現代ビジネス)によれば、約220坪の敷地、総工費10億円の豪邸の由ですが、
三方を囲まれた民家との間でトラブルが発生し裁判沙汰になったこともある由です。
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次回の記事では、「成城4,5、6丁目散策~成城再訪サブシリーズ」の最終回として、引き続き散策しながら、芸能人の自宅を探訪します。
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