二子玉川からタクシーで乗り付ける隠れ家的蕎麦屋の名店:宇奈根 山中/世田谷宇奈根考古資料室/宇奈根唯一の信号機
- 2022/12/03
- 19:27
今回は世田谷の宇奈根にある隠れ家のような名店蕎麦屋「宇奈根 山中」のご紹介です(世田谷区宇奈根3-7-15)。
「世田谷の辺境地にある美味しいレストラン・カフェ」シリーズとしては、『「世田谷のはずれにある美味しいハンバーガー店」と「玉電砧線跡」』に続く第2弾となります。
世田谷区宇奈根は陸の孤島のような地区で、最寄り駅は二子玉川駅と成城学園前駅ですが、どちらも徒歩で30分程度もかかるような場所にあり、
「こんな辺鄙な場所にこんな名店があるのか!」と思わせる蕎麦屋です。
食事後は、めったに訪れない世田谷区の秘境・宇奈根地区を散策してみます。
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(「宇奈根 山中」までの道のり)
上で書いたように、宇奈根は陸の孤島のような場所にあるため、「宇奈根 山中」を訪れるお客はタクシーで乗り付けてくる人もいますが、
私たちは二子玉川駅から徒歩で行きました(二子玉川駅からバスまたは徒歩34分、成城学園前駅からバスまたは徒歩25分)。
散策途中で下の写真のような田園風景を見たり、
花の直売店があったりと東京23区内とは思えない光景を見ることができます。
後述しますが、「宇奈根 山中」近くにある信号機は宇奈根唯一の信号機だそうです(^^
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(宇奈根 山中)
宇奈根の住宅街の中にある「宇奈根 山中」の概観です。
お客さんの車がすでに2台駐車していました。
私たちは予約なしで行ったのですが、人気のあるお店なので、遠方から来て満席だという目に合わないために予約をしてから行った方が無難だと思います。
店先には蕎麦を挽く石臼が置かれていました。
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室内はカウンター席と
座敷席があります。
カウンター席に面する厨房には新鮮な野菜が置かれており、
ガラス越しには蕎麦打ちの部屋が見えます。
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私たちはメニューを見ながら昼限定ランチの2000円(税抜き)のかきあげと穴子にしました。
まず、サラダが運ばれてきました。
次に野菜三品と穴子の天ぷら、
同じく野菜三品とかきあげが運ばれてきました。
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調味料として「つゆ」「塩」「レモン」が用意されています。「つゆ」も美味しい「つゆ」でしたが、サラサラの塩も美味でした。
次に運ばれてきた蕎麦です。お店の方から「摩周の新そば」という説明ありました。
蕎麦の次には「お芋の丸揚げ」です。甘くておいしい芋でした。
最後にデザートとして「蕎麦がきの黒蜜がけ」がきましたが、食べるのに夢中になって写真を撮り忘れてしまいました(※)。
著作権の関係でこの記事には掲載できませんが「宇奈根 山中 蕎麦がきの黒蜜がけ」で検索すればこのデザートの写真を見ることができます。
雰囲気のいい室内で、美味しい天ぷらと蕎麦を堪能しました、遠方からでも多くのお客が訪れるのがよく分かります。
(※)【追記】
再度訪問し、デザートの「蕎麦がきの黒蜜がけ」の写真を撮りました。
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(宇奈根を散策①:宇奈根唯一の信号機)
食事後は、あまり訪れることのない宇奈根を散策してみましょう。
上で書いたように、「宇奈根 山中」の近くにある「宇奈根地区会館」前には宇奈根唯一といわれる信号機があります。
この信号機は21世紀に入ってから設置されたそうで、それまでは宇奈根には信号機がなかった由です。
この道路の遠くに信号機が見えるのですが(下の写真。望遠で撮影したもの)、調べるとこの遠くにある信号機の場所は喜多見地区の信号で宇奈根ではありません。
確かに宇奈根を散策していてもここ以外には信号機はありませんでした。
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(宇奈根を散策②:世田谷区宇奈根考古資料室)
この宇奈根唯一の信号機から多摩川方向に歩いていくと「世田谷宇奈根考古資料室」があります。
以前は室内の展示品を見学できたのですが、私が行った時には見学ができなくなっていました。
室内にいた担当の方に伺うと「人員が削減され残念ながら見学はできなくなった」そうです。
建物の前に置かれた土器だけを見て帰ることになりました。
(※)地域別(東京23区+近隣県)に分類した散策記事の一覧表として「【保存版】地域別(東京23区+近隣県)散策記事一覧」をご活用ください。
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次回の世田谷の辺境地にあるレストラン・カフェのご紹介記事は『「世田谷のはずれにある隠れた名喫茶」と「江戸の由来となった江戸氏の墓」』です。
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