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古谷一行、降谷建志・MEGUMI夫妻の自宅を探訪しながら散策(暗渠散策)~野沢→池尻大橋散策(1):子の神公園/駒繁神社/十手松/三代目駒繋之松

今回の「野沢→池尻大橋散策シリーズ」では、

「【野沢】芸能人の自宅を探訪しながら、碑文谷・柿の木坂・野沢を散策(6)」で訪れた「鶴ヶ久保公園」から世田谷区下馬を経て池尻大橋まで散策してみます。

古谷一行、降谷建志・MEGUMI夫妻などの芸能人・著名人の自宅を探訪しつつ、戦争遺構、史跡など興味深い見どころを見ていくシリーズとなります。


(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。

(※)地域別(東京23区+近隣県)に分類した散策記事の一覧表として「【保存版】地域別(東京23区+近隣県)散策記事一覧」をご活用ください。




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(鶴ヶ久保公園→蛇崩川:暗渠散歩)


野口五郎の自宅を探訪したこの記事で訪れた「鶴ヶ久保公園」(下の写真)から蛇崩川緑道方向に歩いていきます(世田谷区野沢2-4-6)。
鶴ヶ久保公園 野沢→池尻大橋1


「鶴ヶ久保公園」は蛇崩川(じゃくずれがわ)の源流の一つですので、坂を下るようにして歩いていくのですが、このあたりは宅地化されて川の痕跡はありません。

途中に、「芸術家が好んだ街~代田・代沢散策(1)」で書いた駒場線の鉄塔がこの付近を通っているのが見えます。
鉄塔 野沢→池尻大橋1




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蛇崩川緑道に着きました。
蛇崩川緑道1 野沢→池尻大橋1  蛇崩川緑道2 野沢→池尻大橋1


蛇崩川(じゃくずれがわ)は目黒川の支流で、世田谷区→目黒区を流れていた川でしたが、現在ではほとんどが暗渠化されています。

この付近には、石橋地蔵尊が置かれています(世田谷区下馬2-15-7)。
石橋地蔵 野沢→池尻大橋1


この石橋地蔵尊は、現在では、蛇崩川跡からやや離れた場所にありますが、「石橋」の名から、おそらく蛇崩川に架かっていた橋と関連する地蔵尊と思われます。




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(子の神公園)


蛇崩川の手前に世田谷区立の「子の神公園」(ねのかみこうえん)があります(世田谷区下馬4丁目10−5)。
子の神公園 野沢→池尻大橋1


「子の神」とは珍しい名前ですが、目黒区にあった碑文谷村の小字名で、以下の3つの説があるそうです。

十二支の「子」・・・ねずみを神の使いとする大国主(大黒様)を指す、

鬼門除けの子の方角(北)に祭られた神を指す、

③ 神代の根の国の神であり、農村では水の神とも考えられていた第六天を指す

いずれにしても、昔の地名が残された貴重な公園です。

また、この公園には次に訪れる駒繁神社参道にあった「十手松の子孫」が植えられています。
子の神公園 十手松の子孫 野沢→池尻大橋1


説明版によれば、十手の形をしたクロマツで地域のランドマーク的な存在でしたが、平成16年(2004年)に枯れてしまったそうです。
子の神公園 十手松の子孫 説明版 野沢→池尻大橋1
(出典:子の神公園に置かれている説明版)



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(駒繁神社)


この「子の神公園」の近くに「駒繁神社」(こまつなぎじんじゃ)があります(世田谷区下馬4丁目27−26)。

蛇崩川に架かった橋から高台にある神社に向かいます。
駒繋神社 野沢→池尻大橋1


伊勢神宮もそうですが、神社をお参りする際に、川を渡ることにより身を清める風習があったそうで、この駒繁神社が古い神社であることを窺わせます。

説明版には、天喜4年(1056年)源頼家、義家父子が奥州征伐の際にその武運を祈ったと書かれています。
駒繋神社 説明版 野沢→池尻大橋1




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同じく、その説明版には、源頼朝が愛馬葦毛(あしげ)を境内の松の木につないだことから「駒繋神社」と称するようになったと書かれています。

境内にその「三代目駒繋之松」の石碑があるのですが、肝心の松が見当たりません。
駒繋神社 松の石碑 野沢→池尻大橋1


宮司の方に伺ったところ、「三代目の松は枯れてしまい現在は境内に松は置かれていない。4代目の松が『子の神公園』に植えられていて、大きくなったら子の境内に植える予定である」とのことでした。




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(十手松のプレート)

また、高台にある旧参道脇に初代十手松があった場所に陶板のプレートが置かれています。
十手松のプレート1 野沢→池尻大橋1


神社との位置関係を示すと下のような場所にプレートが置かれています。
十手松のプレート 野沢→池尻大橋1




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(古谷一行の自宅)


このような世田谷区下馬界隈に、先日亡くなられた俳優の古谷一行の自宅があります。
古谷一行の自宅1 野沢→池尻大橋1  古谷一行の自宅2 野沢→池尻大橋1



(降谷建志・MEGUMI夫妻の自宅)


古谷一行の自宅の隣には、古谷一行の長男でミュージシャンの降谷建志(本名:古谷 建志 )と女優でタレントのMEGUMI夫妻の自宅があります。
降谷健志・MEGUMI夫妻の自宅 野沢→池尻大橋1


この自宅は父の古谷一行所有の物件を取り壊して建て替えた邸宅だそうで、

「FURUYA」と書かれた表札がありました。
降谷健志・MEGUMI夫妻の自宅 表札 野沢→池尻大橋1


夫の家族とは一緒に住みたくない若い女性が多い中で、MUGUMIは古谷一行夫妻とうまく付き合っていたようです。


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次回の記事では、風間杜夫の自宅を探訪したり、縄文中期の遺跡や太平洋戦争戦関連の碑が多く置かれている世田谷観音などを訪れます。


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プロフィール

カツQ

Author:カツQ

リタイアして8年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に東京散歩と株式投資で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。

東京散歩は健康維持も兼ねながら、歴史や地形・古道・暗渠を通して見た街角散をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。

X(旧ツイッター)にも投稿しています。X(旧ツイッター)のリンク先は、https://twitter.com/QQkatsu525

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