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【日本橋】「証券マンの聖地」と「レストラン・カフェ巡り」~日本橋兜町・日本橋茅場町散策(1):鎧橋/兜神社/日証館


日本橋散策の新たなサブシリーズとして、日本橋兜町・日本橋茅場町を散策してみます(一部、他の町を含む)。

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(参考:今までの日本橋散策記事)

日本橋散策については、今まで、以下のような7つのサブシリーズと1つの番外編を掲載してきました。

「日本橋堀留町・小舟町散策サブシリーズ」:江戸時代に大変賑わい、浅草寺の大提灯にその名を今でも残している「日本橋堀留町・小舟町」散策(3回にわたり掲載)、

「日本橋人形町二丁目・富沢町散策サブシリーズ」:花街や遊郭の名残を残す「日本橋人形町二丁目・富沢町」散策(3回にわたり掲載)

「日本橋蛎殻町サブシリーズ」:水天宮や、東京シティエアーターミナルがある「日本橋蛎殻町」散策(2回にわたり掲載)

「橋梁としての日本橋サブシリーズ」:橋としての日本橋を様々な視点から見た散策(3回にわたり掲載)

(番外編)「見どころの多い中央区新川散策シリーズ」:日本橋と比べると存在感の少ない新川地区ですが、散策すると多くの見どころを見つけることができる新川地区を散策した番外編(6回にわたり掲載)

「日本橋小伝馬町・浜町川跡・東日本橋散策サブシリーズ」:伝馬町牢屋敷跡、浜町川跡の暗渠散策、東日本橋界隈を散策(3回にわたり掲載)

「日本橋小網町・人形町1丁目を散策サブシリーズ」:人形町にあった「元吉原」に通じる橋である「親父橋跡」、西郷隆盛屋敷跡などを散策しながらレストラン・カフェ巡り(2回にわたり掲載)

「日本橋浜町→深川散策サブシリーズ」:日本橋浜町の散策と隅田川を渡って江東区深川を散策(3回にわたり掲載)




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(散策する地域)

今回散策する「日本橋兜町・茅場町」は、地下鉄・茅場町駅・昭和通り・八丁堀駅に囲まれる地域となります(緑色で囲まれたエリア)。
全体地図 兜町・茅場町散策1
(出典:日本橋都市観光マップを筆者が加工)




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(ASAHINA Gastronome (アサヒナ ガストロノーム)から出発)


まず、『【茅場町】ロブション系高級フレンチレストランで芸術的フレンチを堪能』でご紹介した「ASAHINA Gastronome (アサヒナ ガストロノーム)」から出発します(中央区日本橋小網町 11-9)。下の写真は、「アサヒナガストロノーム」の店内。
アサヒナガストロノームの店内 兜町・茅場町散策1


ここから「鎧橋」(よろいばし)に向かいますが、

途中には、「兜町界隈のイタリアンでランチ:ロットチェント(L’ottocento)」でご紹介したイタリアンレストラン「ロットチェント」があります。
ロットチェント 兜町・茅場町散策1


「兜橋」を渡った手前にある道脇に、「メイゾン鴻之巣創業の地」という中央区教育委員会の説明板があります。
メイゾン鴻之巣創業の地 解説板 兜町・茅場町散策1


明治43年(1910年)夏に開業したバーを兼ねた西洋料理店で、日本のカフェ・レストランの草分けとして開業し、

ここに、高村光太郎・武者小路実篤・永井荷風・谷崎潤一郎などの文化人が集まり、芸術談義を愉しんだそうです(下の写真は、この説明板にある「メイゾン鴻之巣」の拡大写真)。
メイゾン鴻之巣拡大写真 兜町・茅場町散策1




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(本ブログでご紹介した、この界隈のレストラン・カフェ)


この界隈のレストランとして、上の「(アサヒナ ガストロノーム)」「ロットチェンと」の他に以下のレストランの記事を書いたことがあります。

外観 桃乳舎記事


外観 ネキ記事  外観 イーズ記事


やよい軒茅場町店1 1906記事




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(鎧橋)


日本橋川にかかる「鎧橋」(よろいばし)です。向こうに「東京証券取引所」が見えます。
鎧橋 兜町・茅場町散策1


明治5年(1872年)にこの「兜橋」が架けられるまでは、「鎧の渡し」(よろいのわたし)がありました。

日本橋川で唯一の渡し場だったそうで、江戸時代とはいえ、江戸の中心地に渡し場があったとは驚きです。

下の写真は説明板にある「鎧の渡し」の拡大写真。
鎧の渡し 兜町・茅場町散策1




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(東京証券取引所)


「鎧橋」を渡ると「東京証券取引所」があります。
東京証券取引所 兜町・茅場町散策1


この「東京証券取引所」は平日の9:00~16:30まで無料で見学することができます。

見学の仕方・内容については、「日本の金融街を歩く(平成通り散策):東京証券取引所/銀行発祥の地」で詳しく書いたことがあります(下の写真は東京証券取引所内の様子)。
東京証券取引所 見学 兜町・茅場町散策1


東京証券取引所があることから、この界隈には証券会社が多いのですが、証券マンなど多くのサラリーマンが利用しているカジュアルなイタリアンレストラン「バンボリーナ」や
バンボリーナ 兜町・茅場町散策1


「うなぎのぼり」への期待から、証券マンがかつてひいきにした、うなぎ屋「松よし」跡については別の機会(『【茅場町・兜町】「兜町証券マン行きつけのサイコロステーキレストラン」と「スウェーデン発のクラフトビール」』)にご紹介します。
松よし創業の地 兜町・茅場町散策1




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(渋沢栄一住居跡:日証館)


「東京証券取引所」の見学は裏手の「西口」にあるのですが、

その近くに「日証館」というレトロな建物があります。
日証館 兜町・茅場町散策1


この「「日証館」は渋沢栄一邸跡に建てられた建物で、中に入ると大変レトロな雰囲気で、
日証館 内部1 兜町・茅場町散策1


渋沢栄一ゆかりの赤石などが置かれています。
日証館 内部2 兜町・茅場町散策1






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(兜神社)


「日証館」の横には「兜神社」(かぶとじんじゃ)があります。
兜神社 兜町・茅場町散策1


小さな神社ですが、証券界の守り神の神社で、「兜町」の地名の由来となっています。

年度初めの4月1日には証券マンが集い、商売繁盛を祈願します。

境内には「兜岩」と呼ばれる巨石があり、源頼家が東国鎮圧の際に願をかけたなど、武将にちなんださまざまな由緒が語り継がれています。
兜神社 巨石 兜町・茅場町散策1


また、「兜神社」のお守りは東京証券取引所で扱っているようです。証券界との強い繋がりを感じさせます。
兜神社お守り 兜町・茅場町散策1

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次回の記事では、銀行発祥の地などを散策してみます。


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プロフィール

カツQ

Author:カツQ

リタイアして8年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に東京散歩と株式投資で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。

東京散歩は健康維持も兼ねながら、歴史や地形・古道・暗渠を通して見た街角散をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。

X(旧ツイッター)にも投稿しています。X(旧ツイッター)のリンク先は、https://twitter.com/QQkatsu525

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