【人形町】「魚久本店で魚定食を満喫」と「人形町の歴史」:蛎殻町銀座
- 2022/03/20
- 00:18
今回は、人形町にある、京粕漬で有名な「魚久」の本店での魚定食のご紹介です(中央区日本橋人形町1-1-20)。
また、近くにある人形町の歴史を示すモニュメントを見てみます。
人形町界隈のレストラン・カフェとしては『【日本橋浜町】「ブルーノート運営のレストラン」と「明治観音堂」:セッション』に続く第14弾となります。
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(魚久本店)
日本橋人形町1丁目にある「魚久本店」の外観です。
店先にランチ定食の説明が置かれています。
また、隣には京粕漬の販売店があります。
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「魚久本店」のビルはフロアーごとに宴会場、寿司カウンターなどがありますが、私達は3階・テーブル席のフロアーに案内されました。
3階の店内の様子です。
私は「かれい 味噌漬け定食」(税込み 990円)を注文しました。
運ばれてきた「人形町 京粕漬 魚久」と書かれた湯呑です。
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厨房では炭火で魚を焼いています。
しばらくすると、注文した「かれい 味噌漬け定食」が運ばれてきました。
ご飯はおかわりができなす。
煮物も含め大変上品な味付けで、私はご飯のおかわりもしてランチを堪能しました。
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(「えっ! なぜ、ここに鯨が?」:近くにある人形町の歴史モニュメント)
この「魚久本店」の近くには人形町の歴史を示す重要なモニュメント、説明板があります。
一つは道路を隔てたところに置かれている「鯨のモニュメント」です。
「なぜ、ここに鯨が?」と驚きますが、
そこにある説明板には、
江戸時代にこの地には人形浄瑠璃の小屋が多くあり、それが人形町の地名の由来となったこと、その人形浄瑠璃の人形の絶妙な動きは弾力に富んだ鯨ヒゲでないとだせなかったことが書かれています。
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(蛎殻町銀座:歴史的にはここが本物の「銀座」)
また、「魚久本店」のある交差点の対面には、「蛎殻町銀座」の説明板があります。
説明板には、「江戸時代、現在の銀座に銀を取り扱う「銀座役所」があったが、不正があったため、現在の蛎殻町に銀座役所が引っ越してきた」と書かれています。
つまり、こちらの蛎殻町銀座の方が歴史的には正統性のある「銀座」であることになります。
日本全国には「●●銀座」と呼ばれる「銀座」が多くありますが、
日本橋では正統性のある「銀座」を敢えて使わず、全ての町名に「日本橋」を冠しているところに、日本橋住民の「日本橋」の地名への誇りと意気込みを感じます。
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(戸越銀座と銀座の赤レンガ)
なお、単に銀座のブランドを冠するだけの「凡百(ぼんびゃく)の○○銀座」とは異なり、
本家本元の銀座と歴史的な深い関わりのある「戸越銀座」(品川区)について書いた記事として「戸越銀座散策(1):安倍総理の訪問/銀座の赤レンガ」があります。
下の写真は、「戸越銀座」にある、銀座との歴史的な関りを示す「銀座の赤レンガ」。
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次回の中央区人形町のレストラン・カフェの記事は、「人形町でパリを味わう:シェ・アンドレ・ドゥ・サクレクール」です。
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