ガクト、ピエール瀧の自宅を探訪しながら散策~世田谷線の旅(5):ボロ市/世田谷代官屋敷/世田谷区立郷土資料館
- 2021/12/31
- 13:21
柴田恭兵の自宅を探訪しながら散策しました。
今回は、ガクトの旧宅、ピエール瀧の自宅を探訪しながら世田谷線の旅を続けます。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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(国士舘大学)
前回の記事で散策した松陰神社の隣には、吉田松陰の精神を範として創立された「国士舘大学」があります(世田谷区世田谷4-28-1。下の写真)。
私が学生の頃は、「国士舘」と聞くとバンカラで怖いイメージがあったのですが、今では女子大生も増え、柔らかいイメージになってきたようです。
国士舘大学には展望のいい学生食堂があるのですが、新型コロナのため学内の立ち入りはできませんでした。
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(ピエール瀧の自宅)
松陰神社前駅界隈には、ミュージシャンで、個性派俳優として活躍していたピエール瀧(本名:瀧 正則)の自宅があります。
不祥事により一時芸能活動を控えていましたが、最近徐々に活動を開始しているようです。いい演技をする俳優ですので復帰を期待しています。
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(世田谷駅)(世田谷区役所庁舎)
「松陰神社前駅」の次の駅「世田谷駅」に行ってみます。
「世田谷駅」近くには世田谷区役所がありますが、「世田谷区役所庁舎」は国立国会図書館本館・新館を設計した前川國男が設計したものです。
「世田谷線というローカル鉄道の途中駅という不便な場所に、世田谷区役所が何故あるのか」以前から疑問に思っていました。
後で訪れますが、「世田谷駅」近くには、江戸時代中期以来、世田谷領20か村の代官を務めた大場家の代官屋敷があったのですが、そのような歴史的経緯で世田谷区役所がこの地にあるのかもしれません(←確証はありません)。
なお、この世田谷区役所庁舎は昭和34年(1959年)に建てられ、23区内最古の区役所ではないかと思われます。
前川國男が設計した由緒ある建物ですが、区庁舎再整備工事によって取り壊されるようです。
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(ガクトの自宅:マンション丸ごと1棟の自宅)
「世田谷駅」界隈には、シンガーソングライターのガクトが自宅として使用していた地上4階建てのマンションがあります。マンション丸ごと1棟の自宅でした(下の写真)。
自宅として使用していた他、事務所やスタッフの住居としても使われていたそうです。
このマンションはすでに売却され、現在はマレーシアなど海外にガクトの豪邸があるようです。
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(ボロ市通り)
「世田谷駅」から「ボロ市通り」に行ってみます。
約700店の露店が並び、1日におよそ20万人もの人出で賑わうボロ市は12月(15日・16日)と1月(15日・16日)の年2回、2日間ずつ、代官屋敷を中心にしたこのボロ市通りで行われます。
ボロ市は、安土桃山時代にまで遡り、戦国時代には楽市として開催され、現在のボロ市につながる大変古い行事で、
当時の様子を世田谷区郷土資料館で見ることができます。
(出典:世田谷区郷土資料館)
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昨年(令和2年)及び今年(令和3年(2020年))のボロ市は新型コロナの感染拡大防止のために中止になりましので、一昨年のボロ市の様子の写真を掲載します。
代官餅が名物でこのボロ市の時だけ食することができます。
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(世田谷代官屋敷:大場家住宅)
この「ボロ市通り」には、「世田谷代官屋敷(大場家住宅)」があります。江戸時代中期の建築で、往時の面影を伝えています。
また、この「世田谷代官屋敷」は国の重要文化財に指定されています。
大場家は江戸時代中期から世田谷領20村の代官として領内を統治し、
この代官屋敷内には司法を行った白洲跡まであり(下の写真)、世田谷行政の中心地でした。
なお、この大場家は現在でも世田谷区内で影響力のある有力一族で、
世田谷地区の信用金庫である「世田谷信用金庫」の歴代理事長は大場家が就任していて、現在の理事長は大場家第16代当主の大場信秀氏です。(下の写真は「世田谷代官屋敷(大場家住宅)」の前にある世田谷信用金庫の本店)
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(世田谷区立郷土資料館)
この「世田谷代官屋敷」の横には「世田谷区立郷土資料館」があります。世田谷区役所と同じく、日本を代表する建築家・前川國男が設計した建物です(世田谷区世田谷1-29-18)。
この「世田谷区立郷土資料館」の展示品は撮影が許可されていて、本ブログでも随所で引用しています。
世田谷の歴史を紹介するビデオルーム(下の写真)などがある、大変充実した郷土資料館です。
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次回の記事でも、芸能人の自宅を探訪しながら世田谷線の旅を続けます。
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