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世田谷に住んでいるタヌキ~世田谷線の旅(3):世田谷のタヌキ/世田谷区立峰松緑地

前回前々回の記事で、三軒茶屋を散策しましたが、

今回からは世田谷線に乗って世田谷線各駅の周辺を散策してみたいと思います。

今回は、世田谷線の説明と世田谷に住んでいるタヌキの探訪をしてみます。




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(世田谷線の説明①:歴史)


三軒茶屋散策の後は、世田谷線に乗って各駅の界隈を訪れてみますが、その前に世田谷線についてご説明します。

『【世田谷線沿線】「雰囲気のいいフレンチレストラン」と「かわいらしい超ローカルな世田谷線」』で書いたように、世田谷線は三軒茶屋から下高井戸までの17分間を走っている2両編成の電車です。
各駅 世田谷線の旅3


下の写真は池尻大橋付近の目黒川沿いに置かれている「玉電(たまでん)」の説明版ですが、
玉電説明版 世田谷線の旅3


この説明版に書かれているように、玉電は多摩川の砂利を東京に運ぶことを目的に敷設された砂利運搬線で、その名残が現在の世田谷線として一部残っているものです。

また、下の写真は『駒沢公園】「森の中にいるようなレストラン」と「駒沢公園の周辺プチ散策」』でご紹介した、駒沢大学耕雲館にあるジオラマで、当時の玉電が再現されています。
玉電ジオラマ 世田谷線の旅3




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(世田谷線の説明②:乗車方法~多くは改札のない無人駅)


乗車方法ですが、車両には「入口専用のドア」と
入口 世田谷線の旅3


「出口専用のドア」があり、
出口 世田谷線の旅3


「入口専用のドア」から入って料金(一律料金)を支払い、「出口専用のドア」から出ます。
乗車方法 世田谷線の旅3


駅の改札は、「三軒茶屋駅」、「下高井戸駅」と「上町駅の三軒茶屋方面ホーム」の3つしかなく(多くの駅は改札のない無人駅)、

それ以外の駅では、都内のバスや都電と同じシステムで、乗車するときに直接支払うやりかたとなっています。




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(世田谷線の説明③:世田谷線沿線イラストマップ)


下の写真は「世田谷線沿線イラストマップ」です。
世田谷線沿線イラストマップ1 世田谷線の旅3


世田谷線は短い路線ですが、沿線には見どころが多いので一日券(下の写真)または東急電鉄のワンデーパスを使って各駅を乗り降りすると便利です。
一日券 世田谷線の旅3


線路には草が繁茂していてバッタなどの昆虫が多くみられます(^^
草が繁茂 世田谷線の旅3


各地の詳しい情報は、三軒茶屋駅前にある「観光案内所」で様々な資料が用意されています。
観光案内所1 世田谷線の旅3  観光案内所2 世田谷線の旅3




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(世田谷線の説明④:幸せの招き猫電車、SDGsトレイン)


別の記事(「豪徳寺を探訪~井伊直弼・死亡日の謎~世田谷線の旅(7)」)でご紹介しますが、沿線には招き猫で有名な豪徳寺があり、これにちなんで招き猫をデザインした「幸せの招き猫電車」(下の写真)を運行しています。
幸せの招き猫1 世田谷線の旅3


車内も招き猫のデザイン満載です(^^
幸せの招き猫2 世田谷線の旅3  幸せの招き猫3 世田谷線の旅3


「幸福の招き猫発発車時刻表」まで用意されています。
幸せの招き猫4 世田谷線の旅3




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また、世田谷線では平成31年(2019年)3月から運行や駅設備で利用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えました。

再生可能エネルギー由来100%の電力で電車を終日走らせる取り組みは日本初だそうです。

これにちなんで、「SDGs トレイン」も運行されています(SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です)。
SDGsトレイン 世田谷線の旅3




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(電車が自動車と同じように信号に従って走る踏切:若林駅)


三軒茶屋から2つ目の駅が「若林駅」です。
若林駅1 世田谷線の旅3


若林駅の横には環七があり、世田谷線は環七をまたいで走りますが(若林踏切)、赤信号の時は自動車を優先して世田谷線は止まっています。
若林踏切 世田谷線の旅3




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(タヌキの一家が住んでいる竹林:東京都は意外と自然が豊か)


上述した「世田谷線沿線イラストマップ」を見ると、若林駅の近くに「タヌキの一家が住んでいる竹林」という説明があります。
タヌキの一家 世田谷線の旅3


どこだろうと付近を探索したところ、線路沿いに「世田谷区立峰松緑地(ほうしょうりょくち)」という緑豊かな場所があり(下の写真)、
世田谷区立峰松緑地 世田谷線の旅3


ここが怪しいと思って、近所の方に伺ったところ、「タヌキはこの緑地内に住んでいて、暗くなると出てくる。よく見かけますよ」とお話ししていただけました。

「岡田准一などの芸能人の自宅界隈のカフェで秋のひと時(再訪)」で、ヘビを見たことを書きましたが(下の写真)、
ヘビ 世田谷線の旅3


世田谷区は自然が多く残されている地区で、今でもタヌキやヘビが住んでいます。




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(東京都は自然公園面積が全国2位)


話はそれますが、環境省のデータ(大分県がまとめたデータ)によれば、自然公園面積割合に関し、東京都は滋賀県に次いで全国で2番目の大きな割合を有しています。
東京都2位 世田谷線の旅3
              (出典:大分県)

滋賀県が大きいのは琵琶湖国定公園があるため、東京都が大きいのは多摩地区を有しているためと思われますが、それにしても東京都が全国2位とは意外な数字です。

東京は意外と自然が多いのです。

☆☆☆

次回の記事では、芸能人の自宅などを探訪しながら、引き続き世田谷線の旅をします。


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プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして8年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に東京散歩と株式投資で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、歴史や地形・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。

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