【日本橋】「にんべんが直営する和食レストラン」と「夏目漱石と中央区の意外な関係」:だし場はなれ/漱石の越後屋の碑/漱石「猫」上演の地 眞砂座跡/漱石名作舞台の碑
- 2021/09/01
- 04:05
今回は株式会社「にんべん」が直営するレストラン「だし場 はなれ」のご紹介です(中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 室町2 1F)。
日本橋のレストラン・カフェとしては、『「日本橋でパリのビストロを味わう」と「日本橋三越本店のパイプオルガン」』に続く第13弾となります。
また、食事後は通りの向かいにある日本橋三越本店の屋上に行き、夏目漱石と日本橋について調べてみます。
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(だし場 はなれ)
コレド室町2の1階にある「だし場 はなれ」の入り口です。
コレド室町1には、テイクアウト中心の「日本橋 だし場」があるのですが(イートインも可能)、「だし場 はなれ」は本格的なレストランとなっています。
室内の様子です。
私たちは、メニューを見ながら「だし炊き込み御膳」(鯛飯、税込み2040円)、「一汁三菜御膳」(1220円)、「だし椀御膳」(1020円)を注文しました。
なお、ご飯は無料で大盛りにできます。
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運ばれてきた「一汁三菜御膳」です。
この「一汁三菜御膳」では肉料理と魚料理を選べるのですが、和食風のハンバーグが珍しいので肉料理にしてみました。
同時に運ばれてきた「だし椀御膳」です。
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「だし椀御膳」も「つみれ汁」と「だし坦々スープ」のどちらかを選べるのですが、「ゆず香るみつせ鶏のつみれ汁」にしました。
テーブルには「かつお節」が置かれていて、
ご飯に醤油とともにかけて食べることができます。さすが「にんべん」のかつお節だけあり大変美味しくご飯をいただけます。
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「だし炊き込み御膳」は最初に三菜が運ばれてきて、
やや遅れての鯛飯が運ばれてきました。一合もある量たっぷりの鯛飯です。
鯛飯は熱々のだしをかけて楽しむこともできます。
最後に、汁物とデザート(パンナコッタ)が運ばれてきました。
「だし場」のホームページには『「「にんべん」が三百二十余年にわたって培ってきた"鰹節" "だしのうま味"を活かした料理の数々を提供いたします』と書かれていましたが、
だしのうま味を活かしたおいしい料理を楽しむことができました。
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(夏目漱石と中央区の意外な関係)
食事後は、通りの向かい側にある日本橋三越本店に行ってみます。
日本橋三越本店の1階中央ホールにある天女像とパイプオルガンについては『「日本橋でパリのビスオロを味わう」と「日本橋三越本店のパイプオルガン」』でご紹介したので、
今回は屋上に行ってみます。
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屋上庭園には、盆栽の街で有名な埼玉県さいたま市にある老舗盆栽店「清香園」があります。
680万円の盆栽がありました(^^
三井家(三越の前身)の守護神である三囲神社(みめくりじんじゃ)が鎮座しています。
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さらに、「三四郎」など夏目漱石の小説には日本橋三越本店の前身である「越後屋呉服店」はよく登場することから、三越本店の屋上には「漱石の越後屋」の碑が置かれています。
また、中央区には漱石関係の碑として、この他に2つの碑があります。
清洲橋西詰近くのマンション脇に、「漱石「猫」上演の地 眞砂座跡」の碑があり、
コレド日本橋アネックス広場には「漱石名作舞台の碑」があります。
漱石と中央区は意外なところで関係が深いのです。
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