「森山良子などの芸能人・著名人の自宅」と「湧水」を探訪~代々木八幡・初台・西原・大山散策(最終回):小木博明/林真理子/加藤勝信/高畑淳子/徳川山
- 2021/07/09
- 06:07
渋谷区初台を散策しながら、都心には珍しい湧水のある場所と社長の邸宅を探訪しました。
今回は、初台に隣接する渋谷区西原地区に行き湧水のある池や芸能人・著名人の自宅を探訪します。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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【追記】
この界隈に住む平野レミ・和田明日香の自宅については、『【代々木上原】「平野レミ、和田明日香の自宅」と「平野レミ推薦のデニッシュ専門パン屋」』をご覧ください・
(森山良子、小木博明の二世帯住宅)
前回の記事で歩いた渋谷区初台から同じく渋谷区の西原地区に入って行くと、
歌手の森山良子と娘婿であるお笑い芸人・おぎやはぎの小木博明(おぎ ひろあき)が住む自宅があります。
この家は二世帯住宅になっていて、別々の玄関に、「MORIYAMA」、「OGI」と書かれた表札がありました。
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(林真理子の自宅)
同じく西原地区には小説家・林真理子の自宅があります。
正面の壁にある装飾が大変お洒落です。
「林 HAYASHI」と書かれた表札がありました。
事務所と自宅を兼ねているようで、配偶者の方の名前も書かれていました。
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(加藤勝信官房長官の自宅)
西原には、加藤勝信官房長官の自宅もあります。政府の要職に就いているため仮設交番が設置されています。
この建物は加藤家が所有するマンションで、このマンションの一角が加藤官房長官の自宅となっています。1日24時間、仮設交番で守られているのでマンションの住人は安心でしょうね(^^
なお、加藤勝信は政治家・加藤六月の娘に婿入りし、加藤姓に改姓しました。
(高畑淳子の自宅)
また、この界隈には女優・高畑淳子の自宅もあります。
玄関とインターフォンが別々になっているので、おそらく長男の高畑裕太との二世帯住宅と思われます。
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(西原小学校:吉永小百合が卒業した小学校)
西原地区にある「渋谷区立西原小学校」は吉永小百合の通った小学校ですが(下の写真)、
西原小学校の校歌の一節は
「みなもと清き渋谷川 細くはあれど一筋に
つらぬき進めば末遂に 海にもいたるぞ事々に
精魂かたむけ 当たらん我らも」
であり、このあたり一帯に渋谷川の支流が流れていたことをうかがわせます。
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(東京は「山岳地帯」)
本ブログでは、東京の山の手地域(武蔵野台地の地域)は「山岳地帯」と考えた方がしっくりするとたびたび書いてきました(「山手線で最も標高の高い地点を探索~新宿駅構内を散策(1)」など)。
西原地区はまさに「東京の山岳地帯」と言ってもいい地域で、多くの坂や階段があり、
下の写真のような急峻な坂や階段を上り下りしなければなりません(下の写真)。
つまりこのあたりの地形は数多くの沢が削った谷があり、渋谷川水系の支流が流れ、
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かつて初台から西原にかけての一帯は水田地帯で「底なし田んぼ」と呼ばれ、水田に入るには田下駄(たげた:水田での農作業に使う専用の履物。下の写真)が必要であったほどだったそうです。
(出典:Wikipedia)
本「代々木八幡・初台・西原・大山散策シリーズ」の第1回目の記事である「代々木八幡宮を探訪~代々木八幡・初台・西原・大山散策(1)」で書いた代々木八幡生まれの平岩弓枝は、
渋谷区が発行している「渋谷区ニュース」のインタビューで「私が生まれた頃は畑ばっかりでした」と答えています。
現在の高級住宅街からは想像し難い光景が、大正時代末頃までにはあったのです。
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(JICA、NITE敷地内の湧水池)
JICA東京(「国際協力機構 東京センター」。左の写真)とNITE(「ナイト(製品評価技術基盤機構)」。右の写真)のある広大な敷地は、
大正時代には森永製菓創業者の屋敷でしたが(ちなみに、安倍元総理夫人の昭恵夫人は森永製菓創業者の外曾孫娘になります)、今でも当時の池が残されています。
NITE(ナイト)の受付で許可を得て、その池の写真を撮らせていただきました。
これらの池では、東京都の1991年の調査で敷地内に一日40立方メートルほどの湧水が確認されたそうです。現在でもとうとうと水が流れていました。
この界隈の地図で、JICA東京(「国際協力機構 東京センター」)とNITE(「ナイト(製品評価技術基盤機構)」の位置を地図で示すと以下の通りです(代々木上原駅に置かれている地図を筆者が加工したもの)。
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(代々幡斎場)
この近隣には「代々幡斎場(よよはたさいじょう)」があります(渋谷区西原2丁目42−1)。
江戸時代から続く火葬場で、ここ付近は狼谷(大上谷の意味)と呼ばれ荼毘所があったことを起源としています。
(ユニクロ柳井正社長の邸宅)
「ユニクロ柳井社長の邸宅~イスラム教寺院~三田用水跡散策(2)」で詳しく書いたように、
西原地区に隣接して大山地区があり、この大山地区には地名の由来となった遊覧庭園「大山園」跡地に建てられたユニクロ柳井社長の豪邸があります(下の写真)。
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(徳川山)
「大山園」の後の所有者となったのが紀州徳川家第15代当主であり政治家・実業家でもあった徳川頼倫(とくがわよりみち)であったため、大山町は「徳川山」と呼ばれることもあります。
この地は徳川家とゆかりの深い地区であるため「徳川記念財団」、徳川家宗家の家もあります(下の写真)。
「徳川」と書かれた表札がありました。
渋谷区にある「大山町」はあまり知られた土地ではありませんが、知る人ぞ知る高級住宅街です。
参考記事:この界隈のレストラン記事として『「【代々木上原】「高級住宅街の中の隠れ家的レストラン」と「日本最大のイスラム寺院」:MON(モン)/東京ジャーミイ』があります。
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これで、「三田用水散策シリーズ」の番外編としてのシリーズである、「代々木八幡宮を探訪~代々木八幡・初台・西原・大山散策(1)」から3回にわたって掲載した「代々木八幡・初台・西原・大山散策シリーズ」を終了します。
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