岩下志麻の自宅を探訪しながら大岡山・北千束散策:篠田正浩・岩下志麻夫妻/ヒンメル/カンパネルラ/ショマッカー/イトキト
- 2021/06/04
- 07:05
今回は岩下志麻の自宅を探訪しながら、主として大岡山駅界隈の大田区エリア(大田区北千束)を散策します。
なお、大田区北千束界隈を散策した記事としては、「黒柳徹子(トットちゃん)の実家はどこにあった?」があります。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
☆☆☆
下の地図は、東急・大岡山駅前の交番脇にある地図を筆者が加工したものです。大岡山駅界隈は大田区と目黒区の区境になっているのですが、濃い灰色の部分が大田区エリア(大田区北千束)です。
★★★
★★★
(大岡山南口商店街:駄菓子屋と中古車自転車と古書店)
大岡山駅(下の写真)を出て左手の南側に行ってみます。
東工大(東京工業大学)の正門がありますが、東工大キャンパス散策については「東工大キャンパスを散策」で詳しく書きましたので、ご関心のある方はこの記事をご覧ください。
今回は、東工大には入らず、東工大脇の「大岡山南口商店街」を歩きます。
★★★
★★★
この道沿いには、「稲垣菓子店」という駄菓子屋があります(大田区北千束3-33-9)。
いつの時代も子供は駄菓子屋が好きで、店内では子供たちをよく見かけます。
さらに歩くと「ふるほん現代屋」があります(大田区北千束3-33-7)。
看板に「古本 中古自転車」と書かれているように、
古本と中古自転車を同時に扱っている珍しい店舗です(^^
★★★
★★★
(パンの激戦区①:大岡山駅の南側:ヒンメル/カンパネルラ)
大岡山はパンの激戦区で美味しいパン屋が沢山あるのですが、大岡山駅の南側には2つの美味しいパン屋があります。
一つは、ドイツパンの専門店「ヒンメル」で(大田区北千束3-28-4)、
ドイツで修業された方がパンを作っています。
☆☆☆ ☆☆☆
もう一つは、「カンパネルラ」で(大田区南千束3-4-9)、
菓子パン、総菜パン、本格的なハード系まで多くのパンを扱っています。
店内には入らずショーケースを見ながら店頭で購入します。
なお、ここの定休日は日・月・火ですので注意が必要です。私は定休日をチェックせず買いそびれたことが何度かあります。
★★★
★★★
(パンの激戦区②:大岡山駅の北側:ショマッカー/イトキト)
さらに、大岡山駅の北側に行くと、
同じくドイツパン専門店の「ショマッカー」で(大田区北千束1-59-10)、
上の「ヒンメル」と同じくドイツで修業された方がオーガニックにこだわったパンを作っています。
修業したドイツのパン店から暖簾分けされたそうです。
☆☆☆ ☆☆☆
さらに「イトキト」というパン屋もあります(大田区北千束1-54-10)。
食パン、菓子パン、クロワッサンなど様々なパンをそろえています。
暑い時期には「冷たいクリームパン」という冷えたパンも販売しています。
★★★
★★★
(大岡山北本通り商店街:古道沿いの商店街)
大岡山駅の北側に行くと、ここには2つの商店街があります。
一つは、大田区と目黒区の区境にある「大岡山北本通り商店街」で、
右側が大田区北千束、左側が目黒区大岡山となっています。
この2つの標識を拡大すると以下の通りです。
歴史的にはこの「大岡山北本通り商店街」の方が古い商店街だと思うのですが、次に述べる新興の「大岡山北口商店街」の方が現在では賑やかな商店街となっています。
上述したドイツパン専門店の「ショマッカー」はこの道沿いにあります。
★★★
★★★
(東京の山の手地域は「山岳地帯」)(大岡山舌状台地と坂)
この「大岡山北本通り商店街」のある区境の道は古道(鎌倉街道)で、東工大キャンパスのイチョウ並木道に続いていることについては「東工大キャンパスを散策」で詳しく書いたことがあります。
また、この古道は大岡山舌状台地の高台を通っている古道で、西側の目黒区エリアには呑川が流れているため(現在は暗渠化されて「呑川緑道」(下の写真)となっています)、
呑川(呑川緑道)に向かって、鉄飛坂(てっぴさか)、鶯坂など急峻な坂道が多くあります。
「山手線で最も標高の高い地点を探索~新宿駅構内を散策(1)」で、東京の山の手地域は「山岳地帯」であると考えた方がしっくりすると書いたことがありますが、
丘の高台と川のある低地を結ぶ急峻な坂を歩き、後述する川の源流(清水窪弁財天)を訪れたりしていると、まさに「山岳地帯」を歩いている感じがしてきます。
★★★
★★★
(大岡山北口商店街:最も賑やかな商店街)
大岡山駅の北側にあるもう一つの商店街は「大岡山北口商店街」で、大岡山では最も賑やかな商店街になります。
学生の街らしく、学生用のレストランや
電気店、不動産屋が立ち並んでいます。
★★★
★★★
(瀟洒な住宅街)
この商店街から一歩右に入ると、下の写真のような大きな邸宅のある瀟洒な住宅街が続きます。
(旧住居表示の表札)(旧大森区と旧蒲田区)
ここの住宅街で、「區森大」と書かれた旧住居表示の表札を掲げた家がありました。古くからある住宅街であることを物語っています。
(旧住居表示のため現在の場所を特定することは困難なことから全住所を開示しています)
現在の大田区は、昭和22年(1947年)に「大森区」と「蒲田区」が合併してできた区です(この詳しい経緯については「田園調布界隈を歩く(2)」をご覧ください)。
東京の山の手地域は「山岳地帯」であると考えた方がしっくりすると上で書きましたが、その観点からすると、
「旧蒲田区」は高低差の少ない下町地域、「旧大森区」は高低差の大きい山の手地域(山岳地帯)で、
大田区は「旧大森区」の山の手地域と「旧蒲田区」の下町地域が合併してできた区であると捉えることができます。
☆☆☆
参考記事:旧住居表示の表札について書いた記事として、以下の記事があります。
(1)渋谷区が東京府豊多摩郡であった頃の表札について書いた記事
(2)「區谷四」の表札について書いた記事
(3)「區森大」の表札について書いた記事
★★★
★★★
(清水窪弁財天)
また、この界隈には、「東京の名湧水57選」に選ばれている「清水窪弁財天」があります(大田区北千束1-26-5)。
湧水量が足りないため残念ながら水道水の補給、ポンプ循環が行われていますが、かつてこの界隈に多くあったと思われる川の源流(湧水地)を彷彿とさせる場所です。
この「清水窪弁財天」やここを源流とする清水窪流れ(現在は暗渠化)については、「洗足池の源流を探る(暗渠散歩)」で詳しく書きましたので、ご関心のある方はこの記事をご覧ください。
少し歩くと川の源流まで行くことができるのが東京散策の面白いところです。
★★★
★★★
(篠田正浩・岩下志麻夫妻の自宅)
このような大岡山・北千束界隈の地域に、女優・岩下志麻と夫で映画監督の篠田正浩夫妻の自宅があります。
玄関入口には「篠田 岩下」と書かれた表札がありました。
下の写真は岩下志麻の自宅を別の角度から撮ったものですが、
ここにも「篠田 岩下」と書かれた表札がありました。
また、著作権の関係でここでは掲載できませんが、女性週刊誌「女性自身」で「5月下旬、自宅近くの神社へ。信心深い様子で数分間手を合わせた。」との見出しで、
岩下志麻が洗足池のほとりに鎮座する千束八幡神社にお参りしている写真が掲載されたことがあります(下の写真は週刊誌の写真と同じアングルで撮影した千束八幡神社)。
なお、報道によれば、現在、岩下志麻は女優業を休業し夫の篠田正浩を介護しているそうです。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
★★★
★★★
┏○゙ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります┏○

