【茅場町】ロブション系高級フレンチレストランで芸術的フレンチを堪能:ASAHINA Gastronome (アサヒナ ガストロノーム)
- 2021/06/01
- 06:43
今回は、13年間にわたりロブショングループで料理長を歴任したシェフ・朝比奈悟が運営する高級フレンチ「アサヒナ ガストロノーム」のご紹介です。
食べログでも常に高い評価を得ているレストランです。
中央区茅場町のレストラン・カフェとしては、第3弾になりますが、茅場町のレストラン記事としては、今まで以下の2つの記事を書いたことがあります。
★★★
★★★
(立地、外観)
「アサヒナ ガストロノーム」は「東京証券取引所」の道路を挟んだ向かいに位置し、高級フレンチレストランとしては珍しい場所にあります(中央区日本橋兜町1-4 M-SQUAREビル 1F)。
私たちは、日曜日に行ったので、周辺は閑散とし、ひっそりと佇んでいました。
参考記事:日本の金融街の中心地である「東京証券取引所」は内部見学ができるのですが、詳しくは「日本の金融街を歩く(平成通り散策)」をご覧ください。
★★★
★★★
(室内、テーブルセッティング)
30席ほどしかない室内です。
席数が少ないので、事前の予約なしでは入店できません。
テーブルには光沢のあるテーブルクロスが敷かれ、下の写真のようなセッティングとなっていました。
お皿の上に置かれている厚紙は当日のランチのコースメニューです(税別1万円、サービス料(10%)は別途)。フィンガーフードから始まり9種類のメニューが書かれています。
カトラリーは綺麗なクリストフルでした。
★★★
★★★
(飲み物)
お店の方から飲み物の案内があったので、赤ワインとノンアルコールの炭酸入りぶどうジュースを注文しました。
お店の方から、赤ワインの好みを聞かれたので、「濃厚なフルボディのワインがいい」と言ったところ、下のようなボルドーの赤ワインを選んでくれました(グラスで2000円)。
ノンアルコールの炭酸入りぶどうジュースはシャンパーニューと同品種の葡萄が使われたノンアルコールのスパークリング・ロゼです(グラスで1600円)。
★★★
★★★
(フィンガーフード)
フィンガーフードは立体的なスタンドにきれいに置かれて運ばれてきました。
「柿と帆立のタルト」、「パルメザンチーズの塩サブレ」など様々なフィンガーフードが置かれており、お店の方が美味しく食べる順番を教えてくれました。
(第一の前菜:ズワイ蟹料理)
次にフランスパンとバターが運ばれてきました。
バターの上には「ASAHINA」の文字がプリントされています。
ガラス製のクロッシュ(ドームカバー)に覆われて「第一の前菜」が運ばれてきました。
クロッシュを外した「第一の前菜」です。
奥の緑色はタピオカを延ばしたもので、マスの卵を添えており、その下にはクスクスに挟まれたズワイ蟹です。
★★★
★★★
(第二の前菜)
次に鶏肉を主体とした「二番目の前菜」が運ばれてきました。
ごぼうのソース、トリュッフのソースが散りばめられています。緑色の葉は「ナスタチウム」を丸く切ったものだそうです。
★★★
★★★
(第一の主菜)
「第一の主菜」は魚料理です。
手前右は太刀魚に卵黄の塩漬けを削りかけもの。奥はアンディーブのキャラメリゼです。アンディーブはそのままだと苦いのでキャラメリゼにして甘みを出しているとの説明がありました。
★★★
★★★
(第二の主菜)
「第二の主菜」は肉料理です。
白トリュフをかけるかどうか聞かれたので、お店の方が白トリュフをかけました(3700円。この金額は1テーブル当たりなのか、削った重量なのか、その算出方法はよく分かりません)。
芳醇な香りの白トリュフをかけた黒毛和牛です。
★★★
★★★
(牛のコンソメスープ)
主菜が終わると、メニューには表示されていない「牛のコンソメスープ」が運ばれてきました。
(アヴァンデセール)
フランス語で「デザートの前」という意味の「アヴァンデセール」が運ばれてきました。
梨のアイスクリームに金木犀のシャーベットがかかっています。お腹いっぱいの胃がスッキリする「アヴァンデセール」で、お客のお腹具合を考えた趣向です。
★★★
★★★
(デザート)
デザートが運ばれてきました。
奥がオペラマロンです。オペラマロンの上にある金色のらせんの輪は飴細工との説明がありました。
メレンゲの中にはアイスクリームが入っています。
★★★
★★★
(コーヒーとミニャルディーズ)
最後にコーヒーと
ミニャルディーズ(小菓子)です。
コーヒーは濃いエクスプレッソか薄めのアメリカンにするかを選べますが、私たちは普通のレギュラーコーヒーにしました。レギュラーといってもフランス的なやや濃い目のコーヒーでした。
☆☆☆
3時間近くかかった、ひさびさの本格的なフランス料理で、芸術的で日本的な配慮に富んだフランス料理を楽しめました。
参考記事:本格的なフランス料理を堪能した記事としては以下の記事があります。
★★★
★★★
┏○゙ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります┏○゙

