平岩弓枝の自宅がある代々木八幡宮を探訪~代々木八幡・初台・西原・大山の暗渠散策(1):三村マサカズの自宅/平岩弓枝/訣別の碑
- 2021/05/28
- 05:46
今回は、「三田用水跡・暗渠散策シリーズ」の番外編として、渋谷区代々木八幡駅から大山まで散策してみます。
このエリアは、湧水や渋谷川水系の支流跡がある地形的に面白い地域で、また高級住宅街としても知られ、多くの資産家が住んでいるエリアです。
番外編である今回の「初台・西原・大山散策シリーズ」の第1回目は、初台にある代々木八幡宮を訪れ、小説家・平岩弓枝の自宅や戦争遺構を探訪します。
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(お知らせ:三村マサカズの自宅)
本題に入る前にお知らせです。
世田谷区深沢に住んでいる、お笑いタレント三村マサカズの自宅について追記したので、ご関心のある方は上の記事をご覧ください。
下の写真は世田谷区深沢にある三村マサカズの自宅。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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(代々木八幡駅から出発:旧住所表記の表札を発見)
小田急線・代々木八幡駅から出発します。
「渋谷散策(4):安倍総理邸宅/スイーツの激戦区/「春の小川」の碑」で、この代々木八幡駅界隈までは渋谷駅から散策したことがあります。
今回は、代々木八幡駅からさらに北方向に歩いていきます。地図で示すと下の写真の通りです(代々木八幡駅に置かれている地図を筆者が加工したもの)
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その前に、代々木八幡駅周辺を歩いていると、民間会社の敷地内に下のような旧住所表示の表札を掲げた碑がありました。
「代々幡町代々木富ヶ谷」と書かれています。「代々幡町」とは東京府豊多摩郡にかつてあった町で、当時は東京市に入っておらず、渋谷区も存在していなかった時代です。
この会社が代々置かれていた地の旧住所を残すためにこの碑を建てたものと思われます。
最終回の記事で書く予定ですが、江戸時代から続く渋谷区西原の「代々幡斎場」はこの旧地名を冠した斎場です。
東京の街歩きをしていて旧住所表示の表札を探すのも楽しみの一つです。
参考記事:旧住所表示の表札について書いた記事として、以下の記事があります。
(1)「區谷四」の表札について書いた記事
(2)「區森大」の表札について書いた記事
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(代々木八幡宮①:石器時代の復元住居/戦争遺構)
次回の記事で訪れる「初台支流暗渠」に行く途中の右手の高台に、「代々木八幡宮」があります(渋谷区代々木5丁目1−1)。
入口には、「境内内において石器時代の遺物が発見された」との説明版が置かれています。
境内に入ると、石器時代の住居の復元住居がありました。
また、明治42年(1909年)に、(現在の代々木公園にあった)陸軍練兵場の移転を惜しんだ地域住民が奉納した「訣別の碑」が置かれています。
当ブログでは今までも、残り少なくなってきている戦争遺構について書いてきましたが、この碑も戦争遺構の一つとして数えていいかと思います。
参考記事:陸軍境界石などの戦争遺構を扱った記事として、
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(代々木八幡宮②:平岩弓枝の自宅/安倍前首相の名前)
境内には、「御宿かわせみ」「はやぶさ新八御用長」などの小説や「肝っ玉母さん」などの脚本で知られる平岩弓枝の自宅があります。
平岩弓枝は、代々木八幡宮の一人娘として生まれ、同じく小説家である伊東昌輝と結婚しました。結婚後、夫の伊東昌輝は代々木八幡宮の神主になっています。
また、代々木八幡宮の氏子地域には、安倍晋三前首相の自宅がある富ヶ谷が含まれるのですが(『「【奥渋】「安倍前総理、小渕優子議員の自宅」と「チョコレートの名店」』を参照)、
父の安倍慎太郎、母の安倍洋子とともに安倍晋三前首相の名前が奉賛者名に書かれていました。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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次回の記事では、引き続き初台を散策しながら、都心には珍しい湧水のある場所と社長の邸宅を探訪します。
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