【青葉台・南平台】市川海老蔵など芸能人・著名人の自宅を探訪~三田用水跡・暗渠散策(5):市川海老蔵/樹木希林/本木雅弘・内田也哉子夫妻/三木武夫/美空ひばり
- 2021/05/10
- 08:17
目黒区青葉台の高台にある三田用水跡(暗渠)を散策しながら、石田純一・東尾理子夫妻など芸能人・著名人の自宅を探訪しました。
今回も引き続き、市川海老蔵など芸能人・著名人の自宅を探訪しながら、お洒落な街「代官山」を歩き、三田用水跡を散策します。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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前回の記事で歩いた三田用水跡(暗渠)の道路をしばらく行くと「西郷山公園」があります(目黒区青葉台2丁目10-28)。
「西郷山公園」は西郷隆盛の弟・西郷従道の邸宅跡につくられた公園ですが、邸宅にあった池や滝にこの三田用水の水が利用されていました。
(市川海老蔵の実家)
この「西郷山公園」の近くには市川海老蔵の実家(市川團十郎の自宅)があります(下の写真)。
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市川海老蔵の本名は「堀越 寶世(ほりこし たかとし)」、父・市川團十郎の本名は「堀越 夏雄(ほりこし なつお)」ですが、
その表札が掲げられています。
また、母親の名前は「希実子」ですが、その名前が勝手口の表札にありました。
【追記】
令和3年(2021年)6月の報道によれば、この家は売却され解体工事が始まったとのことです(報道では、土地は150坪あり、8億円で売却された由)。
(市川海老蔵の自宅)
市川海老蔵の実家から200メートルほどの場所に、市川海老蔵の自宅があります。
洋風の家ですが、市川海老蔵が受けた暴行事件の際にマスコミが詰めかけた場面がワイドショーなどで放映された有名な家です。
現在、市川海老蔵はマンション暮らしで、この家は空き家になっているようですが、
乳がんで亡くなった小林麻央と暮らしたこの家は売却する予定はないという報道記事が最近ありました(令和3年(2021年)4月21日付「スポーツニポン新聞社」)。
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(樹木希林・内田裕也夫妻の自宅)(本木雅弘・内田也哉子夫妻の自宅)
旧山手通りを渡ると渋谷区南平台になりますが、ここには樹木希林・内田裕也夫妻の自宅があります。
玄関入口には、「UCHIDA YUHYA,KEIKO KIKI KIRIN」と金文字で書かれた表札がありました。
樹木希林の戸籍名は「内田啓子」ですので、「KEIKO」は樹木希林の実名になります。
樹木希林と内田裕也は結婚後2年で別居状態になりましたが、表札を「UCHIDA YUHYA,KEIKO KIKI KIRIN」としているところに、樹木希林の内田裕也への思いが伝わってきます。
樹木希林の存命中は2世帯住宅でしたが、現在は、娘の内田也哉子(うちだ ややこ)・娘婿の本木雅弘夫妻と3人の子供の自宅となっています。
下の写真は、『「君が代発祥の地」で君が代を考察する(1)』でご紹介した横浜にある樹木希林の実家が経営していた「叶家」(昨年(2020年)9月に惜しまれつつ閉店しました)。
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(三木武夫の自宅)
また、この界隈には第66代内閣総理大臣の三木武夫の邸宅があります。昭和時代を思わせる古い建物です。
表札は「三木武夫」のままでした。
以前は「三木武夫記念館」として三木武夫の書や絵画が展示されていましたが、平成24年(2012年)に閉館になったため、現在は中に入ることはできません。
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(代官山散策①:美空ひばり記念館など)
渋谷区南平台から目黒区側に戻り、西郷山公園脇にある西郷橋を渡って代官山に向かいます。ここの旧山手通りは三田用水沿いにつくられた道路です。
途中の坂を下ったところには、美空ひばりの旧宅を一部公開した「美空ひばり記念館」があります(目黒区青葉台1丁目4−12)。
記念館では記念グッズを販売しており、
予約すれば記念館内に入館することができます。ほとんどのものが当時のまま残されているそうです。
記念館の隣の敷地には、美空ひばりの養子・加藤和也氏の「加藤」の標識がありました。
報道によれば、加藤氏の借金問題で美空ひばり記念館が売却されると報じられていましたが、現在はどうなっているのでしょうか。
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また、この旧山手通り沿いには、博物館と見間違うような「在日エジプト大使館」、
「世界の美しい本屋20選」に選ばれた「蔦屋書店」、
他とは違うオシャレな「ファミリーマート」があります。
なお、このファミリーマートは「蔦屋書店」に接続しています。
参考記事:
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(代官山散策②:代官山の史跡~旧朝倉家住宅)
このように、代官山は高級感あるオシャレな街ですが、史跡も豊富にあります。
まず、国の重要文化財に指定されている「旧朝倉家住宅」(渋谷区猿楽町29-20)、
この地区の有力者・浅草虎治郎の旧邸宅で、和風2階建ての建物と回遊式庭園が見事です。
この庭園には、水車小屋で使われていた石臼を使った庭石がありますが、これも三田用水の遺構です。
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この朝倉家は、現在は朝倉不動産のオーナーとしてヒルサイドテラスを運営していますが、
そのヒルサイドテラスの敷地内に、古墳時代の円墳「猿楽塚」と猿楽塚に朝倉家が建立した「猿楽神社」があります。
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(代官山散策③:代官山の史跡~目黒元富士跡)
また、「旧朝倉家住宅」の近くには、文久元年(1861年)に造立された「地蔵・道しるべ」、
その近くには、上目黒村の富士講の人々が築いた「目黒元富士跡」があります。
下の写真は、「めぐろ歴史資料館」に展示されている「目黒元富士」の絵。
(出典:めぐろ歴史資料館)
また、上目黒にある「上目黒氷川神社」に(目黒区大橋2丁目16−21)、この「目黒元富士」の石祠や富士講の石碑が移されて現存しています。
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さらに、右手にある「目切坂」を下っていくと、中目黒に行くことができます
下の写真は、「目切坂」を下ったところにある説明版。
この説明版には、「近くに石ウスの目切りをする腕の良い石工が住んでいたことから、この名前がついた」との解説が書かれています。
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なお、今まで歩いてきた通りには「代官山で一番美味しいケーキ屋」でご紹介した「パティスリー・イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」があります。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
次回の記事では、槍ヶ先交差点にあった「水路橋(高架鉄樋)」などを探訪します。
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