江東区深川の名所を歩く(2):清澄通り・お洒落カフェ・霊厳寺
- 2018/06/02
- 11:09
江東区深川の名所を歩く(1)の続きです。
(臨川寺の微笑ましいオブジェ)
「錣山部屋」を通り過ぎ、清洲橋通りを渡ると「臨川寺(りんせんじ)」があります。
このお寺は、近代的な建築で「芭蕉由緒の碑」などの芭蕉ゆかりの碑がある他は取り立てるほどのことはないのですが、ちょっと上を見てください。

カエルが葉につかまっているオブジェがあります。芭蕉の有名な俳句「古池や蛙飛びこむ水の音」をもじったオブジェでしょうが、思わず微笑みたくなるようなシャレたオブジェです。
☆☆☆
(本誓寺のエキゾチックな石像)
清澄白河庭園方向に行くと「本誓寺」があり、この境内には東南アジアを中心にアジア各国で信仰対象となっている「カルラ」の像があります。

珍しい像で一見の価値があります。
(清澄通り)
清澄白河であれば清澄庭園が定番ですが、今回は割愛します。
清澄庭園は三菱財閥の岩崎弥太郎の旧邸宅で、関東大震災の時は近隣住民の避難場所となり多くの命が救われました。
清澄通りに出ると、この清澄庭園をバックにしてレトロな建物が並ぶところがあります。
深川地区は先の大戦で空襲にあい多くの建物が消失しましたが、ここにあるレトロな建物群は、清澄庭園が隣りにあったため延焼を免れた深川では珍しい建物の一群です。

清澄通りを渡ってお洒落カフェで一休みします。
(お洒落カフェ)
歴史のある深川ですが、清澄白河近辺では、下の写真のようなお洒落なカフェが最近できるようになりました。

私は写真左のお店のソフトクリームを買って食べましたがとても美味しかったです。このカフェのオーナーは北海道出身で、週替りに異なった工房からの材料でソフトクリームを作っているそうです。
写真右のお店はアメリカ資本のチェーン店「ブルーボトルコーヒー」で六本木や青山にも店を出しているようです。
このカフェに向かって歩いている途中に、な、なんと「50円の自動販売機」がありました!! 私の散策経験の中で最も安い自動販売機で驚きました。

(霊厳寺)
次は、霊厳寺に向かいます。霊巌寺は元々は日本橋新川にありましたが、明暦3年(1658年)の明暦の大火で、現在の深川に移転しました。
ここでの見どころは2つです。
一つは、江戸六地蔵の一つである大変大きな地蔵菩薩です。この地蔵菩薩に近づいてよく見て欲しいのですが、地蔵菩薩のいたるところに非常に細かな字で寄進者の名前が彫られているのには驚かされます。

もう一つは、寛政の改革を行った松平定信の墓です。松平定信は白河藩主でしたが、その「白河」が「清澄白河」の由来になっています。

ここまで来ると、深川江戸資料館はすぐそばです。時間があれば是非立ち寄って欲しい資料館です。江戸時代の原寸大のジオラマがあり、江戸の町にタイムスリップした感覚になります。
(左に写っているのは人形です)

この江戸資料館は両国にある江戸博物館以前にできたもので、江戸博物館はこの深川江戸資料館を参考にして建てられたそうです。
なお、この深川江戸資料館に行く途中に、このような建物がありました。何だと思いますか?

トイレのマークがありますね。公衆トイレです。遊び心があって面白いですね。
公衆トイレと言えば、清澄通りを門前仲町方面に向かっていくと、道路右側にある「深川一丁目児童遊園」にこのような公衆トイレがありました。これも面白いですね。

(和菓子屋・千疋屋アウトレット)
清澄通りを門前仲町方面に行くと仙台堀川のそばに深川の和菓子で有名な「伊勢屋」があります。門前仲町駅前にある「伊勢屋」が本店ですが、ここは工場で同時に販売もしています。買って家に持ち帰り食べましたが、とっても美味しかったです。

少し進むと、道路の右側に「工場直売所 千疋屋」という店があります。ここは千疋屋のアウトレットのような店で、都心の千疋屋よりも安くお菓子を買うことができます。

最後に、門前仲町駅そばにある「辰巳新道」の飲み屋横丁です。50メートルほどの小路にひしめき合うようにお店が並んでいます。

この深川のシリーズはこれで終わりますが、深川には他にも沢山の史跡・見どころがありますので、機会を見て取り上げたいと思います。
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(臨川寺の微笑ましいオブジェ)
「錣山部屋」を通り過ぎ、清洲橋通りを渡ると「臨川寺(りんせんじ)」があります。
このお寺は、近代的な建築で「芭蕉由緒の碑」などの芭蕉ゆかりの碑がある他は取り立てるほどのことはないのですが、ちょっと上を見てください。

カエルが葉につかまっているオブジェがあります。芭蕉の有名な俳句「古池や蛙飛びこむ水の音」をもじったオブジェでしょうが、思わず微笑みたくなるようなシャレたオブジェです。
☆☆☆
(本誓寺のエキゾチックな石像)
清澄白河庭園方向に行くと「本誓寺」があり、この境内には東南アジアを中心にアジア各国で信仰対象となっている「カルラ」の像があります。


珍しい像で一見の価値があります。
(清澄通り)
清澄白河であれば清澄庭園が定番ですが、今回は割愛します。
清澄庭園は三菱財閥の岩崎弥太郎の旧邸宅で、関東大震災の時は近隣住民の避難場所となり多くの命が救われました。
清澄通りに出ると、この清澄庭園をバックにしてレトロな建物が並ぶところがあります。
深川地区は先の大戦で空襲にあい多くの建物が消失しましたが、ここにあるレトロな建物群は、清澄庭園が隣りにあったため延焼を免れた深川では珍しい建物の一群です。

清澄通りを渡ってお洒落カフェで一休みします。
(お洒落カフェ)
歴史のある深川ですが、清澄白河近辺では、下の写真のようなお洒落なカフェが最近できるようになりました。


私は写真左のお店のソフトクリームを買って食べましたがとても美味しかったです。このカフェのオーナーは北海道出身で、週替りに異なった工房からの材料でソフトクリームを作っているそうです。
写真右のお店はアメリカ資本のチェーン店「ブルーボトルコーヒー」で六本木や青山にも店を出しているようです。
このカフェに向かって歩いている途中に、な、なんと「50円の自動販売機」がありました!! 私の散策経験の中で最も安い自動販売機で驚きました。

(霊厳寺)
次は、霊厳寺に向かいます。霊巌寺は元々は日本橋新川にありましたが、明暦3年(1658年)の明暦の大火で、現在の深川に移転しました。
ここでの見どころは2つです。
一つは、江戸六地蔵の一つである大変大きな地蔵菩薩です。この地蔵菩薩に近づいてよく見て欲しいのですが、地蔵菩薩のいたるところに非常に細かな字で寄進者の名前が彫られているのには驚かされます。

もう一つは、寛政の改革を行った松平定信の墓です。松平定信は白河藩主でしたが、その「白河」が「清澄白河」の由来になっています。

ここまで来ると、深川江戸資料館はすぐそばです。時間があれば是非立ち寄って欲しい資料館です。江戸時代の原寸大のジオラマがあり、江戸の町にタイムスリップした感覚になります。
(左に写っているのは人形です)

この江戸資料館は両国にある江戸博物館以前にできたもので、江戸博物館はこの深川江戸資料館を参考にして建てられたそうです。
なお、この深川江戸資料館に行く途中に、このような建物がありました。何だと思いますか?

トイレのマークがありますね。公衆トイレです。遊び心があって面白いですね。
公衆トイレと言えば、清澄通りを門前仲町方面に向かっていくと、道路右側にある「深川一丁目児童遊園」にこのような公衆トイレがありました。これも面白いですね。

(和菓子屋・千疋屋アウトレット)
清澄通りを門前仲町方面に行くと仙台堀川のそばに深川の和菓子で有名な「伊勢屋」があります。門前仲町駅前にある「伊勢屋」が本店ですが、ここは工場で同時に販売もしています。買って家に持ち帰り食べましたが、とっても美味しかったです。


少し進むと、道路の右側に「工場直売所 千疋屋」という店があります。ここは千疋屋のアウトレットのような店で、都心の千疋屋よりも安くお菓子を買うことができます。

最後に、門前仲町駅そばにある「辰巳新道」の飲み屋横丁です。50メートルほどの小路にひしめき合うようにお店が並んでいます。


この深川のシリーズはこれで終わりますが、深川には他にも沢山の史跡・見どころがありますので、機会を見て取り上げたいと思います。
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