「日本橋で本格的なスペイン料理」と「日本橋になぜ薬の神様が?」:ビキニピカール/薬祖神
- 2021/04/05
- 07:44
今回はコレド室町にあるスペイン料理店「ビキニピカール」のご紹介です(中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町 1)。
日本橋のレストラン・カフェとしては『「日本橋室町の大衆居酒屋で酒と料理を楽しむ」と「江戸時代の日本橋にあった『出島』」』に続く第10弾となります。
食事後は近くにある医薬の神様と言われる「薬祖神」を訪れ、日本橋になぜ薬の神様が鎮座するのか考察してみます。
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(ビキニピカール)
「ビキニピカール」は「コレド室町1」(下の写真)の2階にあります。
「ビキニピカール」の外観です。
スペイン人のシェフの写真と経歴が掲げられています。「小笠原伯爵邸」の総料理長を務めていたそうです。
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室内の様子です。
私達はメニューを見ながら、ランチセットの「豚肉のモロッコ風ハンバーグセット」(税込み 1200円)、「パエリア」(1200円)、「鴨と下仁田葱のカルドソセット」(1300円)を注文しました。
セットに含まれているサラダ(甘みのある美味しいドレッシングでした)です。
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ピンチョス(小さく切ったパンに少量の食べ物がのせられたスペイン北部の軽食。ここではポテトサラダが乗せられていました)、
ハンバーグです。
モロッコ風というだけあって、ケバブのような独特の風味のある美味しいハンバーグです。下の写真は同時に運ばれてきたパンです。
次に運ばれてきた「パエリア」と「鴨と下仁田葱のカルドソ」です。
すべてが本格的なスペイン料理で美味しくいただきました。
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最後に、デザートとコーヒーが+400円で注文できますので、
コーヒーとデザートを注文しました。デザートはスペイン風の甘いプリンでした。
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(日本橋になぜ薬の神様が?:薬祖神)
コレド室町の近くには「福徳神社」が鎮座しています(下の写真)。貞観年間(859~876年)には既にこの地にあった由緒ある神社です。
さらに、この「福徳神社」の奥には、薬の神様「薬祖神」が鎮座しています。「福徳神社」と異なりお参りしている人もなく静かな佇まいです。
玉垣には、多くの主要な薬関係の会社の名前が刻まれています。
医薬の祖神と言われている、大己貴命(おおなむじのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神が祀られています。
徳川家康が江戸に幕府を開いた時に、薬に携わる商人(薬種商)をこの付近に集め、薬種問屋街に定めたことから、日本橋界隈には日本を代表する製薬会社が多くあり、
このような歴史的経緯からここに薬の神様「薬祖神」が創建されたわけです。
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