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【桜新町】芸能人の自宅を探訪しながら、桜新町・深沢・用賀を散策(1):水前寺清子/やくみつる/石田氏水車/駒沢給水塔/久富稲荷神社

今回のシリーズでは、芸能人・著名人の自宅を探訪しながら、世田谷区の桜新町・深沢・用賀界隈を散策したいと思います。

第一回目の今回は、東急・桜新町駅を出発し、周辺を散策しながら、神社で発見した水前寺子横の名前ややくみつるの自宅を探訪します。

(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。



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(桜新町駅周辺)


東急田園都市線の「桜新町駅」から散策を始めます。桜新町駅構内のタイルは桜にちなんでピンク色をしています。
桜新町駅構内 桜新町・深沢散策1


下の写真は駅構内にある地図に筆者が加工したものですが、桜新町駅のある通り(東急田園都市線の通っている道)は、「旧玉川通り」であり、『「「品川用水跡」と「帝銀事件」~武蔵小山散策(3)』で書いた品川用水が流れていた通りでもあります。
桜新町駅周辺地図 桜新町・深沢散策1


(石田氏水車)


現在、この品川用水は暗渠化されその痕跡は全くありませんが、「石田氏水車」の石碑とこの水車をモチーフにしたモニュメントがかつて品川用水がこの地を流れていたことを物語っています(世田谷区桜新町2丁目26)。
石田氏水車1 桜新町・深沢散策1  石田氏水車2 桜新町・深沢散策1


(参考記事)品川用水が流れていた場所を散策した記事としては、「【野沢】小林幸子の自宅を探訪しながら、碑文谷・柿の木坂・野沢を散策(最終回)」があります。



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(サザエさんの街)


桜新町は「サザエさん」の原作者・長谷川町子が住んでいた町ですが、昭和60年(1985年)に「長谷川美術館」ができてから、急速にササエさんの街になってきました。

駅の外に出ると、サザエさん一家の銅像があり、
サザエさん一家の銅像 桜新町・深沢散策1


桜新町に昔からある店にはサザエさんの姿をした看板が置かれていたり、
サザエさん 看板 桜新町・深沢散策1


サザエさんのパンが売られていたりします。
サザエさんのパン 桜新町・深沢散策1


なお、個人的な好みですが、私は桜新町駅前にある「ヴィヨン」(下の写真)のしっとりとしたバームクーヘンが好みです。
ヴィヨン 桜新町・深沢散策1

(参考記事)私が好きなバームクーヘンとしては、このヴィヨンの他に、「銀座で日本最古のビアホールを探訪~銀座散策~神社・裏路地巡り~(7)」でご紹介した「ねんりん家」のバームクーヘンがあります。



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(水前寺清子の事務所)


ここから、水前寺清子の事務所「水清企画」に歩いていきます(世田谷区新町3-20-1)。

水前寺清子の大きな写真が掲げられているビルが「水清企画」のあるビルです。
水前寺清子事務所 桜新町・深沢散策1  水前寺清子事務所2 水清企画 桜新町・深沢散策1


しかし、ここは事務所だけで、水前寺清子の自宅は別の場所にあります(水前寺清子の自宅は次回の記事で探訪します)。



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(水道道路と駒沢給水塔)


この「水清企画」の手前に、下の写真のような一直線の道路と「ここは水道用地です」いう表示があります。
水道用地道路 桜新町・深沢散策1


この道は「水道みち」で、駒沢給水塔につながっています。

「水道みち」の先には駒沢給水所の門があります(上の地図を参照)。
駒沢給水塔の門 桜新町・深沢散策1


駒沢給水所内にある2つの駒沢給水塔は近代化遺産としての評価が高く、美しい形をしているのですが、残念ながら敷地内には入れません。



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下の写真は、近隣マンションの屋上から撮影する機会があり、その時に撮影した駒沢給水塔です。美しいフォルムです。
駒沢給水塔 桜新町・深沢散策1


【追記】この駒沢給水塔は、江戸川乱歩の「怪人二十面相」のアジトのモデルになったそうです。

「水道みち」は、「静嘉堂文庫・岡本公園民家園の緑の中を散策」でご紹介した「岡本隧道」から送水管でつながっているのですが、

三軒茶屋にあるキャロットタワーの展望階から、その真っ直ぐな道を見ることができます。
キャロットタワーから見た駒沢給水塔 桜新町・深沢散策1


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(「水前寺清子」と「やくみつる」の名前を発見:久富稲荷神社)


水前寺清子の事務所「水清企画」から、旧玉川通りを渡って、「久冨稲荷神社」(ひさとみいなりじんじゃ)に行きます(世田谷区新町2丁目17−1。上の地図を参照)。
久富稲荷神社 散策1


「久富稲荷神社」はふくろうのお社があることで知られており、

「ふくろうの由来」(下の写真)に「昭和の中頃、境内の古木にふくろうが住み着いて(中略)参拝の際にふくろうの姿や、鳴き声を聞くと『願いが叶った』という噂がありました」と書かれています。
久富稲荷神社 ふくろうの由来 桜新町・深沢散策1


そのためか、絵馬やお守りのシンボルはふくろうになっています。
久富稲荷神社 ふくろう守 桜新町・深沢散策1  久富稲荷神社 絵馬 桜新町・深沢散策1



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これらのイラストは、桜新町界隈に住んでいる漫画家のやくみつる(本名:畠山秀樹)が描いたものだそうです。

また、神社の寄進者名簿を見ると、水前寺清子、畠山秀樹(やくみつるの本名)の名前がありました。
久富稲荷神社 水前寺清子 桜新町・深沢散策1  久富稲荷神社 やくみつる 桜新町・深沢散策1


神社にある寄進者名簿といえば、碑文谷・岡本を散策していたときに、三谷幸喜や松任谷由実夫妻の名前を見たことがありました(下記の参考記事を参照してください)。





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(やくみつるの自宅)


下の写真は、桜新町にあるやくみつるの自宅です。
やくみつる 自宅 桜新町・深沢散策1


「やくみつる」と本名の「畠山秀樹」の表札がありました。「やくみつる」は麻雀の「役満」をもじった芸名です。
やくみつる 自宅 表札 桜新町・深沢散策1  やくみつる 表札2 桜新町・深沢散策1


桜新町は「やくみつる」が生まれ育った街だそうです。

(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。

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次回は、桜新町を散策した後、深沢地域を歩きながら芸能人・著名人の自宅を探訪します。


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プロフィール

カツQ

Author:カツQ

リタイアして8年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に東京散歩と株式投資で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。

東京散歩は健康維持も兼ねながら、歴史や地形・古道・暗渠を通して見た街角散をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。

X(旧ツイッター)にも投稿しています。X(旧ツイッター)のリンク先は、https://twitter.com/QQkatsu525

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