眞子さまと小室圭氏のご結婚問題に関する伊吹文明元衆議院議長の発言:ノブレス・オブリージュ
- 2020/12/11
- 08:01
今回は「日々思うこと」のカテゴリ記事となります。
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伊吹文明元衆議院議長は、ポピュリズムに流されず、国民から不人気になるようなことも敢えて発言する保守政治家で、
「体罰全否定しては教育はできない」と発言して(平成25年(2013年)2月9日付各報道)、物議をかもしたことがあります。
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その伊吹文明元衆議院議長が、眞子さまと小室圭氏のご結婚問題に関し発言していました(令和2年(2020年)12月3日付各報道)。
その報道の一部を引用すると以下の通りです(FNNオンラインから引用。太字は筆者)。
自民党の伊吹元衆議院議長が秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期されてきた小室圭さんに対し、国民への説明責任を果たすよう異例の苦言を呈した。
秋篠宮さまが誕生日に際しての会見で、眞子さまと小室さんの結婚を認める発言をされたことについて、「父親としての娘に対する愛情と、皇嗣という者のお子様である者にかかってくるノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)としての行動と両方の間の、相剋のようなつらい立場に皇嗣殿下はあられるんだなと思った」と感想を述べた。
また、伊吹氏は「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明し、「眞子さまと小室圭さんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」
また、昨日(12月10日)には宮内庁が「小室氏側が説明責任を果たすべき」と発表したところです。
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私も、平成から令和に変わろうとする時期に、『「元号」と「眞子さまと小室圭氏」と「ローマの休日」』で、
「ノブレス・オブリージュ」(nobless oblige)という言葉をキーワードにして、
映画「ローマの休日」を題材にしながら記事を書いたことがあります(下の写真は、「ローマの休日」のワンシーン)。
(出典:Wikipedia)
その記事で詳しく書きましたが、小室圭氏の母親の金銭トラブルに関する議論は本質的な問題ではなく、
国民に発言する際には、
社会の上に立つ者として、私的な問題よりも大義を優先する「ノブレス・オブリージュ」の観点からの国家観・倫理観・義務感がにじみ出てくるような発言でないと多くの国民は納得しないと思います。
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