「横浜の北欧料理」と「津田梅子」と「大桟橋」:スカンディヤ
- 2020/10/12
- 06:46
※本ブログの記事内容は、新型コロナウィルスが蔓延する以前に訪れたときの様子を書いたものですなお、新型コロナウィルスに関する私の考えは「新型コロナウィルスで思うこと」で書いています。
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今回は、横浜の大さん橋近くにある北欧料理店の「スカンディヤ」のご紹介です。
食事後は、近くにある大桟橋に行き、津田梅子から明治時代の日本の一面を考えてみます。
横浜のレストラン・カフェとしては『「横浜の歴史を感じる喫茶店」と「幕末の横浜外国商館」:かをり/シルク通り/山下居留地遺跡」』に続く第4弾となります。
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(スカンディヤ)
スカンディヤは横浜に昔からあるレストランで、同社のホームページには創業55年と書いてありましたから、昭和39年(1964年)の東京オリンピックの頃に開業したレストランです。
横浜の大さん橋近くには異国情緒のあるレストランが建っている一角があるのですが、「スカンディヤ」はこのレストラン街にあります(浜市中区海岸通1-1)。
北欧的な雰囲気の店内の様子です。
店内には小型の大砲(レプリカ?)が置かれていました。
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北欧の装飾がいたるところに見られます。
席には下の写真のような可愛らしいランチョンマットが敷かれていました。
ランチメニューです。
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私達は「ノルウェー人の家庭料理」と「ビーフソテー スパニッシュソース」を注文しました(どちらも、コーヒーまたは紅茶付きで税込み1500円)。
運ばれてきた「ノルウェー人の家庭料理」です。
揚げ物は左からポテト、ポーク、エビのコロッケで、揚げたてのパリパリ感を楽しめました。
次に運ばれてきた「ビーフソテー スパニッシュソース」です。大変美味しいソースでした。
同時に注文したパンとライスです。
どちらの料理も北欧料理というよりも日本の洋食屋さんの料理という感じでしたが、大変美味しくいただきました。
最後はコーヒーで締めました。
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(大桟橋と津田梅子)
食事後は「スカンディヤ」の近くにある「大桟橋」に行ってみます(「スカンディヤ」から徒歩4分)。
途中に「日本近代化の出発点 象の鼻 岩倉大使欧米派遣」という大きなモニュメントがあります。
この「岩倉大使欧米派遣」とは、明治維新後、新政府のリーダーや官僚、留学生が「新国家の青写真」を求めて欧米諸国に派遣された使節団ですが、
その絵の中に一人の幼い少女がいます。
この少女が津田塾大を創設した「津田梅子」で、その時の年齢はなんと満6歳でした。
津田梅子はアメリカ(ワシントン近郊のジョージタウン)でアメリカ人の夫婦に預けられ、18歳で帰国するまでアメリカで学びました。
帰国後は英語が母国語になっていて通訳が必要なほど日本語に苦労したそうですが、その後、教育者として女子教育に尽力します。
それにしても、満6歳で留学とは・・・明治初期の人たちの欧米諸国に追いつこうという必死さ、悲壮感が伝わってきます。
津田梅子は新紙幣(5000円紙幣)の肖像として使われますね。
(出典:財務省ホームページ)
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大桟橋に着きました。
大桟橋は「くじらのせなか」と呼ばれていて、
桟橋全体が大きなクジラに見立ててイメージされています。
ここからは下の写真のような絶景を見ることができます。
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