旧島津公爵邸(清泉女子大学本館):高橋英樹の自宅/城南五山に残された邸宅
- 2018/05/19
- 16:40
五反田にある旧島津公爵邸(現在は清泉女子大学本館)を見学するツアーがありましたので行ってきました。
目黒区と品川区の間、目黒川を南に臨む高台一帯を「城南五山」と呼ぶことがあります。
いずれも都内屈指の高級住宅地区で、あたかも山を連想させる5つの高台が品川駅から目黒駅まで続いています。
☆☆☆
☆☆☆
今回訪れた旧島津公爵邸はこの城南五山の一つである「島津山」にあります。まさに島津の殿様が住んでいたので「島津山」になったわけで、この付近には「島津山」のブランドを冠したマンションが多くあります。

また、この界隈には俳優の高橋英樹の自宅があります(下の写真)。

後で述べますが、高橋英樹はこの近所にあるフレンチレストラン・ヌキテパに時々来るそうです。
参考記事:高橋英樹の自宅については「高橋英樹、長嶋一茂の自宅を探訪しながら五反田駅界隈散策(2)」で詳しく書いています。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
☆☆☆
さて、今回の見学は清泉女子大学が春と秋に行っている見学ツアーの一環です。
五反田駅から徒歩10分ほどで、清泉女子大学に着き、正門で事前にもらっていた見学許可証を提示して、旧島津公爵邸(現在は清泉女子大学本館)まで行きます。
下の写真は旧島津公爵邸を玄関前から撮ったもの(左)、庭から撮ったもの(右)です。

(室内での撮影は許可されています)
設計・施工は鹿鳴館、ニコライ堂、三菱一号館・二号館などの設計を手がけたジョサイア・コンドルで、家具や壁紙などの室内装飾は島津家と同郷の鹿児島出身の黒田清輝が監修しました。
関東大震災や戦中の空襲を免れ戦後はGHQの宿舎などに使用され、1962年から清泉女子大学の校舎として使われています。
下の写真は玄関を内側から撮ったもので、ステンドガラスがとても綺麗です。ステンドガラスの上部には島津家の「丸に十の字」の家紋もあります(写真右)。

1階がお客を招くパブリック・スペース、2階がプライベート・スペースだったそうですが、その間をつなぐ階段です。この階段は、取り壊された鹿鳴館の階段に似ているそうで(設計者が同じジョサイア・コンドルですので)、鹿鳴館に関係する映画・ドラマ等の撮影によく使われるそうです。貴重な階段ですね。

2階のベランダです。下のタイルは建築当初より1枚も剥がれたことがないそうです。

島津家の娘さんの部屋ですが、ここからは当時海が見えたそうです。品川駅の謎を解く(2)で書いたように、当時は海が近かったので素晴らしい景色だったと思います。今は埋め立てられ、ビルが建ってとても海は見えませんが。

庭も素晴らしく、特にツツジが美しいそうで、明治天皇、大正天皇も訪れたそうです(私達が訪れた時は残念ながらツツジの季節は終わっていましたが)。

冒頭に書いたように、清泉女子大学では毎年春と秋にこのツアーを行っていますので、ご関心のある方は是非いらっしゃってください。
清泉女子大学から五反田駅に戻る途中に「ヌキテパ」というフランスレストランがあります。
以前入ったことがありますが、食事はとても丁寧でシェフが丹精込めて作っていることがうかがえる美味しい料理でした。上述しましたが、ここには、この付近に住んでいる高橋英樹も時々来るそうです。

ヌキテパはフランス語の” Ne qittez pas”で「立ち去らないでください」という意味です。
そのヌキテパの隣には、「フランクリン・アベニュー」というハンバーガー専門店があります。ここにはまだ入ったことがありませんが、とても美味しいと評判です。

この清泉女子大学のツアーに参加した後、ここではなく、同じく城南五山の一つである池田山方面に行き、その名も「イケダヤマ」というカフェに行きました。そのカフェの写真です。

このカフェも評判のカフェですが、とても美味しかったです。
ちなみに、この池田山は美智子皇后陛下のご実家の正田家邸宅(現在は品川区立ねむの木の庭)があった高級住宅地区で、備前岡山藩主池田家の下屋敷が江戸時代にあったことから「池田山」と名付けられました。
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目黒区と品川区の間、目黒川を南に臨む高台一帯を「城南五山」と呼ぶことがあります。
いずれも都内屈指の高級住宅地区で、あたかも山を連想させる5つの高台が品川駅から目黒駅まで続いています。
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今回訪れた旧島津公爵邸はこの城南五山の一つである「島津山」にあります。まさに島津の殿様が住んでいたので「島津山」になったわけで、この付近には「島津山」のブランドを冠したマンションが多くあります。



また、この界隈には俳優の高橋英樹の自宅があります(下の写真)。



後で述べますが、高橋英樹はこの近所にあるフレンチレストラン・ヌキテパに時々来るそうです。
参考記事:高橋英樹の自宅については「高橋英樹、長嶋一茂の自宅を探訪しながら五反田駅界隈散策(2)」で詳しく書いています。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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さて、今回の見学は清泉女子大学が春と秋に行っている見学ツアーの一環です。
五反田駅から徒歩10分ほどで、清泉女子大学に着き、正門で事前にもらっていた見学許可証を提示して、旧島津公爵邸(現在は清泉女子大学本館)まで行きます。
下の写真は旧島津公爵邸を玄関前から撮ったもの(左)、庭から撮ったもの(右)です。


(室内での撮影は許可されています)
設計・施工は鹿鳴館、ニコライ堂、三菱一号館・二号館などの設計を手がけたジョサイア・コンドルで、家具や壁紙などの室内装飾は島津家と同郷の鹿児島出身の黒田清輝が監修しました。
関東大震災や戦中の空襲を免れ戦後はGHQの宿舎などに使用され、1962年から清泉女子大学の校舎として使われています。
下の写真は玄関を内側から撮ったもので、ステンドガラスがとても綺麗です。ステンドガラスの上部には島津家の「丸に十の字」の家紋もあります(写真右)。


1階がお客を招くパブリック・スペース、2階がプライベート・スペースだったそうですが、その間をつなぐ階段です。この階段は、取り壊された鹿鳴館の階段に似ているそうで(設計者が同じジョサイア・コンドルですので)、鹿鳴館に関係する映画・ドラマ等の撮影によく使われるそうです。貴重な階段ですね。

2階のベランダです。下のタイルは建築当初より1枚も剥がれたことがないそうです。

島津家の娘さんの部屋ですが、ここからは当時海が見えたそうです。品川駅の謎を解く(2)で書いたように、当時は海が近かったので素晴らしい景色だったと思います。今は埋め立てられ、ビルが建ってとても海は見えませんが。

庭も素晴らしく、特にツツジが美しいそうで、明治天皇、大正天皇も訪れたそうです(私達が訪れた時は残念ながらツツジの季節は終わっていましたが)。

冒頭に書いたように、清泉女子大学では毎年春と秋にこのツアーを行っていますので、ご関心のある方は是非いらっしゃってください。
清泉女子大学から五反田駅に戻る途中に「ヌキテパ」というフランスレストランがあります。
以前入ったことがありますが、食事はとても丁寧でシェフが丹精込めて作っていることがうかがえる美味しい料理でした。上述しましたが、ここには、この付近に住んでいる高橋英樹も時々来るそうです。

ヌキテパはフランス語の” Ne qittez pas”で「立ち去らないでください」という意味です。
そのヌキテパの隣には、「フランクリン・アベニュー」というハンバーガー専門店があります。ここにはまだ入ったことがありませんが、とても美味しいと評判です。

この清泉女子大学のツアーに参加した後、ここではなく、同じく城南五山の一つである池田山方面に行き、その名も「イケダヤマ」というカフェに行きました。そのカフェの写真です。


このカフェも評判のカフェですが、とても美味しかったです。
ちなみに、この池田山は美智子皇后陛下のご実家の正田家邸宅(現在は品川区立ねむの木の庭)があった高級住宅地区で、備前岡山藩主池田家の下屋敷が江戸時代にあったことから「池田山」と名付けられました。
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