「タイユヴァンのランチとワインのペアリング」と「日本橋の道路元標」:レ・カーヴ・ド・タイユヴァン
- 2020/06/19
- 08:11
※本ブログの記事内容は、新型コロナウィルスが蔓延する以前に訪れたときの様子を書いたものです。新型コロナウィルス感染が収束するまでは、原則として今まで撮った写真等のストックを使った記事を掲載します(その後撮影した写真も一部含む)。なお、新型コロナウィルスに関する私の考えは「新型コロナウィルスで思うこと」で書いています。
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今回は、日本橋高島屋8階にある、フランス料理の名店「タイユヴァン」の東京支店「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン」のランチとワインのペアリングのご紹介です。
日本橋高島屋のレストラン・カフェとしては、
『「カルロス・ゴーンが住んでいたマンション」と「日本橋高島屋のディンタイフォンで台湾小籠包」と「北町奉行所跡」』でご紹介した「鼎泰豊(ディンタイフォン)」に続く第5弾になります・
(参考記事)国の重要文化財である日本橋高島屋の館内ツアーについて書いた「【重要文化財】日本橋高島屋の館内ツアーに行ってきました」の記事があります。
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(レ・カーヴ・ド・タイユヴァン)
日本橋高島屋の8階にある「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン」です。
店内は、下の写真のように多くのワインが置かれています。
「カーヴ(cave)」はフランス語で、「貯蔵庫」=「ワインセラー」という意味ですので、「レ・カーヴ・ド・タイユヴァン」は「タイユヴァンのワインセラー」と訳せます。
したがって、このお店は「タイユヴァン」が経営する高級ワインショップなのですが、
グラスワインや食事を楽しめるカフェを併設しています(下の写真)。
小さなカフェですが、清潔感・高級感のあるカフェです。
テーブルは下の写真のようにセッティングされていました。テーブルに置かれた「Bienvenue」はフランス語で「ようこそ」「歓迎」の意味です(英語の「welcome」)。
ランチが用意されていましたので、私たちは「牛肉の赤ワイン煮込み」(サラダ・バゲット、飲み物付き。税抜1980円)を注文しました。
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最初に運ばれてきたサラダです。
飲み物は、赤ワイン・白ワイン・紅茶を注文しました(ワインは食中、紅茶は食後)。
赤ワイン、
白ワインです。
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次に運ばれてきた、バゲットとバターです。フランス本国のバゲットと同じく固めのバゲットでした。
メインの「牛牛肉の赤ワイン煮込み」です。
フランス料理の殿堂「タイユヴァン」らしく、とても美味しく誰でもが高評価を与えるような繊細で優美な料理でした。
肉料理ですので赤ワインがいいのですが、白ワインもよく選ばれていてこの肉料理にマッチしていました。
最後は、600円追加して、デザートを注文しました。
運ばれてきたデザート(焼きたてのフォンダンショコラ)と紅茶です。
このデザートも大変美味しく満足しました。
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(ペアリングセット)
大変美味しかったので、私は「季節のペアリングセット」の「白ワインと楽しむアミューズ」も注文してみました(税抜2200円)。
毎月、お店が料理とワインの組み合わせを用意しているのですが、この日は「玉ねぎのヴルーテ(玉ねぎをピューレ状にした料理)」と「フランス・オーヴェルニュ産白ワイン」の組み合わせでした。
ワイングラスに付いていたワインの説明です。
ワインの専門店だけあり絶妙の組み合わせでした。
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(日本橋首都高速の道路元標)
「日本橋の焼夷弾跡」については、『「日本橋のいつも行列ができている天丼屋」と「日本橋の焼夷弾跡」』で書いたところですが、
今回は、日本橋にかかる首都高速道路にある道路元標について書いてみます。
日本橋は、江戸時代から現在に至るまで日本の道路網の起点になっている場所で、
日本橋の中に道路元標が埋め込まれており、
そのレプリカが日本橋のたもとに置かれています。ちなみに、この「日本国道路元標」の書は当時の総理大臣・佐藤栄作によるものです。
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さて、御存知の通り、日本橋の上には首都高速道路がありますが、
その首都高速道路上を走っている自動車からも見えるように、別の道路元標が作られています(下の写真)。
この道路元標を支えている4本の支柱ですが、よく見ると、片側の首都高速から伸びている支柱の2本は空間があって、実際には道路元標を支えていません。
これは、地震のときに支柱がねじれて壊れるのを防ぐために作られた「アソビの空間」で、この2本は単なる飾りのためにある支柱なのでした。
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