「日本橋のいつも行列ができている天丼屋」と「日本橋の焼夷弾跡」:金子半之助
- 2020/06/06
- 07:33
※本ブログの記事内容は、新型コロナウィルスが蔓延する以前に訪れたときの様子を書いたものです。新型コロナウィルス感染が収束するまでは、原則として今まで撮った写真等のストックを使った記事を掲載します(その後撮影した写真も一部含む)。なお、新型コロナウィルスに関する私の考えは「新型コロナウィルスで思うこと」で書いています。
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今回は、日本橋のコレド室町近くの裏路地にある「金子半之助本店」のご紹介です。
日本橋のレストラン・カフェとしては、
「日本橋・コレド室町テラスで蕎麦と利き酒を楽しんだ後は神社にお参り:ソバキチ/十軒店跡/福徳神社」に続く、第5弾となります。
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(金子半之助本店)
「金子半之助」は神田、渋谷など各地に店舗を構える天丼・天ぷらの専門店ですが、
私たちが今回行くのはその本店です(中央区日本橋室町1-11-15。東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅(A1出口)から徒歩1分、東京メトロ東西線「日本橋」駅から徒歩4分)。
ここはいつも混んでいて、私たちが行ったのは、開店時間の午前11時前でしたが、既に下の写真のような行列ができていました。
「お連れ様がいるときは、列への途中のからの合流ではなく、揃った上で並んでください」との注意書きが日本語・英語・中国語で書かれていました。外国人を含めいかに多くの人がこのお店に来るかがこの注意書きでわかります。
並んでいる間に、お店の方が来て注文を受け付けます。
私たちはメニューから、「江戸前天丼」(税込み980円)、味噌椀(税込み120円)を注文しました。
しばらく待つと、お店の中に案内されました。
2階のテーブル席もありますが、私たちは1階のカウンター席に案内されました。
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カウンター席からは、料理を作っている様子がよく見えます。
カウンターの上に、赤と黒の器がありますが、赤の器には「がりごぼう」、黒の器には「いぶりたくあん」が入っていて、自由に取ることができます。
出されたお茶は黒豆茶でした。
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厨房から「「江戸前天丼」が手渡されました。
丼からはみ出している穴子、海老二尾、海苔、半熟玉子、小柱のかき揚げなど、どこから食べていいのか困るほどのボリュームたっぷりの天ぷらが乗った天丼です。
タレは「秘伝の江戸前の丼たれ」だそうで、ご飯・タレ・天ぷらの相性が抜群でした。
味噌椀もダシがしっかりっきていて、これも天丼によく合いました。
11時半過ぎにお店を出ると、道路脇まで行列ができていました。
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(日本橋の焼夷弾跡)
日本橋は江戸五街道の出発地点であり、今でも道路元標が置かれ(下の写真)、日本の道路網の始点となっています。
この日本橋の欄干を見ると、下の写真のような茶色く焦げた跡が、ところどころに見られます。
これらは、大戦中の米軍の焼夷弾によってできた焦げ跡です。東京散歩をしていると、大戦中の空襲跡を今でも見ることがあります。
昭和20年(1945年)3月20日の米軍による東京大空襲では、一般市民の死者数は10万人以上、罹災者は100万人を超えました。これは広島・長崎の原爆に匹敵する規模の犠牲者でした。
このような悲惨な出来事があったことは忘れてはならないし、その痕跡は残しておくべきだと思います。
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