「帝国ホテルのパンケーキ」と「日比谷の由来」と「日比谷公園心字池」: パークサイドダイナー
- 2020/05/31
- 06:31
※本ブログの記事内容は、新型コロナウィルスが蔓延する以前に訪れたときの様子を書いたものです。新型コロナウィルス感染が収束するまでは、原則として今まで撮った写真等のストックを使った記事を掲載します(その後撮影した写真も一部含む)。なお、新型コロナウィルスに関する私の考えは「新型コロナウィルスで思うこと」で書いています。
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今回は、昭和28年(1953年)以来、帝国ホテルで根強い人気を保ってきたロングセラーのパンケーキのご紹介です。
パンケーキシリーズとしては、『「自由が丘の食べ放題パンケーキ」と「自由が丘の地名の由来となった学校」:ルサルカ』に引き続き続き第6弾となります。
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(パークサイドダイナー)
帝国ホテルにはいくつものレストランがあるのですが、
「パークサイドダイナー」は帝国ホテル1階にあるレストランの中ではカジュアルな部類に入るレストランです。
「パークサイドダイナー」の入り口です。
道路に面していて明るい雰囲気の店内の様子です。
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テーブルも綺麗にアレンジされています。
下の写真はパンケーキのメニューです。「インペリアルパンケーキ いちご添え」(1700円)とありますが、
私はシンプルなプレーンのパンケーキが好きなので、「プレーンのパンケーキ」があるか店員の方に聞いたところ、1300円で提供できるとのことでしたので、それを注文しました。
あわせて、1150円の「サラダ・コーヒーセット」も注文しました。
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運ばれてきた「インペリアルパンケーキ」です。昔ながらのシンプルな3層のパンケーキでした。
バターは、「パークサイドダイナー」のケーキ部門で作られたホイップバターで、柔らかく軽い食感のバターでした。
セットで注文したサラダとカプチーノです。カプチーノはおかわり自由です。
コーヒーは別にブレンドコーヒーを文しました(1050円)。ブレンドコーヒーもおかわり自由です。
メニューには「厚さ3センチの鉄板で焼き上げるパンケーキは、1953年の誕生以来愛されている一品です」と書かれていましたが、
伝統を守る帝国ホテルらしく保守的で上品なパンケーキで大変楽しめました。
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(日比谷の由来)
「帝国ホテル」の道路を隔てた向かい側には日比谷公園があります。
「地形と歴史で推理してみる(1):日本橋~茅場町地下通路」で書いたように、江戸幕府が埋め立てるまでは日比谷から大手町の間は入江になっていました(日比谷入江)。
上の記事に記載した図を加工したのが下の図です。現在の日比谷公園は海の中にありました。
漁民が海苔をとり、魚を捕らえるために海の中に立てる小枝を「ヒビ」といいますが、「日比谷」の地名はこの「ヒビ」に由来すると言われています。
下の写真は、大田区羽田にある弁天橋欄干にあった「ひび建て」のレリーフ。(大田区のこのあたりはかつて海苔の産地であったことからこのレリーフが置かれています)
(参考記事)羽田のレストランとして、『「本屋と融合したレストラン」と「飛行機マニアの橋」』を書いたことがあります。
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(日比谷公園心字池)
さて、日比谷公園の中には心字池があります。
心字池は日比谷公園ができる前は江戸城の濠でした。このため今でも濠の石垣が残されています。
心字池には下の写真のように大きなカメラを持った人たちがいるのですが、聞いてみるとカワセミを撮っているのだそうです。
このような都心にカワセミとは驚きですが、近くには皇居があるので、おそらく皇居と日比谷公園を行き来しているのだと思います。
また、心字池には巨大な亀がいるのですが、よく見るとこの亀は生きている亀ではなくて置物の亀なのでした(^^
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