新型コロナウィルスで思うこと
- 2020/03/12
- 07:30
今回は、日本だけでなく世界中で問題になっている「新型コロナウィルス」について思うことを「日々思うこと」のカテゴリの中で書いてみたいと思います。
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(真理は変わらない:「病」と共存する覚悟が必要)
(1)1980年に、WHO(世界保健機構)が長年人類を苦しめ続けた天然痘の撲滅宣言を発出したが、
その1年後の1981年に、人類が経験したことのない新たな感染病であるエイズの患者が米国防疫センター(CDC)で最初に報告されたこと、
(2)そして、この象徴的な事例が示すように、
お釈迦様が何千年も前に悟ったとされる「生老病死」(人生で避けて通ることのできない4つの根源的な苦しみ)の真理は、
科学や技術が格段に発達した現代であっても変わらないこと、
の2点について書きました(下の写真は、ブッダ像)。
(出典:Wikipedia)
つまり、どんなに科学や技術が発達しても「生老病死」は普遍的に存在し続けるということです。
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天然痘撲滅に前後してエイズが現れたように、
「新型コロナウィルス」の治療薬やワクチンができても、また新たな「病」が発生すると思います。
もちろん、「新型コロナウィルス」によって医療崩壊や経済崩壊(*)が起きないよう、また被害を最小限にするよう最善の努力はすべきですが、
医学がどれだけ発達しても「病」はなくならないので、
「病と共存する」術を身につけること、「新型コロナウィルス」と共存する(撲滅させることはできない)ことを覚悟することが中長期的には必要だと思います。
(*)株式市場はかなり混乱しており、私のポートフォリオ(持ち株)もダメージを被っていますが、これについては別の機会に書きたいと思います。
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(「便利」の裏には「「不便」がある)
私の好きな言葉に「二つ良いこと、さてないものよ」という言葉があります(鎌倉時代初期の僧侶・明恵(みょうえ)の言葉だそうです)。
今回、「新型コロナウィルス」が爆発的に拡散した背景には、飛行機などの輸送手段の発達によって人の移動が活発になったことがあります。
飛行機などの輸送手段は「便利」ですが、その裏には「不便」もあるわけで、
コインの裏表のように、
「良いこと」の裏には「悪いこと」があり、
逆に、
「悪いこと」の裏には「良いこと」がある、
と考えることも大事だと思います。
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