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損切りしない株式投資(1):損切りしないための条件

いきなり、「損切りしない株投資」と挑発的なタイトルを書きました。

損切りの重要性は、FX、株売買をしている人たちには当然のことで、FXや株の教科書にはくどいほど書かれています。

これからFXや株を始めようとしている方や投資を始めた人たちが最初にぶつかる大きな関門はこの「損切り」だと思います。投資は損小利大を求めて行うものですが、「損は我慢し持ち続け」、「利は我慢できずに手放してしまう」のが人間の本能で、このような本能に従っていると「損大利小」になり投資に失敗してしまいます。

そして、この本能にどのようにして打ち勝つか、この本能をどのようになくすかということを、投資の教科書やブログでは多くのページを割いて教えます。

しかし、この本能には逆らえず、「どうしても損切りしたくない」と思う人たちがいるし、無理してこのルールを守ろうとするとメンタルが持たない人たちが一定程度いるのも事実です。私もこの一人です。

いくつかの条件の下ではありますが、私は原則として損切りはしない方針をとっています。「損切りしても納得できる」と思えるような「腹にストンと落ちる」場合には損切りをすることがありますが、このような損切りは今まで数回しかしたことがありません。

その損切りしない条件ですが、
(1) 投資は余裕資金で行い、日常生活に支障をきたすような資金は使わない
(2) 現物取引のみに限定し、信用取引は行わない
(3) 個別銘柄の最低限の調査を行う(私には企業会計の知識もなく、企業のファンダメンタルズを調べる能力もありませんが、特に中小型株については、PER、PBR、企業の財務状況は最低限調べてから投資しています)
(4) 過去1年~3年の株価チャートを見ながらできるだけ最低値に近いところで買う。つまり、個人投資家がよく行う逆張り投資です。
(5) 売却は、同じく過去1年~3年の株価チャートを見ながら最高値に近いところで売却する。ただし、現金比率を高める等の理由で僅かな含み益で売却するときもある。
(6) 含み損が出たら、長期保有を覚悟し、保有期間中は配当と優待をもらいながら、含み益が出るまで待つ

(これら以外にも、(5)に書かれている「含み損が出たら、長期保有を覚悟」し、受け入れてくれる家族(配偶者)の理解も必要だと思います)

【2018年6月4日追記】:上記条件で、①当初提示した条件には、売却の条件が抜けていましたので、それを追加しています。②また、条件(3)に「特に中小型株については」を追加しています(下線部分が追加部分です)。

以上ですが、ご覧になって分かるように、短期間で多くの金額を稼ぐことはできません。長期に渡って、含み損に耐えながら株を保有するという覚悟も必要です。
全てがうまくいくルールなどあるはずはないので、「損切りしない」というような通常行わないルールを設定するからには、それに見合う厳しい条件も課さなければならないということだと思います。

次から、上の条件について詳しく見ていきたいと思います。(続きます)

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プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして8年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に東京散歩と株式投資で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、歴史や地形・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。

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