「水天宮の隠れ家フレンチレストラン」と「プチ人形町散策」:ピヴォワーヌ
- 2019/09/29
- 08:52
今回は、水天宮前駅から徒歩5分の場所にある隠れ家的なフレンチレストラン「ピヴォワーヌ」です。
このレストランは、特に気に入りましたので、異なった日にちの食事を比較しながらご紹介します。(記事中の料金は現在変わっている可能性があります)
食事後は近くの人形町を散策してみますが、「プチ人形町散策」としては『「日本橋蛎殻町のイタリアンレストラン」と「プチ人形町散策」』に引き続く第3弾になります。
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(ピヴォワーヌ)
地下鉄・水天宮前駅(又は茅場町駅)から住宅街を歩いていると、住宅街の中に下の写真のような小さなレストランがあります(中央区 日本橋蛎殻町 1-20-9。水天宮前駅6番出口より徒歩5分、茅場町駅4a出口より徒歩7~8分)。
まさに隠れ家的なレストランです。
私達が行ったときは、満席の張り紙があり、入ることができませんでした。
このため、予約して再度行くことになりました。このレストランに行くときは予約することをお勧めします。
室内の様子です。
席はテーブルクロスが敷かれており、小さなレストランですがキチンとしたサービスを伺わせます。カトラリーはノリタケでした。
ランチメニューは2200円、3250円、5400円のコースがありました(税込み、テーブルチャージなし。以下同じ)。
冒頭書いたように、異なった日にちに異なったメニューを体験しました。
最初に行った日は2200円のコースにしましたが、大変気に入りましたので別の日も予約し、そのときは5400円の「おまかせコース」を注文し、ワインも注文してみました。
「おまかせコース」はその時時の仕入れ状況で内容が変わります。
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まず、パンとバターが運ばれてきました。
5400円コースの前菜です。インゲンのムースに乗った魚介のマリネでした。
2200円コースの前菜は、季節のサラダと野菜のゼリーでした。野菜のゼリーはトマトのゼリーです。
5400円コースの主菜は魚料理と肉料理が出てくるのですが、それに合わせて、白ワイン(シャルドネ、1000円)と赤ワイン(800円)を頼みました。
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5400円コースの魚料理です。ハタと白イカのグリルでした。
同じく5400円コースの肉料理です。宮崎のブランド豚肉「まるみ豚」の燻製で、グリーンペッパーのソースが絶妙な味でした。
2200円コースの主菜は「本日の魚料理」又は「鴨胸肉のロースト」のどちらかを選ぶのですが、私達は味を比べるため魚と肉を別々に注文しました。
「本日の魚料理」です。この日はクロダイに薄く切ったパンを乗せて焼いた料理でした。
「鴨胸肉のロースト」です。粒マスタードオイルソースが添えられています。
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5400円コースの「デザート」3種です。左から、「イチジクの赤ワイン煮と紅茶のアイスクリーム」、「メロンのレモンゼリー寄せ。おおばのシャーベット」、「パッションフルーツのチョコレート添え、牛乳のシャーベット」です。
2200円コースのデザートです。
最後にコーヒー(紅茶)ですが、コースによって器が異なります。
下の写真は、5400円コースのコーヒーと紅茶。ナルミの陶器でした。小菓子もつきます。
2200円コースのコーヒーです。
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5400円コースと2200円コースでは、料理の量としては大差ありませんが、5400円コースのほうの味が繊細で大変満足の行くものでした。
もちろん2200円コースも大変美味しくて、それだからこそ5400円の「おまかせコース」を試してみたくなったのですが・・・・
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(ケーキのテイクアウト)
このレストランのケーキはおいしいと評判で、持ち帰り(テイクアウト)のケーキがあります。
私達は「マドレーヌショコラ」を買って家で食べましたが、非常に美味しいケーキでした。
なお、このレストランの店名ピヴォワーヌ(pivoine)はフランス語で「牡丹」の意味。以前のお店が門前仲町近くの「牡丹町」にあったためこの名前をつけたそうです。
9月から価格が上がりました、料金が上がっても行きたいお店です。
なお、この近くには『「日本橋蛎殻町のイタリアンレストラン」と「プチ人形町散策」』でご紹介したイタリアンレストラン「プラナバルカ」があります。
食事後は、近くの人形町を散策してみます。
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(プチ人形町散策①:西郷隆盛屋敷跡)
現在の日本橋小学校(幼稚園)の敷地には、明治初期に西郷隆盛の邸宅がありました(中央区日本橋人形町1丁目6−3)。
中央区教育委員会の説明板があります。
司馬遼太郎の歴史小説「翔ぶがごとく」には、次のような記述があり、西郷の質素な生活が伺えます。
「西郷は日本橋小網町の旧武家屋敷に書生同然の姿で住んでいた。・・・ 西郷はその屋敷はぜんぶ使わず、長屋の一角だけを居所にしており、郷里から妻子さえよびよせていなかった。」
(プチ人形町散策②:芸者小路)
この「西郷隆盛屋敷跡」の近くには「芸者小路」という細い路地があります。
短い小路ですが、花街の面影が残り、歩いているとタイムスリップしたような感覚になります。
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