成城学園の芸能人・文士の家を探訪しながら、隠れ庵で至福のひととき:一宮庵(いっくあん)
- 2019/09/25
- 07:08
成城学園の高級住宅街の中に突然現れる隠れ家的な木造住宅が「一宮庵」(いっくあん)です。
今回は、この「一宮庵」で会席料理を食べながら至福のひとときを味わって見たいと思います。
食事後は、芸能人・文士の家を探訪しながら散策するのもいいかと思います。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
★★★
★★★
(一宮庵)
小田急線・成城学園前駅の北口から歩いて5分ほど行くと、
(冒頭書いたように)高級住宅街の中に突然下の写真のような看板のある私道が目に入ります(世田谷区成城6-22-7)。
以前、「芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策」シリーズで、成城学園を散策していた時に気になっていたお店です。
長い私道を歩いていくと、緑に囲まれた木造の家があります。
★★★
★★★
「茶懐石 斉藤料理教室」と書かれていて、料理教室もやっているようです。
入っていくと、下の写真のようなお洒落な玄関があります。
「一宮庵」のパンフレットに描かれたイラストそっくりの奥様が迎えてくれました。
靴を脱いで部屋に入ります。お客は私達だけのようでした。
ご主人が神職に就かれているそうで、大きな神棚がありました。神棚の右には観音様が祀られています。
奥様から、明治時代より前は、神道と仏教は一体だったというお話がありました。
(日本古来の伝統である神仏習合については「多神教と一神教:日本人は宗教に無節操なのか?/異なる「神」の概念/針供養とアイボ)」を参照)
★★★
★★★
(会席料理)
さて、「一宮庵」のランチメニューは、1500円(サービス料10%、税金は別。以下同じ)、3500円、5000円、8000円のコースがあるのですが、
1500円のコース以外は事前に予約する必要があります。私達は、事前に予約して1500円コースと3500円コースを比べてみることにしました。
結論から言えば、3500円コースのほうがコスパ的にお得だと思いました。(5000円コース、8000円コースはもっといいのかもしれませんが、3500円コースでも十分堪能できました)
なお、事前に料金を示せば、その料金の範囲内でも会席料理を作ってくれるそうです。
1500円コースの会席料理です。ご飯は五穀米です。
これに、①とろろ(出汁入り)、②焼き魚、③河豚 唐揚げ、④鶏の唐揚げの中から一品選ぶことができます。私は①の「とろろ」にしました。
+200円でもう一品追加できますので、④鶏の唐揚げも注文しました。
暑い日でしたので、冷たい麦茶(無料)が出ましたが、ビールも注文しました(800円)。
★★★
★★★
3500円のコースですが、
まず、先付です。この先付からして美味しいと思いました。
次にお吸い物です。
吉野葛で作った「ごま豆腐」です。ごま豆腐の下に置かれた葉の先が正面なるように置くのが作法だと教わりました。料理教室の先生だけあって勉強になります。
鰆(さわら)の焼き魚です。大きな鰆でした。魚はその日の仕入れによって変わるそうです。
★★★
★★★
ふぐの唐揚。
五穀米と味噌汁。
「三種盛り」です。
最後に和菓子とお茶でした。1500円コースにはこの和菓子は付いていませんが、+200円で注文できます。
☆☆☆
実は、事前に「食べログ」でこの「一宮庵」を調べたときは投稿数が少なく、点数もさほど高くないので心配していたのですが、味・サービス・雰囲気とも全て良く大変満足しました。
「食べログ」だけに頼らず実際に来ないと分からないことが実感できました。
★★★
★★★
(文士・芸能人の家を探訪しながら散策)
文士・芸能人の家を探訪しながらのこの界隈の散策については、「芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策(2)」で詳しく書きましたので、そちらを御覧いただきたいのですが、
所ジョージの自宅、
石原裕次郎の自宅、
田村正和の自宅などがあります。
また、この付近には旧猪俣邸と庭園が一般開放されていますので、ゆっくり鑑賞することができます(世田谷区成城5-12-19)。
(※)他の芸能人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
★★★
★★★
┏○゙ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります┏○゙

