銀座の下町散策~銀座散策~神社・裏路地巡り(4):銀座湯/安平神社/宝珠稲荷神社/三吉橋の碑
- 2019/08/30
- 08:05
間が空きましたが、前回の「銀座の野菜栽培と100万円の万年筆~銀座散策~神社・裏路地巡り(3)」に引き続き、銀座散策をしてみます。
高級感のある前回の銀座とは対照的な銀座の下町地域を今回は歩きます。
★★★
★★★
(銀座湯)
銀座には2つの銭湯があるのですが、その一つである「銀座湯」が、前回ご紹介した奥野ビルの近くにあります(中央区銀座1丁目12−2)。
料金は大人が460円、子供(小学生以下)が180円で、平日の午後3時から11時まで営業しています。
銀座にあるもう一つの銭湯は、この「銀座で神社巡り・散策」シリーズの最後の方でご紹介します(「ルーブル美術館のお土産が買える店~銀座散策~神社・裏路地巡り(8)」を参照)。
(安平神社)
大塚家具のる「銀座柳通り」に戻り、昭和通りに進みます。
昭和通りに架かる歩道橋「銀東一歩道橋」を渡ります。
この昭和通りを渡ると、今までの高級感のある銀座ではなく、下町的な銀座の雰囲気になってきます。
★★★
★★★
ここに「安平神社」(やすひらじんじゃ。中央区銀座1丁目22-8)が鎮座しています。
江戸時代、新庄美濃守(しんじょうみののかみ)の屋敷内にあった屋敷神が元になった神社です。
また、この「安平神社」の裏手には、下の写真のような下町的な家並みがあり、通常イメージする銀座とは思えない地区になっています。
このようなことは足で歩いて現地に行かないと分かりませんね。「東京散歩」の面白いところです。
(三吉橋の碑)
この近くには「三吉橋」の碑があります。
現在は川が埋め立てられ、首都高速道路になっていますが、かつては川(築地川)が三叉の形になっており、昭和4年(1929年)に三叉の橋が架けられました。
現在でも三叉の道路になっています。
「銀座散策~神社・裏路地巡り(1)」の銀座の概念図で説明したように、この川(築地川)が銀座の東の境界線になります。念の為、銀座の概念図を再掲します。
このすぐ近くには中央区役所がありますが、かつてそこには土佐藩邸があり、坂本龍馬が寄宿していたことは「平成通りを歩く(2)」で書きました。
★★★
★★★
(木挽町通り)(宝珠稲荷神社)
「銀座柳通り」に戻り、「木挽町通り」を南に進みます。
「木挽町」(こびきちょう)は、その名の通り「木挽き職人」(木材を切る職人)が多く住んでいたことに由来します。
地名としては残念ながら失われてしまいましたが、通りの名前として今でも残っています。
この「木挽町通り」の左手に「宝珠稲荷神社」があります(中央区銀座3丁目14−15)。
この「宝珠稲荷神社」も江戸時代に屋敷神として祀られていたものが現在まで残されている神社です。
この付近にも下の写真のような下町の家並みを見ることができます。
★★★
★★★
この「木挽町通り」をさらに進むと、「松屋通り」との交差点に、
「樹の花」という喫茶店がありますが、
ジョンレノンとオノヨーコが訪れた喫茶店として知られています。
その「樹の花」の向かいには、「アメリカン」というサンドイッチ屋がありますが、
ボリュームがあり、かつおいしいと評判で、いつも待ち客が長い行列をつくっています。
☆☆☆
次回は、東銀座の歌舞伎座を経て、銀座の中心地である銀座4丁目に進みます。
★★★
★★★
┏○゙ブログランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります┏○゙

