銀座の野菜栽培と100万円の万年筆~銀座散策~神社・裏路地巡り(3):伊東屋野菜工場/銀座発祥の地碑/ヨネイビル/奥野ビル
- 2019/07/27
- 09:56
前回の「銀座散策~神社・裏路地巡り(2)」では、幸稲荷神社から裏路地を通り、
銀座のシンボルである柳を見て、中央通りまで来ました。
今回は、中央通りの銀座2丁目交差点から出発します。
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(ラグジュアリ交差点)
前回の記事でご紹介した「日本最初の電気街灯建設の地」の鉄柱があるところは、「銀座2丁目交差点」ですが、
この交差点の四隅には、
前回の記事で書いた「電灯建設のプレート」がある「カルティエ」の他に、
「シャネル」、「ルイヴィトン」、「ブルガリ」の高級店舗があり、まさに「ラグジュアリ交差点」といった趣です(^^
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(伊東屋)
この「ラグジュアリ交差点」を渡り北に向かと、明治37年(1904年)創業の老舗文具店・伊東屋があります。
伊東屋は1階から8階が文房具売場ですが、
3階の高級筆記具売り場では、100万円の万年筆が販売されていました(^^
また、この「伊東屋」の11階には野菜工場があります。土を使用しない水耕栽培で野菜を育てています。
ここで収穫された野菜は12階のレストラン「カフェ スティロ」(下の写真)で使われているそうです。
「カフェ スティロ」については別記事(『「銀座の野菜工場で収穫されたレタスを使ったハンバーガー」と「銀座発祥の地」』)で詳しく書きますので、こちらを御覧ください。
なお、この伊東屋では文房具売場・レストランともお客の半数以上が外国人でした。
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(銀座発祥の地碑)
さらに進むと、ティファニー店の前に、「銀座発祥の地」碑があり、
「慶応17年(1612年)銀貨幣鋳造の銀座役所を設置した」ことが書かれています。
しかし、寛政12年(1800年)に不正事件が発生したため、この銀座役所は日本橋蛎殻町に移されました。
その説明板が日本橋蛎殻町(かきがらちょう)にあります(下の写真)。
そういう点では、正統な銀座は日本橋蛎殻町なのかもしれません。
(英国屋脇の裏路地)
ティファニーと英國屋の間にある細い路地を入っていきます。
一見すると「入れるのかな?」と思うほどの狭い路地ですが、銀座にはこのような裏路地が多くあり、銀座の裏路地歩きは冒険的な面白さがあります。
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(ヨネイビル)
この路地を出ると「あずま通り」があり、左に行くと、右手にレトロな「ヨネイビル」があります。
この建物は「東京都選定歴史的建造物」に指定されています。
私が行ったときは、「KUROSAWA FILM STUDIO」と書かれた車が建物の横に駐車していましたので、このビル内で撮影が行われていたと思われます。
また、この「ヨネイビル」には高級洋菓子・スイーツ店の「アンリ・シャルパンティエ」があります。
ご関心のある方は、『「銀座の高級洋菓子・スイーツ店」と「銀座のメンチカツ」』を御覧ください。
(奥野ビル)
さらに進むと、父娘争いで一時話題になった「大塚家具」の銀座本店があり、
一つ横にある「銀座三原通り」に入ると、ここにもレトロな「奥野ビル」があります。
奥野ビルには、ギャラリー・骨董店などの芸術関連の店が多く入っています。
エレベーターは手動で動くエレベーターです。
扉の開閉を手動で行うようにとの注意書きがありました。
なお、この「奥野ビル」の向かいには、ヨーロッパの街角にあるような瀟洒なイタリアンレストランがあります。
ご関心のある方は、『「銀座のイタリアンレストラン」と「手動エレベーターのあるレトロな建物」』をお読みください。
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次回は、銀座に2つある銭湯の一つを巡り、銀座の下町的な界隈を歩きます。なお、銀座散策の次回記事は4~6週間後に再開予定です。
(投資関連の参加カテゴリの変更)
次次回から、一定の期間、「レストラン、カフェ」を中心にした記事を掲載します。
その期間中は、「投資関係の参加カテゴリ」を「グルメ関連の参加カテゴリ」に変更します。
その後も掲載テーマによってカテゴリの変更を行う予定です。
ただし、「歩く旅」「町並み巡り」の参加カテゴリについては変更しません。
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