【2019年】大成ラミックの株主総会に出席してきました
- 2019/07/02
- 08:24
大成ラミック(4994)は、私達がよく使う醤油などの液体包装フィルムを作る機械とフィルムを製造販売している企業です。
下の写真は、その機械と液体包装フィルムの例。
大成ラミック(4994)は、「大成ラミック(4994):株主優待/成長循環型チャートの株価の動向」で書いたように、よほどのことがない限り保有し続けようと考えていた銘柄でした。
しかし、後述する「今後の方針」で述べる理由で売却したため、今回が最後の株主総会になることから、遠方まで行って出席してきました。
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(株主総会)
東証一部上場企業は、東京あるいは大阪、福岡など大都市に本社を置くことが多いのですが、
大成ラミック(4994)は、埼玉県白岡市という人口5万2千人の地方都市に本社を置く、東証一部企業としては珍しい企業です。
株主総会は6月26日(水曜日)に、この大成ラミック本社がある埼玉県白岡市で行われました。
JR白岡駅に着くと、改札口に案内板を持った会社の方がいました。
タクシー乗り場にも会社の方がいて、タクシーチケットを手渡されました。
駅から7分ほどで大成ラミック本社に着きますが、タクシーの運転手の方からは、
「大成ラミックは地元では一番大きい企業で、このくらい大きな企業になると東京に本社を置くものだが、大成ラミックは地元に本社を置いている。埼玉県内の重要な企業であることから上田埼玉県知事も時々訪問しに来る」
というお話を聞きました。
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本社の玄関です。
1時間余りの株主総会では三分の二以上が株主との質疑応答にあてられ、会社の運営・人事管理・株主還元など多岐にわたる質問に木村社長等会社幹部が答えていました(株主総会中の撮影は禁止)。
株主からの質疑を途中で打ち切る企業もありますが、大成ラミックは質問がなくなるまで答えており好感が持てました。
株主総会後、お土産をいただきました。「飯能そば」という地元産品で、昭和天皇が飯能に立ち寄られた際にお出しした蕎麦屋が製造している蕎麦だそうです。
その後、希望者による工場見学がありました(下の写真は工場見学の案内)。
工場見学でも撮影禁止でしたので、写真を掲載できませんが、液体包装フィルムを製造している様子を興味深く見学することができました。
その後、会社手配のバスで白岡駅まで送っていただきました。
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わざわざ東京から来ましたので、どこか観光的な所に立ち寄ろうと考え、白岡駅からひと駅の新白岡駅に行き、
土地改良時に発見された古代蓮の実を繁殖させた調整池を見てきました。
時期的に早すぎたので、ほんのわずかの蓮の花しか咲いていませんでしたが、
時期が合えば多くのきれいな蓮の花が見れると思います。
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(今後の方針)
「大成ラミック(4994):株主優待/成長循環型チャートの株価の動向」で書いたように、「大成ラミック」は私のお気に入り銘柄で、株価がよほど急騰しない限り保有し続けようと考えていました。
しかし、現在検討されている東京証券取引所の市場区分の再編で、最上位の「東証一部」に属している大成ラミック(4994)が最上位区分から転落する可能性が出てきました(東京証券取引所の市場区分の再編については、「ローランドDG(6879):株主優待と株価の動向」を参照)。
(大成ラミックの時価総額は200億円だが、最上位の時価総額基準が500億円または250億円と取り沙汰されているため)
私は原則として含み益がある状態でしか売却しない方針ですので(「【保存版】損切りしない株式投資(まとめ)」を参照)、
含み益のあるうちに売却すべきと判断し、先般、後ろ髪を引かれる思いで売却しました。
今後は、市場区分の再編と長期チャートを見ながら。再度購入するか考えたいと思っています。
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