「やよい軒」のおかわり有料化はどこで決まったか?:本社併設の「やよい軒」実験店舗/プレナス(9945)
- 2019/06/22
- 07:54
「やよい軒」は、持ち帰り弁当「ほっともっと」を運営する、株式会社プレナス(9945)がフランチャイズ展開している和食レストランですが、
茅場町にあるプレナス東京本社(下の写真。中央区日本橋茅場町1丁目7番1号)には、
「やよい軒茅場町店」が併設されています(下の写真。以前あった「YAYOI茅場町店」をリニューアルオープンしたもの)。
この東京本社併設のやよい軒は「実験店舗」としての役割があるようで、ご飯のおかわりの有料化はここで事前に試行されていました。
今回はこの「やよい軒茅場町店」のご紹介と株価の動向についての記事になります。
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(実験店舗としての「やよい軒茅場町店」)
先日(4月16日)、「やよい軒」で無料だったご飯の「おかわり」が一部店舗で有料化され話題になりました。
平成31年(2019年)4月15日付け毎日新聞の記事を引用します。
「定食チェーン「やよい軒」が16日から、これまで無料だったご飯の「おかわり」を関東の一部店舗で試験的に有料化する。やよい軒を運営するプレナスの担当者が毎日新聞の取材に明らかにした。有料化するのは全国378店舗のうち、東京、千葉、栃木、茨城の4都県の12店舗(約3%)。・・・(略)・・・試験的な導入のため、おかわりの料金は実施店舗によって異なり、30~100円の幅という。実施期間は未定。」(出典:平成31年(2019年)4月15日付け毎日新聞)
しかし、私達が本社併設の「やよい軒茅場町店」に行った時期は、有料化された4月16日以前でしたが、すでにご飯の「おかわり」が有料化されていました。
下の写真は、本社併設の「やよい軒茅場町店」に置かれた食券機に表示されたご飯の値段表です。
白米の普通盛が830円、おかわり自由が930円ですから、おかわり料金は100円ですね。
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本社併設の「やよい軒茅場町店」に入ったときは、おかわりは無料だと思っていましたので、お店の方に伺ったところ、
「この本社併設の「やよい軒」は実験店舗で、他の「やよい軒」とは少し変えたメニューでやや高い料金を設定している」とのことでした。
たしかに、「茅場町店では、他の店舗と商品内容・価格が異なります。予めご了承ください」と書かれていました(下の写真)。
しかし、(通常の「やよい軒」は駅から離れたところにあるのですが)この東京本社併設の「やよい軒茅場町店」は地下鉄茅場町駅(12番出口)から徒歩で1分もかからない利便性の良さと、
近隣には東京証券取引所、証券会社などの会社が多いため、少々値段が高くともサラリーマンが多く利用しているようです。
プレナス東京本社のあるこの界隈については、「日本の金融街を歩く(平成通り散策)」を参照ください。
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(東京本社併設の「やよい軒茅場町店」の定食)
私達は夜に行きました(下の写真は夜間に撮影した外観)。
通常は、食券機でチケットを購入しますが、
私達は、プレナス(9945)の株主優待券を使って購入しました。
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店内の様子です。
定食のメニューです。
注文した「豚のしょうが焼定食」(税込730円)、「チキン南蛮定食」(同790円)、「味噌かつ煮定食」(同790円)です。
「刻みごま白菜漬け」は自由におかわりできます。
他店舗と比べ値段がやや高いですが、味はよく研究されているようで美味しい味付けでした。
お店の方にデザートがないか伺ったところ、『デザートあるいはコーヒーなどの飲料を提供している店もあるが、この本社併設の「やよい軒茅場町店」では提供していない』とのことでした。
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(今後の株価の動向)
4月16日のご飯のおかわり有料化後の株価は上下の動きはあるものの、緩やかに上昇しており、市場は有料化を肯定的に評価したようです(最近の株価の下落は「ほっともっと」の業績悪化が原因のようです)。
私が保有している本銘柄は含み損の状態ですが、「プレナス(9945):株価の動向と株主優待」で書いた方針に変わりなく、
財務が健全なこと、配当利回りが高いこと、さらに時価総額が823億円ですので、「ローランドDG:株主優待と株価の動向」で書いたような東証再編問題にもクリアしていることから、
株価の動向はあまり気にせず、配当と株主優待を貰いながらのんびりと保有していくつもりです。
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