予想するのでなく、シナリオで対応する
- 2019/03/13
- 15:54
今回は久々の投資に関する記事です。私の投資スタンスは中長期投資なので、いったん売買ルールを決めると基本的に放置状態になるので、さほど書くことがなくなるのですね。
さて、「ティーライフ(3172):株主優待と株価の動向」で書いたように、株式市場は未だに不安定な動きをしているようです(下の写真は、夜に撮影した「東京証券取引所」)。
このような中、経済アナリスト達が、今後の相場はどうなるかいろいろと予想をたてていますが、聞き流すようにしています(参考にはするが、投資判断の基準にはしない)。
私は経済関係のTVニュースをよく見るのですが、そこでは強気の発言が多いようです。強気発言のほうが視聴者受けをするからなのでしょうが・・・・・・
よく言われるように予想は外れることが多いので、私の場合は予想するのではなく、複数のシナリオを作って、それぞれのシナリオ毎の対処を考えるようにしています。
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日経平均の今後のシナリオとしては
(1) 上昇トレンドに転じる
(2) ヨコヨコで推移:しかし、永久にヨコヨコで推移するわけはないのでどこかで上か下にブレイクするはずです
(3) 下方トレンドに転じる
の3つしかありません。
(1) の上昇トレンドに転じる場合は、
2万2000円、2万3000円というような節目の数字や、直近(昨年(2018年)10月)の高値である2万4448円近辺では、売り買いが交錯して一時的な下げに転じることがあるかもしれませんが、上昇トレンドが継続する場合です。
この場合、私の持っている銘柄の株価も騰がっていくでしょうから、ルールに従って淡々と売却していきます。
現金比率が高まっていきますが、このような上昇トレンドは逆張り投資家にとっては難しい相場になります。監視銘柄のチャートを見ながら、ルールに合う銘柄を探して購入することになりますが、どうしても現金比率が高まっていきます。
この現金を持ちながら、ルールに合わないものは買わないことも「握力」の一つだと思っています。
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(2) のヨコヨコの場合も、
ルールに従って売買するだけです。上にも書きましたが、このヨコヨコが永久に続くわけはないので、上昇・下落に転じた際のシナリオも用意しておくべきだと思います。
(3) の下落に転じた場合も、
ルールに従って売買するだけですが、「フロイント産業:私のナンピン失敗事例」で書いたようにナンピンルールはより厳しくすべきだし、購入もできる限り厳しくし、過去1年間の最安値付近でなく、過去3年間の最安値付近で購入するなどの調整は必要だと思います。
また、下落に転じたときのために、ある程度の現金は用意するようにしています。
このように書いていくと、当たり前のことばかりで、何も特別なことをするわけではなく、ルールを淡々と実行していくだけの話になりました。
投資に妙手はなく、自分で決めたルールを淡々と実行していくことしかないようです。
しかし、この淡々と実行していくことがとても難しいのですが・・・
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