芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策(3):中村雅俊・五十嵐淳子夫妻/神明の森特別保護区/旧山田家住宅
- 2019/01/19
- 09:02
大江健三郎、石原裕次郎、田村正和の自宅などを探訪し、
猪俣庭園、樫尾俊雄発明記念館を見学しました。
今回は、「成城学園散策」の第3弾として、中村雅俊・五十嵐淳子夫妻の自宅を探訪したり、
神明の森みつ池などの豊かな自然、新しく公開された旧山田家住宅などを訪れてみたいと思います。
(※)新たな情報を加え、さらに詳しい「成城散策・新シリーズ」を掲載したので、こちらもご覧ください。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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(より詳しい成城散策・新シリーズ)【追記】
新たな情報を加味したより詳しい「芸能人・著名人の自宅を探訪しながら成城散策・新シリーズ」(番外編を含め12回にわたり掲載)を掲載したのでこちらの新シリーズもご覧ください。
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(野川緑地広場ビジターセンター)
前回の「芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策(2)」でご紹介した、樫尾俊雄発明記念館の庭園を降りて行くと、
野川があります。
この野川に面して、野川緑地広場ビジターセンターがありますので、ここで休憩してみます。
このビジターセンター内には野川で採れる川魚の水槽があったり、
各種パンフレットが置かれています。
その中にある「Tohode」というパンフレットは、成城学園の地図が載っていますので便利です。
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(神明の森みつ池特別保護区)
ビジターセンターで休息をとった後、パンフレット(tohode)の地図を見ながら野川の下流方向に歩いていくと、
神明の森特別保護区があります。
残念ながら、ここは一般公開されていませんので中にはいれませんが、国分寺崖線から流れる湧水でできた池があるのが分かります。
説明板にはサワガニの絵が描いてありますので、サワガニがいるようです。
「世田谷美術館フレンチレストランと砧公園を散策」で、砧公園内でヘビを見たことを書きましたが、世田谷区ではヘビやサワガニが生息しているのですね。(下の写真は砧公園で見たヘビ)
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(喜多見不動堂)
さらに進んでいくと、喜多見不動堂があります。
説明板には、「創建は明治9年(1876)5月で、村内安全、諸難消除、各願成弁のため浦野半次郎が発起人となり、有志の寄進を得て堂宇を建立」と書かれていました。
ここは神社ではなく不動堂(寺院)ですので、「赤坂の「坂」を散策(最終回)」で書いたように、賽銭箱の上にあるガラガラと鳴らす「鈴」が「鰐口」(わにぐち)となっています。
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(旧山田家住宅)
この喜多見不動堂脇の坂を登っていくと、洋風の美しい「旧山田家住宅」があります。
ここは昨年(2018年)4月に公開されたばかりですので、上述のビジターセンターにあった地図(tohode)には載っていませんが、見ごたえのある住宅ですので見学してみます(見学無料)。
洋風住宅の特徴が随所で見られます。
また、成城学園の成り立ちに関する説明があり参考になりました。
100円でコーヒーが飲めますので、コーヒーを飲みながら休息するのもいいかと思います。
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(富士見橋)
旧山田家住宅見学の後は、南に向かって「富士見橋」に向かいます。
このあたりは、小澤征爾を始めとする音楽家が多く住んでいる(住んでいた)地域で、
なんとなく芸術的な邸宅が多くあります。
「富士見橋」に着きました。
この富士見橋の下は小田急線が通っているのですが、橋の両側は会員制の貸菜園になっています。
また、私が行ったときは見れませんでしたが、ここからは富士山が見れるようです。
(中村雅俊・五十嵐淳子夫妻の自宅)
さらに南に進むと、「芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策(2)」で探訪した田村正和の家と同じく、国分寺崖線上に建てられた、中村雅俊・五十嵐淳子夫妻の自宅があります。
表札には「MJ NAKAMURA」と書かれていますが、Mは雅俊、Jは淳子を表していると思われます。中村雅俊が代表を務める個人事務所の「エム・ジェイ・エンタープライズ」も「MJ」を使っていますね。
国分寺崖線については、「田園調布界隈を歩く(最終回)」で書きましたので、ご関心のある方はこちらの記事をお読みください。
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(※)新たな情報を加え、さらに詳しい「成城散策・新シリーズ」を掲載したので、こちらもご覧ください。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
次回は、成城学園散策の最終回になりますが、横溝正史、北原白秋などの家を探訪する他、仙川沿いにある東宝映画撮影所まで行ってみたいと思います。