芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策(2):田村正和/石原裕次郎/大江健三郎/猪俣庭園
- 2019/01/06
- 22:07
成城学園駅の北口から出発して、平塚らいてふ(雷鳥)、柳田國男、所ジョージの自宅を探訪し、
田園調布との違いを観察したり、
成城学園の名前の由来となった、学校としての「成城学園」を見てきました。
今回は、「成城学園散策」の第2弾として、石原裕次郎、大江健三郎、田村正和の自宅などを探訪したり、成城学園にある見どころを訪れてみたいと思います。
【追記】この界隈にある会席料理店「一宮庵」については「成城学園の芸能人・文士の家を探訪しながら、隠れ庵で至福のひととき:一宮庵(いっくあん)」を御覧ください。
(※)新たな情報を加え、さらに詳しい「成城散策・新シリーズ」を掲載したので、こちらもご覧ください。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。
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(より詳しい成城散策・新シリーズ)【追記】
新たな情報を加味したより詳しい「芸能人・著名人の自宅を探訪しながら成城散策・新シリーズ」(番外編を含め12回にわたり掲載)を掲載したのでこちらの新シリーズもご覧ください。
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(猪俣庭園)
前回の「芸能人・文士の家を探訪しながら成城学園散策(1)」で探訪した所ジョージの自宅のそばには、猪俣庭園がありますので寄ってみます(入場無料)。
建物は、近代的な寄木造りを研究し、シンプルな美を求めた吉田五十八(よしだ いそや)が設計したものです。(父が58歳のときに生まれたので「五十八」と命名されたそうです)
(上の写真は猪俣庭園内の説明書き。撮影は許可されています)
吉田五十八は、港区麻布にある外務省飯倉公館(左の写真)や「五島美術館と明神池跡」、「五島美術館と等々力渓谷・古墳群」で訪れた五島美術館(右の写真)も設計しています。
庭園と室内の写真です。確かにシンプルな美しさがあり心が和みます。
中にはボランティアガイドの方がいて親切に説明してくださいました。
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(ダウンタウン浜田雅功の自宅)(大江健三郎の自宅)
所ジョージの自宅前の道を進んで、バス通りを右に曲がると、
信号脇に、ノーベル文学賞作家・大江健三郎の自宅があります。
信号をさらに進むと(下の写真の道をさらに進むと)、ダウンタウン浜田雅功の自宅があるそうですが、よく分かりませんでした。
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(石原裕次郎の自宅)
大江健三郎の自宅前の道を進んで左に曲がると、石原裕次郎の自宅があります。
隣接する駐車場には、石原プロモーションの自動車がありました。
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(田村正和の自宅)
さきほどの道に戻って、西に(野川方向に)進むと、突き当りに田村正和の自宅があります。
田村正和の家は、「【増補版】多くの芸能人・芸術家が住む世田谷区岡本を散策」、「岡田准一などの芸能人の自宅界隈のカフェで秋のひと時(再訪)」でご紹介した、内野聖陽、松任谷由実(ユーミン)と同じく、国分寺崖線の上に建っている家です。
国分寺崖線の上は、洪水の心配がなく、下に降りれば魚などの川の幸、湧水の清らかな水が得られるため、古代から人が住んでしました(下の写真は世田谷区の説明板に筆者が補足説明を加えたもの)。
このため、「五島美術館と等々力渓谷・古墳群」でご説明したように、国分寺崖線上には古墳が多く点在し、近代になると資産家の人たちが邸宅を建てるようになりました。
下の写真は、国分寺崖線上からの眺め(左の写真)、国分寺崖線上に造られた庭園の様子(右の写真)ですが、
国分寺崖線上に建てられた邸宅では、このような眺めや庭園を楽しむことができます。
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(樫尾俊雄発明記念館)
田村正和の家の前の道を北に進むと「樫尾俊雄発明記念館」があります。
カシオ計算機創業メンバーである「樫尾四兄弟」の一人である樫尾俊雄の自宅の一部を公開し、同人が作った機器を展示している記念館です。
ここは事前に予約しないと入館できないのですが、庭園を通り抜けて下まで降りれますので、通ってみます。
さきほどご紹介した国分寺崖線上に造られた庭園の様子(右の写真)を見ることができます。
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今回はここまでとして、次回は中村雅俊・五十嵐淳子夫妻の自宅を探訪したり、成城学園の自然などの見どころを訪れてみたいと思います。
(※)新たな情報を加え、さらに詳しい「成城散策・新シリーズ」を掲載したので、こちらもご覧ください。
(※)他の芸能人・著名人関係の記事については、「芸能人・著名人関連のカテゴリ」がありますので、ご関心のある方はこちらを御覧ください。