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東大で弥生土器発見地を探す:サトウハチロー旧居跡/お化け階段/弥生二丁目遺跡

前回の「観光名所・東大キャンパスを散策」では、主として東大の弥生キャンパス(農学部キャンパス)を散策しました。

ハチ公関連で「上野英三郎とハチ公像」、東大農学資料館に保管されているハチ公の臓器、

水戸藩の水戸学に影響を及ぼした中国の儒学者・朱舜水(しゅしゅんすい)の記念碑、

江戸時代から続く老舗の酒屋・高崎屋を見学し、

合格祈願シールまでもらいました(^^

今回は、「東大散策」シリーズの第2弾として、弥生式土器の発見地を探すために、東大の中や外を散策します。

お化け階段にも行ってみます。


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(弥生式土器発見地はどこに?)


前回の「観光名所・東大キャンパスを散策」でご紹介した本郷キャンパスに通じる陸橋を渡らず、

陸橋の左側にある階段を降りて、
東大 陸橋脇を左に進む 


言問通りを左に下って行きます。
東大 言問通り 


ほどなく、下の写真のような文京区教育委員会による「『弥生式土器』の発見地」という説明板があります。
東大 弥生式土器の発見地 説明板 


それを読むと、

明治17年(1884年)に弥生式土器を発見したが、その後都市化が進み、発見地がどこかはっきりしなくなったこと、

推定地としては、(1)サトウハチロー旧居跡付近、(2)現在地付近、(3)根津小学校の校庭裏の崖上の3箇所がある、

と書かれていました。

「ええっ、発見地が分からない!!」とがっかりしますが、当時は学術調査とはいえ、しっかりした管理が行われていなかったためだったと考えられます。

そこで、これらの推定地と、

最初の発見地ではありませんが、昭和49年(1974年)に根津小学校の児童が弥生式土器や貝殻を採集したと説明板に書かれている東大工学部9号館わきの場所を訪れてみたいと思います。


(サトウハチロー旧居跡)


「リンゴの唄」、「悲しくてやりきれない」、「うれしいひなまつり」などの作詞者として知られるサトウハチローの旧居跡ですが、

言問通りを進み、左に曲がった路地にあります(文京区弥生2丁目16−2)。
東大 サトウハチロー旧邸跡1  東大 サトウハチロー旧邸跡2  東大 サトウハチロー旧邸跡3


(根津小学校の校庭裏の崖上)


このサトウハチロー旧居跡を進むと、小学生の遊び声がしてきましたので根津小学校が近いことが分かります。

異人坂にきました。
東大 異人坂1  東大 異人坂2


この坂上には、明治時代のお雇い外国人用の官舎があり、外国人が坂を下って不忍池や上野公園の散策をしていたため「異人坂」と呼ぶようになった、と説明板に書かれています。

また、この説明板には、「外国人の中には、有名なベルツ(ドイツ人)がいた」と書かれていますが、このベルツは次回以降の記事にも出てきます。

この坂下に根津小学校があります。
東大 根津小学校 


小学校に行って、たまたま会った学校の先生に聞いてみると、「校庭にあるプール脇のこんもりと木々があるところらしい」とのお話でした。

校舎内ですので写真は撮れませんでしたが、場所としてはさきほどご紹介した異人坂上左の崖部分(下の写真)と思われます。
東大 異人坂左手の崖 


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(お化け階段。階段=怪談?)


さて、弥生式土器とは関係がありませんが、この近くに、登りと下りで階段の数が違うと言われている「お化け階段」がありますので、ついでに行ってみます。

根津神社前の権現坂の一つ南側にある裏道にあるのですが(下の写真は地下鉄・根津駅に設置されている周辺地図)、
東大 お化け階段地図 


どうということのない普通の階段です。
東大 お化け階段外観 


左の途中で切れている階段が昔の階段で、建築基準法の関係で幅員を拡張して現在のような階段になりました。

私も試しに上り下りしてみましたが、その時によって段数が40段になったり39段になったりと確かに段数が違います。

「ええ!! 階段の怪談か?」と思いましたが(^^

その原因は一番下の階段なのか道なのか見分けのつかない、非常に低い段差の部分にありました。
東大 お化け階段の謎1  東大 お化け階段の謎2


登るときはこの部分を階段と認識して「1段」と数え、下るときは「これで終わりだ」と認識して、階段として数えないため数が異なっていたわけです。

と、まあ。。。私はそう解釈したのですが・・・・

本当にお化けがいるのかもしれませんよ(笑


(根津協会)


上の地図にも出ていますが、

お化け階段を少し先に行くと、国の登録有形文化財に指定されている根津教会があります。
東大 根津教会1  東大 根津教会2  東大 根津教会3


ここから先に行くと谷中に入っていきますが、今回はここまでとします。


(東大工学部9号館脇の遺跡)


さて、お化け階段と根津教会はこのぐらいにして、東大に戻ります。

浅野キャンパス入り口付近に、「弥生式土器発見ゆかりの地」の碑が言問通りに面して建っています。
東大 弥生式土器発見ゆかりの地碑 


この碑のある場所が発見の地ではありませんが、人目につく所に「ゆかりの地」として建てたものと思います。

浅野キャンパスに入っていくと、「武田先端知ビル」に遺跡の解説があるので、それを見てみます。
東大 武田先端知ビル1  東大 武田先端知ビル2  東大 武田先端知ビル3


解説を見た後で、工学部9号館に行きます。

工学部9号館の右手に下の写真のような、「入ってもいいのかな?」と思うような場所がありますが、ここを入っていきます。
東大 工学部9号館右手 


すると草むした場所があり、
東大 弥生二丁目遺跡1 


そこに「弥生二丁目遺跡」の解説板が、草に覆われてありました。
東大 弥生二丁目遺跡2 


ここは弥生式土器の最初の発見地ではありませんが、弥生式土器が発掘された場所で、当時この地域一帯に弥生人が住んでいたことが分かります。

これで「東大で弥生土器発見地を探す」の記事は終了します。

次回は東大のメインキャンパスである本郷キャンパスを散策します。


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プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして4年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

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