テクノメディカ(6678)と日産自動車(7201):株価急落の比較/株主優待と株価の動向
- 2018/12/12
- 15:19
採血管準備装置を開発している医療関係銘柄のテクノメディカ(6678)については、
以前、テクノメディカ(6678):ヨコヨコ型チャートの株価の動向で分析したところですが、
今回、9月権利確定の株主優待をいただきましたので、その株主優待をご紹介するとともに、再度、株価の動向を分析してみます。
また、不祥事による株価急落の観点から、テクノメディカ(6678)と日産自動車(7201)の株価急落は似ているところがありますので、このことについても考えてみたいと思います。
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(テクノメディカ:株主優待)
まず、テクノメディカ(6678)の株主優待ですが、100株保有で、京都府北部の丹後産コシヒカリ(2kg)をいただきました。
同銘柄は家内も保有していますので、2つの京都産コシヒカリです。
お米は、普段の生活では必ず消費するものなのでとても便利ですね。
(テクノメディカ:購入時の状況)
テクノメディカ(6678):ヨコヨコ型チャートの株価の動向で書いたように、
平成26年(2016年)に代表取締役会長など幹部による不適切な会計処理が発覚し、株価が急落、
その後、ヨコヨコの株価が続いていたのを見て、
昨年(2017年)11月から、今年(2018年)1月末~2月初めにかけて株価が下がったところを購入しました。
その後、株価が上昇した時に一部売却し、残りは現在も保有しています。
購入した当時のチャートを再掲します。
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(日産(7201)の株価急落との対比)
私の投資方法は、損切りしない株式投資(7)で書いたように、完全な逆張り投資ですので、
企業本来の業績ではなく、社長などの不祥事による株価の急落は「買い時」として買うことが多いのですが、このテクノメディカ(6678)の場合はそれが当てはまりました。
このため、カルロス・ゴーン前会長の逮捕による日産自動車(7201)の株価急落についても注視しているところです。
しかし、テクノメディカ(6678)のような単純な不祥事と異なり、日産自動車(7201)の場合は、個人投資家があずかり知らない悪材料がまだある可能性や
フランス政府・日本政府が絡むなど複雑な要素、大型株特有の短期筋による株価の変動もあるため、しばらく様子を見ていたのですが、
検査不正の再発や法人としての日産自動車も起訴されるなど、さらなる悪材料が出てきて株価が下がったところで、とりあえず100株購入しました。
今後の日産自動車は、高配当が維持されるのかどうか(減配の可能性もある)、東京証券取引所が内部管理に問題がある特注銘柄に指定するかどうかなど、まだ予断を許しませんが、
このような悪材料を折り込みつつ株価がどのように推移していくかを見ながら、買い増しを慎重に検討していきたいと思っています。
(テクノメディカ:今後の株価の動向)
現在のテクノメディカ(6678)のPERは19.82倍、PBRは1.36倍で私の基準からすれば割安ではありませんが、
配当利回りは2.16%とそこそこあり、自己資本比率は85.8%と財務は非常に健全です。
また、採血関連装置を独自に開発し販売しているという点で参入障壁が高く、
テクノメディカのような医療関係銘柄は、注目を浴びると株価が高騰することがあるので、
配当利回りと株主優待をいただきながら楽しく保有していきたいと考えています。
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