赤坂料亭で1500円ランチ:赤坂金龍
- 2018/11/24
- 09:50
今回は、赤坂の「坂」を散策でご紹介した、赤坂金龍(港区赤坂3-17-2。赤坂見附駅より徒歩3分)でのランチについて書いてみます。
赤坂の料亭は、戦前は軍人が、1950年代後半の高度成長期時代は実業家・政治家が利用し最盛期を迎えました。
しかし、経済の停滞とともに利用者が減少し、赤坂金龍も平成17年(2005年)に閉店を余儀なくされましたが、
現在は、お店をリニューアルし、料亭としてではなく新業態店として営業しています。
【追記】残念ながら閉店しました。
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「赤坂金龍」は、赤坂見附駅から徒歩3分の至近距離にあり、数寄屋造りの見事な黒塀の建物ですのですぐに分かります。
玄関で靴を脱ぎ、受付前を通って中に案内されました。
途中にはバーのカウンターがあります。
さらに奥に進み、
和室に置かれたテーブル席に案内されました。
和室に置かれたテーブル席の写真をさらにお見せします。
背景の庭の景色に心が和みます。
予約しておいた1,500円の週替り膳とおすすめの金龍御膳(1,800円)を注文しました。
週替り膳(左の写真)と金龍御膳(右の写真)です。
ご飯ととろろはお代わり自由でした。
このお値段で、かつての料亭の雰囲気を味わいながら食事ができて大変満足しました。
ご参考までに、トイレの手洗い場です。なかなかお洒落ですね。
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(旧北白川宮邸洋館と赤坂見附跡)
赤坂の坂を散策で、赤坂の地名の由来となった「赤坂」が、元々は、「赤坂プリンスクラシックハウス」と「赤坂見附跡」付近にあったと書きました。
そこで、食事の後は、東京ガーデンテラス紀尾井町(旧赤坂プリンスホテル。下の写真)の裏にある、
赤坂プリンスクラシックハウスを見学に行きました。
ここは旧北白川宮邸洋館で、お洒落なレストランやカフェがあります。結婚式場としても利用されています。
また、東京ガーデンテラス紀尾井町には下の写真のようなウッドデッキがあり、
江戸時代の石垣を間近に見ることができます。
ここの石垣は福岡藩主の黒田家によって築かれましたので、黒田家の家紋の「裏銭紋」が彫られていることまで見ることができます。
以前の赤坂プリンスホテルは史跡に配慮がないと批判されたりしましたが、今の東京ガーデンテラス紀尾井町は歴史にも配慮しているようです。
最後に、この赤坂プリンスクラシックハウスの近くには、「赤坂見附駅」の由来となった赤坂見附跡があります。
保存状態がとてもよくて見応えがありました。
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