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二子玉川散策(2):二子玉川公園/東京都公文書館/二子の渡し跡

前回の二子玉川散策(1)では、二子玉川(二子玉)にあるセルフサービスのフレンチレストランや丘陵にあるスターバックス、昭和の雰囲気のある商店街などを見てきましたが、

今回は、「二子玉川公園」から散策してみます。
二子玉川 二子玉川公園  二子玉川公園 案内図

☆☆☆


(二子玉川公園)

ここは以前「東急自動車学校」やゴルフ練習場があった場所ですが、現在は世田谷区立の公園になっています。

この二子玉川公園の高台にあるスターバックスについては二子玉川散策(1)で書きましたが、

これ以外に、ここには周遊式日本庭園「帰真園」があり、
二子玉川公園 帰真園  二子玉川公園 帰真園 日本庭園


旧清水家住宅書院が移築されています。
二子玉川公園 帰真園 旧清水家住宅書院


(東京都公文書館)

この「二子玉川公園」の近くには、「東京都公文書館」があり、館内を見学することができます。
二子玉川 東京都公文書館


貴重な古文書や古地図が展示されています。
二子玉川 東京都公文書館 内部1  二子玉川 東京都公文書館 内部2
(一部の展示品以外の撮影は許可されています。上の展示品は許可されているものです)


(二子の渡し)

江戸時代、江戸防衛のため多摩川には橋がかけられていませんでした。

このため、古来よりあった大山街道(現在の国道246号線とほぼ同一)を利用する人々は、「二子の渡し」を利用していました。

この「二子の渡し」の碑がありますので、これを見に行ってみましょう。

前回の二子玉川散策(1)で行ったセルフのフレンチレストラン「ルナティック」前の多摩川沿いの道を二子玉川駅方向(多摩川上流方向)に進んでも行けるのですが、

二子玉川ライズに戻って、そこから行ってみます。

二子玉川ライズのバスターミナルから多摩堤通りを見ると下の写真のような「堤」が見えます。
二子玉川 堤


これは、フレンチレストラン「ルナティック」に行った時に見た「堤」で、昭和初期に完成した堤防の痕跡です。

このため、この通りは「多摩堤通り」と称されているわけです。
二子玉川 多摩堤通り


この堤防を削った道路を通って多摩川方向に行くと、

「世田谷区立玉川福祉事務所」の入り口に、小さな「二子の渡し跡」の碑があります。
二子玉川 二子の渡し跡1  二子玉川 二子の渡し跡2


(多摩川を挟んで似た地名がある理由は?)

ところで、この多摩川周辺の地図を見ると、多摩川を挟んで、東京側・神奈川県側で似たような地名があることに気づきます。

宇奈根(東京都)-宇奈根(神奈川県)、等々力渓谷(東京都)-等々力緑地(神奈川県)、下丸子(東京都)-新丸子(神奈川県)など同一又は似た地名が多摩川を挟んであります。

これは、元々は陸続きだった同一地区が、多摩川の流路が変わったために、陸続きだった地区が多摩川によって分断され、その痕跡が地名に残っているためです。

多摩川は「あばれ川」と称されるほどの川でしたが、この多摩川が暴れて流域に住んでいた人々を苦しめたことが、この地名からも分かるのですが、

多摩川はしばしば流路を変えたため、「二子の渡し」の位置もしばしば場所が変わったそうです。

なお、東急電鉄の駅名である二子玉川(東京都)-二子新地(神奈川県)も似た名前ですが、これはちょっと違います。
二子玉川 駅の表示  二子新地 駅の表示


東急電鉄が、川崎市側にあった「二子村」と世田谷区側にあった「玉川村」を合体させて「二子玉川」という駅名にしたのが、その由来になります。

東急電鉄はどうも歴史を無視して駅名を作る傾向があるので、注意が必要です。

次回も、二子玉川(二子玉)のあまり知られていない見どころを散歩します。

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プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして3年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

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