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蔵前→浅草橋散策(1):蔵前神社/川柳発祥の地/はなし塚

今回は蔵前から浅草橋の散策をしてみます。

蔵前は都営地下鉄の大江戸線と浅草線が通っています(両線の駅は地下道でつながっていないので地上に出ないと乗り換えはできません)。

蔵前は最近お洒落な店が出店するようになっており、下町のブルックリンと呼ばれるようになってきているそうです。
蔵前 お洒落なカフェ1  蔵前 おしゃれなカフェ2


散策前にこのようなお洒落カフェに寄ってみるのもいいかもしれません。

かと思えば、昭和30年代を思わせるようなお店もあります。
蔵前 昭和30年代を思わせる店


私はと言うと、明治20年開業の老舗の和菓子屋さん、「栄久堂」の和菓子を買って食べましたが、上品な甘さでとても美味しかったです。
蔵前 栄久堂  蔵前 栄久堂の和菓子


なお、蔵前で最もカメラのシャッターを切られていると言われる超レトロな風情の古本屋さんもあります。ネット上では有名な古本屋さんですが、何とも形容しがたい風情で、私が行ったときも観光客らしき人たちがバチバチ写真を撮っていました。

このブログでご紹介しようと思ったのですが、お店に「写真は撮らないでください」という紙が貼られていました。お店の外観であれば問題ないと思うのですが、ここはお店のご意思を尊重して、このブログでは写真を掲載しませんのでご理解をお願いします。


(蔵前神社:相撲と深い関係のある神社)

さて、前置きはこのくらいにして散策に行きます。

最初は蔵前神社です。第五代将軍徳川綱吉が京都の清水八幡宮を勧請して建てられた由緒ある神社です。
蔵前神社


蔵前は両国国技館が造られるまでは東京で大相撲の本場所を開催していた「蔵前国技館」があったように相撲と縁の深い場所ですが、

この蔵前神社も相撲と深い関係があり、勧進大相撲発祥の神社で、江戸時代には蔵前神社境内で勧進大相撲が開催されました。

そのため、神社の周囲にめぐらされている玉垣(瑞垣(みずがき))には寄進した相撲関係者の名前がズラッと刻まれています。
蔵前神社 玉垣1  蔵前神社 玉垣2


また、蔵前神社は古典落語ゆかりの神社でもあり、「元犬(もといぬ)」、「阿武松(おうのまつ)」の舞台でもあるそうです。
蔵前神社 古典落語ゆかりの神社


(川柳発祥の地)

また、蔵前は川柳発祥の地でもあり、川柳発祥の碑や川柳横丁があります。
蔵前 川柳発祥の碑  蔵前 川柳横丁


川柳横丁にある龍宝寺は別名「川柳寺」とも呼ばれ、川柳の創始者である初代柄井川柳(からいせんりゅう)のお墓もあります。
蔵前 龍宝寺 


(はなし塚)

ここから北に歩いて数分のところに、日蓮宗の「本法寺」があります。
蔵前 本法寺


外壁一面に「日本放送協会」「日本文化放送」などの放送局や「落語協会」「古今亭志ん生」「林家正蔵」など落語にゆかりのある名前がズラッと刻み込まれています。
蔵前 本法寺 外壁1  蔵前 本法寺 外壁2


このお寺の境内には「はなし塚」という、太平洋戦争直後の昭和16年(1941年)、時局にふさわしくないとされた落語の台本をこの塚に納め、落語会の先輩の霊を弔うために建てられた塚があります。
はなし塚


このことから、外壁一面に放送関係会社や落語関係者の名前が刻み込まれているわけです。

台東区教育委員会の説明版がありました。その全文は以下のとおりです。

この塚が建立された昭和16年(1941)10月、当時国は太平洋戦争へと向かう戦時下にあり、各種芸能団体は、演題種目について自粛を強いられていた。落語界では、演題を甲乙丙丁の4種に分類し、丁種には時局にあわないものとして花柳界、酒、妾に関する噺、廓噺等53種を選び、禁演落語として発表、自粛の姿勢を示した。この中には江戸文芸の名作といわれた『明烏(あけがらす)』『五人廻し(ごにんまわし)』『木乃伊取(みいらとり)』等を含み、高座から聴けなくなった。
 「はなし塚」は、これら名作と落語界先輩の霊を弔うため、当時の講談落語協会、小咄を作る会、落語講談家一同、落語定席席主が建立したもので、塚には禁演となった落語の台本等が納められた。
 戦後の昭和21年(1946)9月、塚の前で禁演落語復活祭が行われ、それまで納められていたものに替えて、戦時中の台本などが納められた。
(台東区教育委員会の説明文より。太字は筆者)


次回は「隅田川テラス」を散策します。

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カツQ

Author:カツQ
リタイアして3年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

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