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港区白金・広尾・プラチナ通りを歩く(2)

さて、港区白金・広尾・プラチナ通りを歩く(1)の続きです。

プラチナ通りでもう一つご紹介します。
プラチナ通りにあるドン・キホーテです。他にあるドン・キホーテと違って落ち着いておしゃれになっていますね。
ドン・キホーテ



白金にあるので、建物の色をプラチナ色にしているのでしょうか。
店内には高級牛肉などを売っている精肉専門店があったりして、他の店舗とは違うようです。


(広尾)

地下鉄広尾駅は港区と渋谷区の境界線上にあり、道路を挟んで東側が「港区南麻布」、西側が「渋谷区広尾」となっています。

このブログ記事では、広尾のあまり知られていない場所を2つご紹介します

一つは廣尾神社(ひろおじんじゃ)です

広尾駅の南麻布寄りの裏手にある小さな神社ですが、この神社の龍の絵の天井画をご紹介します。
廣尾神社説明板  廣尾神社 天井画


写真(左)の説明板に書いてあるように、この天井画を描いたのは、「鮭」で有名な高橋由一です。「鮭」は写実的に塩ジャケを描いた縦長の油絵で皆さんも美術の教科書などで見たことがあるのではないでしょうか。

Wikipediaの高橋由一の説明(ココをクリックしてください)にこの「鮭」の絵が載っていますので御覧ください。

もう一つは「笄川(こうがいがわ)」です

笄川は青山墓地の両側の谷筋を源流とする川でしたが、都市化により昭和12年(1937年)頃には大部分が暗渠化されました。明治時代中頃までは周囲の低地は水田でした。

道路(外苑西通り)の下では、今でも豊富な水が流れていて、その証拠に天現寺の交差点陸橋付近で、古川(渋谷川ともいいます)と笄川の合流点を見ることができます。
笄川・古川合流点



下の写真は広尾駅前の道路(外苑西通り)ですが、この道路の下に笄川の水が今でも流れています。
外苑西通り




広尾駅前には、おしゃれなカフェや店が多くあり多くの人たちが散策を楽しんだり、カフェの椅子に座ってくつろいでいますが、この道路が実は昔は川であって、その周りは水田だったことをどれだけの人が知っているのでしょうか。


(狸橋)

天現寺を通り過ぎると慶応幼稚舎があり、更に進むと古川にかかる小さな狸橋(たぬきばし)があります。
橋のたもとに石の碑があり「狸橋の由来」が書いています。
広尾 狸橋の由来


字が薄れていて大変読みづらいのですが、以下のような説明が書いてあります。

「むかし、橋の南西にそば屋があって子どもを背負い手拭をかぶったおかみさんにそばを売ると、そのお金が、翌朝は木の葉になったといいます。麻布七ふしぎの一つで、狸そばと呼んだのが、地名から橋の名になりました。ほかに、江戸城中で討たれた狸の塚があったからともいっています。」
(狸橋説明板より。太文字は筆者)



この説明板に書いてある蕎麦屋は明治になるまで存在して、近くに住んでいた福沢諭吉がよく来ていたそうです。それで、福沢諭吉が創設した慶応幼稚舎が近くにあるのですね。

また、このあたりは江戸時代にはホタルの飛び交うところで、江戸城に観賞用としてホタルを献上していたそうです。

そのような光景を頭に浮かべると、タヌキが化けて木の葉でそばを買うような話も本当にあった話かもしれないと思えてきます。


(北里研究所病院)

北里研究所病院の中を通って蜀江坂に向かいますが、時間があれば北里柴三郎記念館に立ち寄ってみたいところです。無料でなかなか見ごたえのある記念館です(平日のみ)。

また、この記念館の敷地は福沢諭吉が住んでいた邸宅があったところだそうで、福沢諭吉はここから狸橋にある蕎麦屋に通っていたのでしょうね。


(蜀江坂→三光坂)

蜀江坂(しょっこうざか)を登り聖心女子学院の敷地を回るようにして歩きます。

このあたり一帯は昔からあるお屋敷が建ち並ぶお屋敷地区です。

ここら辺は東大医科学研究所の裏手でもありますが、東大医科学研究所→聖心女学院→北里研究所にかけては谷筋で昔は古川の支流が流れていました。下の写真は三光坂から聖心女学院正門を撮ったものですが、聖心女学院のキャンパスが窪地になっており谷筋にあたることがよく分かります。
三光坂から聖心女学院正門を見る


(白金氷川神社)

三光坂を下って右に曲がると白金氷川神社があります。
白金氷川神社


港区には赤坂の赤坂氷川神社、元麻布の麻布神社、白金の白金氷川神社の3つの氷川神社がりますが、この白金氷川神社が最も古い神社とされています。

氷川神社は関東ではよく見かけますが、関東地方に偏在する神社で関西にはないようです。私の関西の友人は「関西では氷川神社は見たことがない」と言っていました。


(立行寺)

立行寺(りゅうぎょうじ)は白金高輪駅から徒歩2分のところにある法華宗の寺院です。
朱色でもないピンク色でもない、何とも言えない綺麗な色をした山門があります。山門としては珍しい色です。
立行寺



ここは、「天下の御意見番」と言われた大久保彦左衛門のお墓があります。
屋根付きの立派なお墓で、このようなお墓はあまりみたことがありません。
大久保彦左衛門墓



また、その横には一心太助のお墓もありました。一心太助は小説・講談などに出てくる架空の人物とされていますが、大久保彦左衛門とゆかりの人物として建てられたものと考えられます。
一心太助墓



これで、「港区白金・広尾・プラチナ通りを歩く」は終わりますが、港区は地形的にも歴史的にも面白いところですので、またブログ記事にしたいと思っています。

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(関連記事)港区白金・広尾・プラチナ通りを歩く(1)

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カツQ

Author:カツQ
リタイアして3年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

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