記事一覧

地形と歴史で推理してみる(2):日本橋~茅場町地下通路

前回の「地形と歴史で推理してみる(1):日本橋~茅場町」は謎解きでしたが、今回は実際の経路を辿ってみたいと思います。

実はこの江戸前島と海岸線について(海岸線に向かって緩やかな傾斜があるはずなので)、土地の記憶が残っているのではないかと以前から関心があり、COREDO日本橋の交差点辺りから永代通りを茅場町に向かって何回か眺めたことがあるのですが、途中に人工的に盛土したところがあるため視覚ではよく分かりませんでした。

しかし、今回の地下通路を辿ることで、緩やかな傾斜があることが分かり納得がいった次第です。

出発前に、前回掲載した概念図をもう一度見て、経路のおおよその流れを頭に入れておきましょう(途中、いくつかの小さな上り下りの階段がありますが、それらは省略しています)。
日本橋~茅場町概念図



まず、東京駅に近い呉服橋交差点近くにあるA7番出口から出発します(東京駅に最も近いのはA3出口なのですが現在閉鎖中です。今年の9月30日まで工事中との説明板がありました)。ここから大手町駅・東京駅までは少しの距離ですので、そこまで地下でつながるともっと便利になるのですがね。
A7出口



A7出口からCOREDO日本橋方面に行きます。

COREDO日本橋の改札口です(左に行けばCOREDO日本橋です)。なお、この改札口手前には日本橋タカシマヤ、丸善方面につながる通路があります。
COREDO日本橋改札



更に進むと東西線ホーム行きのエレベーターがあります。ここがキモの部分です。このエレベーターを使わないと茅場町まで行けません。

茅場町駅まで行く通路を探している時は、このエレベーターを通り過ぎてしまい、その先に進めなくなりました。
東西線ホーム行きエレベーター



ここは地下1階ですので地下3階に降ります。
地下3階の東西線ホーム階に降りたら右手に曲がって真っ直ぐ進みます。

突き当りにエレベーターと階段があります。エレベーター又は階段を使って地下2階まで登ります。
地下3階から地下2階へ



この地下2階は都営浅草線改札口のある階です。改札口と反対方向に進むと「茅場町駅方面地下通路」という表示があるのでこちらに進みます。この通路になると人通りが少なくなって、ちょっと不安になりますが大丈夫です。さらに進みます。
茅場町駅方面地下通路



途中に、下る階段があり天井が低くなります。この天井は非常に低く、背の高い人は頭がぶつかりそうなほどです。
非常に低い天井



この凹みのある通路が何なのか不思議だったのですが、通路の上に江戸時代にあった楓川(かえでがわ)の川床があるためと考えられます。

この楓川は暗渠化され、上には高速道路が走っていますが、江戸時代に川があった証拠として、今でも千代田橋という橋の欄干や親柱が痕跡として残っています。
千代田橋



更に進むと、上り階段があり、この階段を登ると東西線茅場町駅の改札があります。

東西線茅場町駅の改札を右に見ながら通路を更に進み、日比谷線茅場町駅の改札横にある7番出口で終わります(道路反対側の6番出口にも行けます)。
茅場町駅7番出口



以上大変ローカルな話になりましたが、日本橋・茅場町近辺で勤務されている方々や住民の方々には、雨・雪の日、夏の炎天下、冬の寒い日には快適に日本橋~茅場町を徒歩で移動できるのではないでしょうか。

にほんブログ村 旅行ブログ 歩く旅へ       

(関連記事)「南町奉行所跡と東京ミッドタウン日比谷」

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして3年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

プライバシーポリシー

最新コメント

月別アーカイブ

カウンター

投資の注意点

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: