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「欲望と恐怖」とどう付き合うか(株式・FX相場)

損切りしない株式投資(6)でオリバー・ベレスとグレッグ・カプラの株価チャートに関する以下の言葉をご紹介しました。

「株価の動きは、欲望と不安と恐怖のいずれかの感情に基づいている。・・・(中略)・・・マーケット参加者の大半が欲に支配されている間、株価は上昇する。これが強気相場である。逆に、大半の人々が恐怖に支配されている時には株価は下落し、弱気相場となる。・・・(中略)・・・チャートは嘘をつかない。・・・(中略)・・・熟練したトレーダーは、チャート分析を行わなければ話にならない」

(オリバー・ベレスとグレッグ・カプラ著「デイトレード」(日経BPS))


この人間が持つ根源的な感情である「欲望と恐怖」に基づき日々動いている相場の中にあって、

その波に乗ってお金を稼げる投資の天才や秀才は別にして、

多くの人たちは、相場の中に渦巻く「欲望・恐怖」をどう扱っていいか戸惑っているのが現実ではないでしょうか。

投資家個人にとって、この「欲望と恐怖」とどう向き合うか(メンタルの維持と言い換えてもいいかと思いますが)は投資収益に直結する問題だと思います。

下の写真は、上で引用したオリバー・ベレスとグレッグ・カプラ著の「デイトレード」です。
踏ん張り投資 欲望と恐怖 「デイトレード」オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ著


☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

「欲望と恐怖」に関し、面白い逸話があります。

産経新聞の2015年6月30日付けの記事ですが、

2億2千万円の脱税をしたとして、所得税違反罪に問われた投資家の弁明の言葉です。

「予想して当たるというのが楽しいだけ。理解しがたいかもしれないが、旅行好きな人の中にも『旅行の計画を立てることが好き』という人がいる。(株は)その感覚に近い」「欲が減ってからもうけることができるようになった。欲に駆られてしまうと無理な取引をしてしまう」

(2015年6月30日付け産経新聞より。太線は筆者)


裁判官は、この投資家に対し「感覚がズレている」と一喝したそうです。

確かに「感覚がズレている」かもしれませんが、「欲望と恐怖」から無縁で取引するという意味では、真理をついているのではないかと思います。

ここまで達観して株取引ができたら素晴らしいですね。もちろん、税金をキチンと支払った上でのことですが。

美空ひばりの歌う「柔」の歌詞「勝つと思うな、思えば負けよ」や宮本武蔵の「構えあって構えなし」の言葉も、本当に勝つにためは、この「欲望と恐怖」を超越しなければならないことを伝えようとしているのだと思います。

しかし、私を含め多くの普通の投資家はそのようなことはなかなかできませんので、この「欲望と恐怖」にできる限り振り回されない術を身につけることが大事だと思います。

それは、人それぞれであって、これだというものはないし、それぞれの人が自分の個性にあった術を身につけるしかないのですが、

私にとっては、【保存版】損切りしない株式投資の損切りしない条件(1)の「投資は余裕資金で行い、日常生活に支をきたすような資金は使わない」、同じく条件(2)の「現物取引のみに限定し、信用取引は行わない」という前提での投資があって、

その上で、健康を維持し自分なりの生きがいを持つこと、株式投資に遊び心を持つこと(私の場合は、株主優待をもらうこと、企業や政治・経済動向に関心をもつことです)だと思っています。

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プロフィール

カツQ

Author:カツQ
リタイアして3年です。会社勤めの時にはなかなか作れなかった自由な時間を得て、主に株式投資と東京散歩で過ごしています(加えて、家事手伝いも)。
投資家としては、ファンダメンタル分析がろくにできず、メンタルも弱いダメ投資家ですが、踏ん張って自分なりの投資(損切りしない株式投資)のやり方を探しています。
東京散歩は健康維持も兼ねながら、地形や歴史・古道・暗渠を通して見た街角散歩をしています。東京の奥深さを少しでも伝えたいと思っています。

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